LINEマンガで連載されている『再婚承認を要求します』のネタバレ感想です。20話~21話までのストーリーをまとめて紹介します。
前回のラストでは、散歩中のハインリとラスタが遭遇しましたね。無視するハインリに対し、ラスタは好意的なようですが…
この先、どうなるのでしょうか?ネタバレを見てみましょう。
『再婚承認を要求します』20話ネタバレ
ラスタとハインリの会話
涙ぐみながら「王子は素敵な方ですね」と告げるラスタ。その言葉を聞き、ハインリは怪訝な顔をします。
ラスタ曰く。
逃亡奴隷だと噂されてから、ラスタに対する周囲の態度はガラッと変化したそうです。
昨日まで優しかった人たちが、急にラスタをあざ笑うようになりました。
そんな中、ハインリはずっと態度が変わりません。友好的ではないものの、彼の態度はいつもと同じでした。
その事に、ラスタはとても感動したと言いますが…
ハインリは興味のない様子で、さっさと立ち去ってしまいます。
文通の件で嘘をつかれた経験もあり、彼はラスタに優しくする気など無いのです。
エルギ公爵の噂
ナビエと侍女(イライザ&ローラ)がティータイムを過ごしていると、侍女のローラが”エルギ・ク―ディア公爵”の噂をはじめます。
エルギ公爵は、ブルーボヘアンの王族でありハインリの友人。美しい容姿をした若い男性です。
現在、彼はハインリに会うため宮殿に来ていますが…
エルギ公爵はなぜか、ラスタと親密になったとの事。
噂によると、とある貴族がラスタを皮肉ったところ、エルギ公爵が貴族の顔面をパンチしたのだとか。
エルギ公爵とラスタ
一方その頃。
エルギ公爵とラスタは、2人でティータイムを過ごしていました。
もちろん2人は初対面ですが、顔面パンチの件がきっかけで親しくなった様子。
ラスタはその件について礼を言いますが、エルギ公爵は「当然のことをしたまでです」と謙虚に答えました。
そして彼は、ラスタが宮殿で悪口を言われていること(奴隷だとあざ笑う貴族がいる)を知って憤慨します。
拳を握りしめ、もし奴隷出身だったらなんだと言うんだ!と歯を食いしばりました。
エルギ公爵は、この問題は早く解決すべきだと言います。
解決策がないと嘆くラスタに、彼は「誰か身代わりを用意すればいい」と提案しました。
噛み付かれ、引き裂かれる対象を他の人に移せばいい。
そう提案する彼の顔は、とても酷薄でした。
謎の手紙
翌日の朝。ナビエが目覚めるとハインリからの手紙が届いていました。
手紙には一言だけ
「私を信じてください」
と書かれています。
しかし、ナビエは何のことだかわかりません。疑問だけが残るのでした。
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国交問題会議がスタート
ルイフトと国交を結ぶため、会議が行われました。
2つの大陸間を行き来するには最低半年かかるため、会議は難航。結局、決定したのは責任者がナビエという事だけでした。
しかも、ナビエを推薦したのはカフメン大公。
彼は以前のパーティーで、ナビエのことを「実に愚かだ」と称していました。なのに、なぜかナビエを推薦したのです。
意味がわかりません。
ナビエは会議の後で、カフメン大公に尋ねます。なぜ私を責任者に推薦したのですかと。
カフメン大公曰く。
彼の国の話(皇帝の愛人が見つかったら、皇后に殺される話)を聞いて、ルイフトの風習を理解してくれたのはナビエだけだったそうです。
不機嫌になるソビエシュ
ナビエとカフメン大公が話し終えた時。
なぜかソビエシュが、不機嫌そうな顔でナビエを睨んでいました。
どうしたのかと尋ねるナビエに、彼は「外国人が好みなのか?」と嫉妬をあらわにします。
『再婚承認を要求します』21話ネタバレ
