『悪女は砂時計をひっくり返す』68~69話のネタバレ感想|アリアの裁判


ピッコマで連載中の『悪女は砂時計をひっくり返す』の68話~69話のネタバレ感想です。

前回、アリアは旅行を終えてロースチェント邸へと帰還します。すると待ち構えていたミエールに追及されて、法廷で決着をつける事になりました。

アリアは無罪を証明できるのでしょうか?ストーリーを解説しつつ、管理人の感想を紹介します。

⇒『悪女は砂時計をひっくり返す』ネタバレ一覧はこちら

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68話のネタバレ|アリアは被告人として裁判を受ける

アリアの裁判がスタート

悪女は砂時計をひっくり返す
以下の文章は、管理人が原作サイトを見ながらまとめたネタバレです。もし翻訳ミスがあれば、日本版の最新話公開日に修正します。

”ロースチェント伯爵殺人未遂事件”の被告人として、アリアは法廷に立つことに。

そして法廷の傍聴席がたくさんの人で埋まる中、裁判長・フレイの宣言により裁判が開始されました。

ミエールは嘘の証言をする

ミエールは余裕たっぷりの表情で「姉の犯行を目撃しました」と答えます。

さらに証人として隣に立っていた令嬢2人も、ミエールの言葉をしどろもどろに肯定。

しかし一方、アリアは粛々とした態度で罪を否定するので話がかみ合いません。

ミエール側の主張
  • アリアが伯爵を階段から突き落として逃走する場面を目撃した。なお目撃者はミエールと令嬢2人(嘘)
  • 令嬢は事件当日、パーティー会場でアリアを見ている(本当)
アリア側の主張
  • 事件当時、アリアはそもそも屋敷にいなかった。そのため犯行は不可能
  • 確かに令嬢とパーティー会場で会ったが、その後すぐに出かけた

