『ジャンル変えさせていただきます』の結末ネタバレ①原作の最終回でユディットは〇〇する

ジャンル変えさせていただきます

ピッコマの人気漫画『ジャンル変えさせていただきます』。小説の主人公・ルカの叔母に憑依するという設定ですが、どんな結末になるのでしょうか?

そこで本記事では『ジャンル変えさせていただきます』の原作最終回のストーリーについて紹介します。

ユディットは無事に生存できるのか。そして甥のルカはどうなるのか。ネタバレを知りたい人はご覧ください。

当記事で紹介している内容は、海外のネタバレサイトや国内の某掲示板などを参考にしています。原作小説は日本国内で購入できなかったため、管理人は未読です。もし記事内容に間違いなどありましたら、お手数ですがコメント欄にてご連絡いただけると幸いです。

『ジャンル変えさせていただきます』のあらすじと基本情報

『ジャンル変えさせていただきます』の基本情報

ジャンル変えさせていただきます

引用元:https://piccoma.com/web/product/74301

基本情報
  • 日本タイトル:ジャンル、変えさせて頂きます!
  • 原題(韓国語):장르를 바꿔보도록 하겠습니다
  • 英題:I Will Make an Effort to Change the Genre
  • 原作:KEN
  • 作画:Garine 
  • 掲載誌:Kakao Entertainment Corp.
  • ジャンル:ファンタジー

あらすじ

「え?ここって”あの小説”の中!?」 ある日目を覚ますと、そこは大好きだった小説「冬の森の主」の世界! よりにもよって幼い主人公ルカをイジメる悪女の叔母に憑依していた… 夢も希望もない復讐劇の主人公であるルカを不憫に思い、かつて小説で読んだ”叔父が迎えに来る日”まで懸命に育てることを決意! …のはずが 「お…お母さん!」 突然、叔母から母親にーっ!? 「親子の仲を引き裂くわけにはいきません。あなたも共にヴィンターバルト家へ参りましょう」 ちょっとちょっと…復讐劇から逃れられると思ってたのにどうなってるのーっ!!
引用元:ピッコマ

『ジャンル変えさせていただきます』の主人公、ユディット・マイバウム。

ユディットは小説『冬の森の主』に登場する悪女で、金銭と引き換えに甥・ルカを手放すという最低な行動を取ってしまいます。

さらにその後、欲深い彼女はヴィンターバルト家ーーつまりルカの親族に利用されて亡くなります。悲惨ですね。

そんな救いようのない悪女に憑依してしまったのが、本作の主人公。主人公は人生を変えるための第一歩として、ルカに愛情を注ぐようになります。

原作の最終回はどうなる?小説版156話のネタバレ

原作の最終回では結婚式が行われる

結婚する女性

『ジャンル変えさせていただきます』の最終回では、ユディットとリューディガーの結婚式が行われます。

リューディガーは最初からユディットに好意を抱いており、最終回に至るまで求愛行動(?)を繰り返してきました。そしてユディット自身も彼を好きになり2人はゴールイン。

そのため最終回では、豪華すぎる結婚式が開かれました。

どれくらい豪華かと言うと、結婚式の会場には王宮のホールが使われて、さらに会場内はたくさんの花々で埋め尽くされるという贅沢っぷり。

しかも式の最中には、リューディガーの発案によりダイヤモンドと真珠を砕いて作った人工の雪を降らせるという演出もありました。

ひよこ
この雪が宝石の粉だと知ったとき、参加者は天井に手を伸ばしてたよ。
白うさ
リューディガーの金銭感覚が怖い。

関連:『悪女は今日も楽しい』の最終回と結末ネタバレはこちら

みんなに祝福されハッピーエンドを迎える

ユディットが会場に入ると、ルカがバージンロードに花びらをまいてくれます。しかしルカは2人が結婚するのが面白くないので、不満そうな顔をしています。

そしてバージンロードを通って祭壇に到着すると、新郎のリューディガーが泣き出しました。というのもユディットを見て、こんなにも美しい人が自分の妻になるなど信じられない…と感極まったのです。

