翻訳『再婚承認を要求します』96話のネタバレと感想|クリスタが待ち伏せした理由

再婚承認を要求します

マンガ版『再婚承認を要求します』シーズン2のネタバレと感想です。今回は96話のストーリーについて紹介します。

前回のラストでは、再びクリスタと遭遇しましたね。クリスタはどうやらナビエに用事があるようですが、この先どうなるのでしょうか?

⇒『再婚承認を要求します』ネタバレ一覧はこちら

クリスタは用事があり、ナビエを待ち伏せしていた

クリスタの用事とは?

再婚承認を要求します

クリスタとその侍女は、ナビエを待ち伏せしていたようです。ナビエが何の用事でしょうか?と質問すると、クリスタは穏やかな表情で言いました。

「ナビエさんの部下が、私の侍女を侮辱したと聞きました。これからはそのような事がないようにお願いします」

というのも以前、ナビエがエイフリンと行動した時のこと。彼はクリスタの侍女に失礼な発言をしました(91話参照)

だからクリスタは、侍女の名誉を守るためにナビエと話し合いに来たのです。

が、しかし。

エイフリンの上司はハインリなので、ナビエに頼むのはお門違い。お願いをするならハインリに頼むべきです。

その点をナビエが指摘すると、クリスタは困惑した表情を見せました。

誰を侍女にすべきか?

自室に戻った後、ナビエはクリスタのことを思い出します。

(クリスタは頼み事をしながらも卑屈ではなかったし、その頼みも自分のためではなく侍女のためだった。このような人柄だけは高く評価できる。権力をめぐって競争すべき関係でなければ、仲良くなれたかもしれない)

またクリスタはナビエと同じくらいの年齢であり、行動も性格も穏やかかつ上品。そのため貴婦人たちの大半は、すでにクリスタの味方だと推測されます。

つまり、この国の貴婦人たちの中からナビエの侍女を選ぶのは難しいのです。

ひよこ
ナビエは侍女が欲しいけど、その価値がある貴婦人たちは皆クリスタの味方だよ。
白うさ
となると、貴婦人以外を侍女にするしかないね。

そこでナビエは冒険心を発揮し、マスタスを侍女にしようと考えます。彼女はきっと、クリスタ側ではないでしょうから。

そしてマスタスに手紙を送るようローズに頼むと、同時に質問しました。

「ローズさんは賢くて礼法も完璧なのに、なぜクリスタさんの侍女にならなかったのですか?」

ローズは立派な貴族令嬢なのに、クリスタ側の人間ではありません。そのことが不思議だったのです。

するとローズは照れながらも、事情を打ち明けます。彼女によると弟・ユニムが前国王ではなくハインリに仕えていたため、クリスタの侍女に任命されなかったそうです。

ひよこ
つまり前国王の時代に、弟がハインリ側だったからハブられたんだね。
白うさ
ローズは優秀なのに、もったいないね。

その話を聞いたナビエは、ローズの手をそっと両手で包んで言います。

「幸いです。私はローズさんが本当に気に入ったので」

するとローズは一瞬だけ驚いた顔をするも、嬉しそうに「私もです」と答えました。

マスタスが正式に侍女になる

そして翌日、マスタスがやって来ました。兄によく似た笑顔で笑いながら、背にはいつも通り槍(やり)を背負っています。

さらにこの時、西王国最高のデザイナー・マクリノンも訪問します。ハインリの命令により、ナビエの結婚式用ドレスを仕立てに来たのです。

そしてマクリノンは部屋に入ると、ナビエを見るなり大喜びしました。

というのも彼女は「最大限華やかで輝くデザインのドレスを作れ」と指示を受けており、ナビエの美貌なら十分に着こなせると思ったのです。

そのためマクリナンはやる気満々で、メジャーを握りしめながら不敵に笑って言いました。

「華やかで強烈なドレスを作って差し上げますよ!!!」

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ラスタ視点|結婚式のドレスを選びで、予期せぬ問題が起こる

ラスタに相応しいドレス

一方その頃。

東大帝国では、ラスタも結婚式用のドレスを決めていました。しかしデザイナーに「できるだけ地味なドレスを着るように」と言われて、彼女は泣きべそをかきます。

というのもラスタは庶民からの人気が高いため、派手なドレスを着るとイメージダウンになると指摘を受けたのです。

ひよこ
派手なドレス=金遣いの荒い女性と思われる=平民が嫌がるってことだね。
白うさ
わかる。税金をガンガン使われたら、庶民はたまったもんじゃないよ。

しかしラスタは納得せず、半泣きで駄々をこねます。

「ドレスが地味だと、ラスタが目立たないでしょう!」

さらにラスタは、デザイナーに意地悪をされたと勘違いします。ナビエのことが好きだから、ラスタに地味なものを着せようとするのだろう…と妙なことを考えたのです。

そして派手なドレスを作るよう、デザイナーに命令しました。

エルギ公爵が記者を連れて来る

ドレス選びで揉めていると、そこにエルギ公爵がやって来ます。するとラスタはころっと機嫌を直し、彼を出迎えますが・・・

エルギ公爵は、記者を同行させています。ラスタの噂を聞いた記者が、インタビューをしたいと願い出たそうです。

しかし急な事なので、ラスタは何を喋ればいいのだろう…と不安になります。また同時に、以前エルギ公爵に言われたことを思い出しました。

(確か、記者が平民の味方なのか貴族の味方なのか考えて答えるよう言われたっけ…)

するとラスタの不安を見抜いたのか、エルギ公爵は微笑を浮かべて言いました。

「あまり緊張しないで、お嬢さん。私が手伝ってあげる」

⇒『再婚承認を要求します』97話ネタバレはこちら

『再婚承認を要求します』96話のネタバレと感想

96話のネタバレ感想①ナビエの侍女は皆かわいい件

ネタバレ感想

今回の96話で、ローズが完全にナビエ側についた感じですね。心強い味方が増えました。

ナビエとローズの関係は打算から始まりましたが、今やすっかり仲良しです。2人とも良い子だし賢いから、気が合うのかもしれません。

お互いに「あなたが好き♡」と伝えあうシーンは見ていてホッコリしました。

この調子ならローズは、ローラなど他の侍女とも上手くやっていけるでしょう。マスタスも参戦したので、ナビエ側は賑やかになりそうですね。

96話のネタバレ感想②ラスタのわがままは加速する

一方ラスタ側は、かなり荒れていますね。

デザイナーはラスタのためを思ってドレスを地味にするよう忠告してくれたのに、ラスタはそれを理解できません。それどころか、デザイナーに意地悪をされたと勘違いしました。

人の善意を悪意と捉えてワガママを言うあたり、手のつけようが無いですね。

連載初期のラスタは、ここまで酷い性格では無かったように思えますが…宮廷で過ごすうちに、変わってしまったのでしょう。

今のラスタは、エルギ公爵以外がみんな敵に見えているのかも。

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