そしてアリアの無罪を証明するため、アースは”帳付け明細書”をフレイに渡します。

これは旅行中に2人が用意したアリバイであり、明細書の日付は事件当日の夜11時。

もしアリアが事件の犯人だとすれば、時間的に辻褄が合いません。おまけに当時使用した通行許可証もあるので、証拠としては十分でしょう。

アースは証拠を提出して反撃する

その様子を見ていたミエールは、眉を吊り上げてわなわなと震えます。

大方、彼女は「厚かましくも捏造された証拠を持ってくるなんて…!」と考えてアリアを卑下しているのでしょう。

ひよこ
いやいや、ミエールも偽の証人を連れて来てるからね?
白うさ
自分のことは完全に棚上げ。

しかし、ミエールもこの程度では諦めません。証拠だと言って、ちぎれたブレスレットを掲げました。

それは確かに、事件当時にアリアが身に着けていた物です。

とはいえ、アリアは彼女の行動など予想済み。事前に用意しておいたブレスレット(見た目は同じ)を見せつけて、ミエールのものは偽物だと主張しました。

ひよこ
つまり「私のブレスレットはここにあるから、そっちは偽物」ってことだね。
白うさ
ミエールはどんどん不利になっていくね。

するとミエールは、通行証もブレスレットも偽物を用意したんだろうと叫びますが…

それは言い換えれば、アースへの侮辱になります。そもそもミエール本人も、自分の持っている物が本物だとは証明できません。

アースがそう指摘すれば、ミエールは唇を噛みしめて涙を浮かべます。

なぜこんな雰囲気になったのか、証拠があるのになぜ誰も信じてくれないのか。彼女には理解できなかったのです。

ミエールはみるみる不利な状況に

そしてトドメと言わんばかりに、アリアは主張します。

「私がどうしてお父様を傷つけるのでしょう。得るものなど何もないのに…」

その言葉に、傍聴人もその通りだと納得します。

伯爵は皇太子との結婚を歓迎していたのだから、アリアが犯人なはずはない。伯爵が退いてメリットがあるのは、むしろ公爵家と婚約中のミエールだろう。

そんな声がいくつも聞こえてきたので、ミエールは顔面蒼白になりました。

裏話|アリアだけが見た光景

ひよこ
この章では、ちょっとだけ本編を補足するよ。

裁判中、アリアは内心で「ミエールは愚かな人間だ」と思っていました。

彼女はいつも、人に用意された道を歩いて笑っていました。けれど、いざ自分で考えて行動した結果が”コレ”ですから。呆れるのも無理はありません。

しかし追い詰められたミエールを見た時だけ、アリアは「ある意味で本当にすごい」と彼女を褒めます。

というのも、事件当時の状況を思い出したから。

ミエールは父親を階段から落とした時、笑っていたのです。その姿は、誰よりも立派な”悪女”でした。

69話のネタバレ|裁判はアリアが有利な状況になる

見捨てられたミエール

傍聴人たちは皆そろって、ミエールが怪しいと言い出します。

もはやミエールに余裕はなく、傍聴席の最前列にいたカインに”助けて”と視線を送りますが…

カインはふいっと顔を反らしました。自分まで共謀者だと誤解されたくないので、妹を斬り捨てたのです。

そのせいでミエールはますます焦り、自分にとって不利な発言をしてしまいます。

「あの場にもう一人(目撃者が)いました!皇太子が現れて、お姉さまを連れて消えました!まるで魔法のように消えたのです!」

その言葉に、顔をしかめる裁判長。傍聴席からも戸惑った声が聞こえるばかりで、誰もミエールの言葉を信じません。

ひよこ
一瞬で姿を消したとか言われても信じないよね。事実だけど。
白うさ
これは言っちゃダメだよ。追い詰められて冷静な判断が出来なかったのかな。

アリアの反撃~裁判編~

この機会を、アリアが見逃すはずありません。

裁判長に”目撃者の精神鑑定”を依頼し、さらに心配そうな表情を作って「以前から貴族たちの間では、密かに”幻覚剤”が取引されていましたね」と話しました。

つまり”ミエールは幻覚剤を使用したためアリアを犯人だと思い込んでいる”と言いたいのです。

また事件当日のロースチェント邸では、特別な日ではないのに大規模なパーティーが開催されていました。アリアはその事実を利用して「パーティー会場の裏では幻覚剤が取引されていたのでは?」と遠回しに伝えます。

アリアの話はつじつまが合っていたため、傍聴人たちはその言葉を信じました。

さらにミエール側の参考人である令嬢はあやふやな証言ばかりするので、ミエールはどんどん追い詰められーーー

その結果、ミエールに不利なまま裁判は休廷となります。

また裁判長は、被告人の容疑によってはパーティーに参加した令嬢たちの幻覚剤検事も必要になると告げました。

ひよこ
裁判の後半、アリアは心の中で「最高!素敵!」って叫んでたよ。
白うさ
でしょうね。ミエールの失墜は、長年の夢だったもんね。

休廷後

アリアが法廷の外に出ると、母親やサラたちが駆け寄って来ました。みんなアリアを心配し、特にサラは泣きながら励ましてくれました。

そして一方で、ミエールは気絶して病院へと運ばれます。なおこの時にカインが助け起こすものの、他の人たちはどこかに行ってしまい手伝いませんでした。

目覚めぬ父親に会いに行く

ロースチェント邸に戻ると、アリアの周囲にはメイドたちが集まりました。そして甲斐甲斐しく世話を焼こうとしますが…

アリアはそれを断り、まず父親の元へと向かいます。

ひよこ
みんなアリアの味方だね。今まで親切にしたのが効いたみたい。
白うさ
本来なら、ミエールがこの立ち位置だったのにね。

目を閉じたまま、ベッドに横たわる父親。

アリアは何の感慨もなく彼を見下ろしながら「あなたが目を覚ました時、誰を選ぶだろうか」と考えました。

(もしミエールを庇って、私を犯人だと主張したら…私は命を落とすだろう。その時はロースチェント家の父性愛に降伏して、再びこの首と別れるしかないわね)

