LINEマンガで連載されている『再婚承認を要求します』のネタバレ感想です。22話~23話までのストーリーをまとめて紹介します。
ナビエの誕生日が近づき、彼女の元にはたくさんのプレゼントが届きました。
ハインリからも赤い箱が贈られてきましたが、いったい何が入っていたのでしょうか?
『再婚承認を要求します』22話ネタバレ
ハインリからの誕生日プレゼント
ハインリヒから贈られた箱を開けると、中にはケーキと手紙が入っていました。
苺をふんだんに盛った可愛らしいケーキ。
手紙には「私は料理も得意なんです」と書かれていたので、ハインリのお手製ケーキなのでしょう。
お前の飼い主は良い人ね。そう言ってナビエが微笑むと、クイーンは照れた様子を見せます。
そして早速ケーキを切り分けたところ、ケーキの中から”水色の宝石”が出てきました。
甘いケーキと綺麗な宝石。
女性にとっては、嬉しいサプライズですが…
ナビエの琴線には触れなかったのか「ちょっと(気持ちが)重いわね」と困った顔をします。
この言葉を聞いたクイーンは、ショックのあまり号泣。
泣きながら窓から飛び去ってしまいました。
ナビエ、お礼を言いに行く
ナビエはハインリに礼を言うため、彼の滞在先である南宮に向かいます。
すると、ハインリの部屋の前には側近の男性がいました。側近はなぜか焦った様子ですが、快くナビエを迎えてくれました。
ナビエが部屋に入ると、ハインリは彼女の手に口づけて歓迎してくれます。
しかし変身を解いたばかりなので、衣服ははだけて目も真っ赤。ナビエは思わず目を反らしますが…
その時ふと、ハインリとクイーンの瞳が似ていることに気づきます。
ケーキのお礼を言った後、ナビエはクイーンのことを尋ねます。
泣いたまま出て行ったので気になると告げると、ハインリは少し焦って「クイーンは今狩りに出ている」と答えました。
また、すぐ元気になったので心配ないとも伝えます。
ナビエが部屋を出ようとするとき、ハインリは「贈ったプレゼントを重荷に感じたのでは?」と尋ねます。
この言葉に一瞬、ナビエはびくっとしました。
しかし彼に怒った様子はなく、あまり深く受け止めないでくださいとフォローしてくれます。
出会ったばかりだから重荷に感じるかもしれませんが、西王国は宝石の産出国です。そして鉱山の大半は皇室所有のものですので。
そう言って、少し寂しそうな表情をしながら笑うハインリ。
するとナビエは、あなたが遊び人だと誤解される理由が分かった気がすると笑いました。
こんなに優しくて気配りができる人だから、誤解されるのでしょう。
そう告げるナビエに、ハインリはため息をつきながら答えます。
自分が遊び人だと言われるのは、真の遊び人である友人・エルギ公爵のせいなのだ、と。
エルギ公爵の話題になったとき、ハインリはふと黙り込んでしまいます。
そしてナビエに、エルギ公爵の前ではできるだけ目立たないようにと忠告しました。
ハインリ曰く。
エルギ公爵と関わった女性はことごとく不幸になるそうです。
だからナビエは決して関わってはいけない。その美しい姿を、絶対にエルギ公爵に見せてはいけない。
そう告げるハインリの顔は真剣そのもの。
しかしナビエは、ハインリの力説を聞いてクスっと笑ってしまいました。
誕生日の前日・別宮へと出発
ナビエの誕生日の前日。
かねてから約束していた通り、ナビエとソビエシュは2人きりで別宮に行くことに。
しかしソビエシュは急用のため、ナビエだけ先に別宮へと向かいます。
馬車の中で、付き添いの女性がぽつりと言いました。
今回の旅行で、陛下との仲を修復できればいいですねと。
皇后という立場上、ナビエから離婚を要求することはできません。だから関係を修復する方が建設的だと、彼女はそう言いたいのでしょう。
しかしナビエは、最初から離婚する気などありません。
幼い頃から、ナビエは皇后になるための教育を受けてきました。つまり、皇后の座につくことがナビエの人生の目的なのです。
だから、ソビエシュが愛人を作っても我慢できます。
けれど、もしナビエが耐えられなくなったら…
それはつまり、ナビエが一生をかけた努力と結果を、ソビエシュの愛によって奪われるということになります。
『再婚承認を要求します』23話ネタバレ
ラスタが「一緒に行く」とねだるが…
ソビエシュが部屋で着替えていると、そこにラスタが訪れます。
マントを羽織り、王族らしい衣装で着飾ったソビエシュ。
その姿を見たラスタは「素敵」「格好いい」と賛美しながら、彼の周囲をうろちょろしました。
ソビエシュはあまり褒めるなと言いますが、その顔には笑みが浮かんでいます。
おめかしをしてどこに行くのですか?
