LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』のネタバレ感想です。52話~53話までのストーリーをまとめて紹介します。
50~51話では、エルギ公爵がものすごく不穏な動きをしていましたね。ラスタに甘い話をもちかけ、さらにナビエにも「罪悪感を減らしたい」と謎の呟きを残していきます。
今後の展開はどうなるのでしょうか?感想を交えながら、ストーリーを紹介していきます。
『再婚承認を要求します』52話ネタバレ
その頃のロテシュ子爵
ロテシュ子爵は、自宅でお茶を飲みながら満足げな顔をしていました。
首都で裕福に過ごせて、元気な子供がいて、さらに金づるの奴隷までいるのですから。
あとは妻の回復と、子供たちの縁談が成功すれば万々歳ですが…
当のアレンは、向かいの席で赤ん坊にミルクを飲ませていました(しかも無表情で)
その様子を見たロテシュ子爵は、そんなことをしている場合かと怒鳴ります。
するとそこに、ルベティがはしゃぎながら駆け寄ってきます。
どうしたのかと尋ねれば、彼女は皇后と謁見する機会ができたと喜んでいました。
連絡を受けたラスタは、ルベティに警戒する
ナビエとルベティが対面する。その事実を知ったロテシュ子爵は、ラスタにも連絡します。
するとラスタは大慌て。2人を引き合わせるのは、あまりに危険だと察しました。
ラスタは険しい顔で、ルベティに余計なことを言わないよう注意してとロテシュ子爵に指示し、さっさと部屋を出て行くよう告げますが…
彼はなおも部屋に居座り、ルベティのために最高級のドレス一式を用意しろと言いました。
もちろんラスタは嫌そうな顔をしますが、彼のほうが一枚上手。
もし妙な真似をすれば、私の代わりに秘密を暴露する者があちこちにいるぞ。
そう言ってラスタを脅しました。
ナビエとルベティがご対面
皇宮に招待されたルベティは、ナビエとお茶会をします。
ルベティは緊張しており、顔を赤らめたり口元をにやけさせたりと落ち着かない様子。
そして談笑しながら、父親に言われたことを思い出していました。
皇后に何を尋ねられても、ラスタに関しては黙秘しろ。皇后はお前を利用して、ラスタを牽制するつもりだ。
そう忠告されていたのですが…
ルベティはその言葉を信じていません。皇后は良い人だから大丈夫だろうと安心していたのです。
お茶会の後
お茶会が終わり、ルベティが帰った後。
侍女のイライザ夫人は、ラスタについて彼女は何にも言いませんでしたねと言いますが…
ナビエは不敵な笑みを浮かべながら「あの子は十分に情報を教えてくれた」と呟きました。
『再婚承認を要求します』53話ネタバレ
お茶会の帰り道。
ルベティが上機嫌で歩いていると、道中でラスタに遭遇します。
待ち伏せしていたラスタは、皇后に余計なことを言ってないでしょうねと詰め寄りました。
するとルベティは、あなたの話なんてする価値がないと嫌味を言って、ラスタを侮辱します。
その言葉に怒ったラスタは、怒りに任せてルベティの頬を引っぱたきました。
叩かれたルベティは、反撃しようと手を振り上げますが…
彼女はぐっと堪え、ラスタを罵ってその場を立ち去りました。
ナビエの推理~ラスタの過去について~
その日の夜。
ナビエは自室にて、イライザ夫人と”ラスタとロテシュ子爵の関係”について話をしました。
ルベティはラスタに関して何も言わなかったものの、彼女の態度からラスタの過去をよく知っているのだろうとナビエは推察します。
また同時に、ラスタはロテシュ子爵の元奴隷であり弱みを握られていると察しました。
魔術師の減少化
その日、ナビエとソビエシュは2人きりで食事を取りました。
食事中、ソビエシュは魔術師の減少について話します。最近、魔術師が生まれる確率が減少しているだけでなく、突然能力を失うという報告もあるのです。
この国において、魔術師はとても重要な存在。その数が減少しているとなれば、国にとっては一大事です。
ソビエシュからの贈り物
魔術師の減少現象化について、頭を悩ませるナビエ。
するとソビエシュは急に、一度だけ笑顔を見せてほしいと言いました。ナビエは疑問に思いながらも、言われたとおり微笑を浮かべますが…
ソビエシュは、皇后らしい微笑ではなく”心からの笑顔”が見たいのだと言いました。そして彼女の笑顔を喜ばせるために、指輪をプレゼントしますが…
ナビエは礼を言うだけで、表情は変わりません。
他に言う事はないのかと指摘されても、ナビエは”指輪の価値”について説明するだけ。感想さえ言いません。
それを聞いたソビエシュは眉をしかめ、ため息をつきました。
ラスタは自室で落ちこんでいた
ラスタが部屋で落ち込んでいると、侍女の1人が駆け込んできます。ナビエがまたお茶会を開くので、連絡しに来たのです。
どうせ私は招かれないと不貞腐れるラスタに、体面があるから招待状を送ってくれるだろうと侍女は言いますが…
結局、ラスタに招待状は届きませんでした。その事実に打ちひしがれ、彼女は悲しみます。
感想
52話感想
今回はロテシュ子爵の回でしたね。彼の子供であるアレンやルベティが登場しましたが…
個人的には、無表情のまま子供にミルクを飲ませるアレンが印象的でした。
彼は曲がりなりにも貴族なのだから、子供の世話は使用人にさせるべきです。なのに、自ら子供を抱っこし、ミルクを飲ませているワケですよ。
ラスタのことが忘れられないのか、それとも罪悪感があるのか。何にせよ、彼もまた不幸なキャラクターだなと思いました。
というかラスタの子供、本当に生きていたんですね。ブラフの可能性もあると思っていたのですが、正真正銘ラスタが生んだ子供のようです。
髪の色も、無邪気な顔立ちも、ラスタにそっくりな子供。
いつぞやのエルギ公爵が言っていた通り、ラスタの生き写しです。ラスタを知る人が赤ん坊を見れば、一発でバレるでしょう。今はともかく、成長したらますますラスタそっくりな子供になるはずですから。
53話感想
ナビエが賢いというのは理解していましたが、今回は驚異的な推理力を発揮してくれましたね。
そしてついに”ラスタには重大な秘密がある”という点に気づきます。
前々からラスタとロテシュ子爵の関係に気づいていたナビエですが、ルベティと会話をしたこと真相に近づきました。
そして一方。
ラスタはとうとうキレましたね。ルベティに強烈なビンタをお見舞いします。
昔のラスタなら、嫌味を言われても怯えるだけだったのでしょうが…
47話で闇落ちした(というか腹をくくった)こともあり、とうとう反撃しました。
ラスタは今まで、ロテシュ子爵に脅されたり嫌味を他の貴族から仲間外れにされたりで、相当ストレスが溜まっていたのでしょう。
そこにルベティが嫌味を言ったものですから、まあ怒りますよね。
ルベティが嫌味を言いつつも反論しなかったのは、内心では「ラスタの方が立場が上」とわかっていたからでしょう。
今のラスタは、第一王子を妊娠している身。そんな彼女に怪我をさせたら、ルベティの首が飛ぶかもしれませんから。