自らの首に触れながら、アリアは寂しげな笑みを浮かべました。

再び法廷へ

翌日。

良く晴れた空の下、ロースチェント邸にアースが来訪します。今日で裁判の決着がつくので、アリアを迎えに来たのです。

そして2人は腕を組みながら、笑顔で法廷へと向かいました。

⇒『悪女は砂時計をひっくり返す』70話のネタバレはこちら

『悪女は砂時計をひっくり返す』今回の感想

68話の感想|アリアが信用された理由

ネタバレ感想

ミエールは最初こそ余裕たっぷりの表情でしたが、次第に苛立ち、最終的には追い詰められて顔面蒼白になります。

しかもこの時、内心では「私があの女を犯人だと言っているのだから、みんな肯定しなさいよ!」と傲慢なことを考えていました。

詰めの甘さだけでなく、自分本位な性格も発揮されたシーンですね。

どんな育て方をしたらこんな性格になるのか…育ての親であるエマが散々甘やかしたのは、想像に難くないでしょう。

白うさ
過保護はよくない。はっきりわかんだね。

また68話のラストでは、傍聴人たちが一斉にミエールを疑い始めました。

もちろんこれは、アリアの言葉が的を得ていたからこその展開。しかし同時に、アリアが努力しつづけた結果でもあります。

アリアは今まで、信頼を得られるよう行動してきました。今まで感情に流されず、懸命な選択をし続けてきました。

つまり日頃の行いが良いのです。民衆はそれを知っているから、アリアの味方をしたのでしょう。

そもそも投資家として正体を明かした後から、アリアの好感度は爆上がりしました。旅行中に国境を超えたときも、民衆はアリアを見てはしゃいでいましたから。とても好意的な反応です(『悪女は砂時計をひっくり返す』66話参照)

アリアが本編で「信頼は築けば築くほど、人の考えを変えられる」と言っていましたが、本当にそうだと思います。多分アリアが”悪女”のままなら、この展開にはならなかったでしょう。

69話の感想|カインの外道っぷりが酷い件

ミエールは結局、兄にも見捨てられましたね。

助けを求めてもカインは知らんぷりで、おまけに彼は内心で「厄介者め」とミエールを罵っていました。まあカインからすれば、せっかく当主(仮)になったので地位を手放したくないのでしょうが…

ミエールの悪事をわざと見逃したくせに、いざとなったら容赦なく斬り捨てるあたり酷いですよね。

ロースチェント家、そういう所だよ。

ちなみにアリアは「父親の目が覚めたらミエールを庇うだろうか」と心配していましたが、この一族の性格を考えると、その可能性は低いでしょう。

だってロースチェント家は皆、自分の事しか考えていないから。カインがそうだったように、父親もあっさりミエールを斬り捨てそうな気がします。

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5件のコメント

いつもありがとうございます!!
私は韓国版の漫画を先読みしているのですが、上手く翻訳できずに困っていたので、いつも丁寧に解説してくれて本当に感謝です。
あと、小説版のネタバレサイトとかもあって楽しいですよ。

更新、楽しみにしておりました。早くアリアとアースが心おきなくラブラブできるようになってほしいです。ミエールも、ちゃんと母親に育てられれば幸せになれただろうにと思ってしまいます。少しかわいそうですよね

更新ありがとうございます!
とても面白い展開になってきましたね。
早くピッコマでみたいです。
お父さまが目を覚まして、ミエールを断罪する展開になって欲しい!
親を殺そうとして無罪で済むなんてありえないですから。

待ってましたァ!ここからどん出返し気持ちいいですね、ミエールがどんどん落ちていく姿何度も夢に見ました。皇女のことなどまだ不安要素は沢山あるけど気高い心と曲がらない強さでアリアには頑張ってもらいたいですね。毎回翻訳ありがとうございます。これからも頑張ってください!

更新ありがとうございます!
前世?ではミエールの味方だったはずの貴族達も「潮目が変わった」のでミエールから去ったのでしょうね。
なんとも貴族らしいですね。
ミエールはそろそろ退場かな?
自分で仕掛けといてドツボにハマるなんて…下手したらオスカーとの婚約も白紙になってしまうのに、大胆というか賢くないですね。

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