ラスタがそう尋ねると、ソビエシュは彼女の額にキスをしながら「別宮に向かうのだ」と答えます。
ラスタは見送りをするため馬車まで付いていきますが、その時、馬車の座席に置いてあるキレイな箱を見つけます。
その箱は何かと尋ねれば、ソビエシュはすんなり皇后への贈り物だと教えてくれました。
ここでラスタはようやく、ソビエシュが何のために別宮に行くのか気づきます。
そして同時に、ナビエの誕生日を知らされなかった事実に落ち込みました。
ソビエシュはラスタに別れを告げ、馬車に乗ろうとします。
するとラスタは彼のマントをつかみ、一緒に連れて行ってほしいとせがみました。
ナビエへの誕生日プレゼントを用意できなかったので、せめてお祝いの言葉を伝えたい。私だって家族なのだから。
ラスタはキラキラした顔で懇願しました。
しかしラスタを連れて行けば、ナビエが不機嫌になるのは必至。
なので、ソビエシュは申し訳なさそうに断ります。
するとラスタは、頬を膨らませて拗ねてしまいますが…
ソビエシュが「今度2人きりで遊びに行こう」と宥めると、すぐに機嫌を良くしました。
ラスタに忍び寄る影
ラスタは笑顔でソビエシュを見送ったものの、馬車が去ると不安そうな表情をしました。
というのも、別宮でソビエシュとナビエの仲が進展してしまうのでは…と心配していたのです。
ラスタは焦りを感じるも、心の中で「2人は典型的な政略結婚だから心配ない」と自分に言い聞かせます。
そして1人、自室に戻ろうとすると…
部屋の前では、ロテシュ子爵が待ち受けていました。
2人きりで過ごす誕生日
誕生日の当日。
ナビエが別宮で読書をしていると、ようやくソビエシュが到着しました。
しかし彼は、どこか疲れた様子。
部屋に入るなり、すぐソファに座り込んでしまいます。
ナビエが彼の額に触れると、わずかな熱を感じました。
一眠りしてはどうかと提案するのですが、ソビエシュは立ち上がり、ナビエに誕生日プレゼントを渡しました。
ナビエが箱を開けると、中に入っていたのはネックレス。
ソビエシュは「つけてやろう」と言って、彼女の後ろからネックレスを付けてやるのですが…
その時、ナビエの白い首筋にキスをしました。
22~23話ネタバレ感想
22話感想
本気で選んだプレゼントにダメ出しされるのって、かなり辛いですよね。ハインリが泣くのも無理はありません。
そしてこの回で、ナビエは初めてハインリの自室を訪れます。その時、ハインリとクイーンの瞳の色が同じだと気づくワケですが…
さすがに、正体までは見破れません。
個人的には、早く正体に気づいて「ハインリ、あなただったのね…!」みたいな展開になってラブストーリーに発展してくれると嬉しいです(笑)
23話感想
ラスタが着いてきたらどうしようと思っていましたが、さすがにソビエシュが断ってくれましたね。
というかラスタ、側室なんだから立場をわきまえなよ…
「新婚旅行に着いてくる姑みたいだな」と思いました。いや、ラスタは姑じゃなくて側室なんですけどね。