ソビエシュの嫉妬
ナビエとカフメン大公は、ただ会話をしていただけ。やましい事などありません。
しかしソビエシュは、2人が会話する様子を見て「ナビエはカフメン大公に好意がある」と勘違いしたのです。
ナビエはもちろん否定しますが、ソビエシュは険しい顔で詰め寄ります。
そんな夫を見たナビエは、ため息をつきその場を立ち去りました。
ナビエに近づく影の正体
ルイフトに関する会議が終わると、次は予算会議が行われました。
結果、全ての会議が終わったのは夜遅く。
会議室から自室までは距離があるため、ナビエは護衛の騎士を連れて夜空の下を歩いていました。
するとそこに。
木の陰に隠れながら、こちらに近づいてくる女性がいます。
彼女は以前、ナビエの侍女をしていた女性。人目を忍んでここまで来たらしく、やつれた顔からは心労が伺えます。
元侍女が伝えにきたのは、他でもないラスタについて。
ロテシュ子爵がラスタの弱点を握っていると、どうしてもナビエに知らせたかったのです。
しかし話の途中、元侍女はサッと身を隠してしまいます。
気が付くと、すぐ近くにラスタが立っていたのです。
ラスタの用事
ラスタは”トゥアニア公爵夫人”について聞きたいことがあり、ナビエを探していたと言います。
トゥアニア公爵夫人の周りにはいつもたくさんの男性がいて、本人もそれを楽しんでいる様子。しかし既婚者なのだから、そのような行動を慎むべきではないか…
言葉こそ控えめですが、ラスタはトゥアニア公爵夫人を責めました。
しかしナビエは、その言葉を否定します。
トゥアニア公爵夫人は男女問わず人気があるから、たまたまそう見えただけでしょう。彼女に問題はありません。
ナビエはそう言って、ラスタに口を慎むよう注意しました。
その後、ラスタは引き下がったものの納得していない表情でした。
自室に戻ったナビエは、なぜラスタが急にトゥアニア公爵夫人の話を持ち出したのか、疑問に思います。
願いを叶えてくれる木
ナビエの仕事中、傍にいたソビエシュが子供時代の話を語りました。
ナビエとソビエシュが子供だった頃。
東大帝国には「願い事をしながら植えるとその願いが叶うと言われる木」があり、2人は一緒にその木を埋めたのです。
何をお願いしたのかと尋ねるソビエシュに、当時のナビエは「背を伸ばしたい」と答えました。
懐かしい記憶を思い出し、ソビエシュは「皇后の背が高いのも、あの木のおかげかもな」と言って笑いましたが…
ナビエが本当に願ったのは、身長のことではありません。
ソビエシュと一生仲良くいられるようにと願っていたのです。
その願いは叶わなかったけれど。
ナビエへの誕生日プレゼント
ナビエの誕生日が近づくと、彼女宛にたくさんのプレゼントが届き始めます。
珍しい書籍・宝石・生地。
中には”恋の妙薬”などいかがわしい物も含まれていました。
ナビエがプレゼントを眺めていると、そこにクイーンが到着します。
クイーンは今回、手紙ではなくリボンのかかった赤い箱を運んできました。
ナビエは赤い箱を受け取ると、さっそくリボンを解いて中身を確認します。すると、中にあったのは…
20~21話を読んだ感想
会議のシーンでは、ナビエの優秀さが伺えます。カルメン大公は、ナビエの理解力や語学力の高さに気づいたから、責任者に推薦したのでしょうね。
彼女は完璧な皇后と言われるだけあり、顔だけでなく頭もいいです。
な・の・に!!
皇帝から「外国人が好みなのか」とイチャモンを付けられて罵られて…
まさに不遇の皇后。これは酷すぎると思いました。
そもそもソビエシュって、自分はラスタを侍らせて堂々と浮気してるんですよ。
なのに、ナビエが他の男と会話しただけで「そなたは私の妻だぞ!」と言って難癖付けるって、あり得ません。
どんな神経してるんだ。