そして新郎新婦による誓いのキスが交わされると、周囲は歓声に包まれます。

なお途中でうめき声が聞こえましたが、恐らくルカか前国王(実はユディットの祖父)でしょう。

ジャンルは無事に変更された

なお最終回のラストは『何だかんだでジャンルが変更された。もう、それだけで満足だった』とユディットの独白で終わります。

原作が韓国の小説ということもあり、最終回はハッピーエンドです。

衝撃の結末!主人公・ユディットに隠された秘密

ユディットは憑依者ではなかった

ブック

『ジャンル変えさせていただきます』のあらすじでは、主人公は幼いルカを虐める叔母に憑依したーーと説明されていますよね。

しかしユディットは、実は憑依者ではありません。小説のキャラクラーに憑依したと錯覚しているだけで、実はユディット本人です。

つまり彼女は、1話目からずっと思い違いをしていたのです。

主人公の正体
×ユディットに憑依した現代人
〇「自分は憑依者だ」と勘違いしているユディット本人

時系列順に説明すると、主人公は現代(韓国)で亡くなり、その後ユディットに生まれ変わり、ユディットとして生きてきたのです。

さらに言えば、ユディットがいるのは小説の世界ではありません。現実の世界です。

ではなぜ、ユディットは自分を憑依者だと勘違いしたのか?なぜ自分の生まれ育った世界を、小説だと思ったのか?

ーーそれはルカの”ある行動”が原因でした。

関連:【継母だけど娘が可愛すぎる】原作の結末ネタバレはこちら

ルカは魔法道具を使い、人生をループしていた

ルカの正体について

結論から言うと、ルカは人生2回目です。

人生2回目なので、見た目は子供だけど中身は大人。恐らく実年齢は、ユディットと同じ20代後半か少し上くらいでしょう。

だからルカは、本編中に子供らしくない言動をしていたワケですね。

ストーリー序盤でユディットが「ルカも憑依者では?」と疑うシーンがありますが、あれは真実に近い名推理だったのです。

ひよこ
そういえばルカは、文字を教わってないのに新聞を読めてたね。
白うさ
というか最初から、人生〇回目みたいな雰囲気はあった。

1回目の人生で、ルカが迎えた結末

人生1回目のとき、大人になったルカは敵への復讐を果たしてヴィンターバルト家の後継者となりました。しかし失ったものは多く、もはや叔父も叔母もこの世にいません。

そんな中、ルカはヴィンターバルト家に伝わる宝物『願いのグラス』を手にします。言い伝えによると、これは願いを叶えてくれる魔法道具だそう。

そこでルカは『願いのグラス』にお願い事をします。

「幸せになりたい…」

すると魔法が発動し、ルカは子供時代へと回帰してしまったのです。

ひよこ
つまり願いのグラスが、ルカを回帰させたんだね。
白うさ
ルカの「幸せになりたい」が辛すぎる!

回帰の影響により、ユディットの記憶が混濁する

そしてルカの回帰により、ユディットの記憶にも影響が出ます。

前世で現代人だったときの記憶とルカの記憶が流れ込んできて、その結果ユディットは「小説のキャラに憑依した」と錯覚したのです。

なおユディットは、自分がユディットその人であることを物語の後半で思い出します。

記憶が蘇るまでの経緯
  1. 本作における悪役”フランツ”に銃で脇腹を撃たれ、ユディットは重体となる
  2. 意識を失い、その際に前世の記憶とユディットの記憶を思い出す
  3. 自分自身がユディットその人だと理解する

この一連の出来事により、自分は憑依したのではなくユディット本人であることを理解したのです。

ユディットの記憶云々については上手に翻訳できなかったのですが、多分この解釈であっているはず。もし間違いがあったら、コメント欄で補足してもらえると嬉しいです。

ルカ視点のストーリーについて

なおルカの結末については、当サイトの記事『ジャンル変えさせていただきますの結末②ルカ視点』でネタバレしています。

ルカ視点を知ることで、これまでの彼の言動には意味があったのだとわかります。

全体的な感想|ありきたりだけど面白い!高評価の作品

最終回と結末について

ネタバレ感想

韓国の作品らしく、結末はハッピーエンド

いろいろ苦労したものの、ユディットは当初の目的である「ジャンル変更をする」という願いを叶えます。

そして最終回では、リューディガーと結婚して幸せに。韓国マンガの王道パターンで終わりましたね。ひねりは無いけど、読者的には嬉しい結末でしょう。

原作の評価が高い作品

全体的な評価と感想ですが、原作小説のレビューは4以上で高評価です。

個人的に、ストーリーも結末もありきたりだけどそれ以上に面白い作品だと思いました。ひねりは無いけど面白い。これ大事ですよ。

そして評価すべきは、ユディットが憑依者ではないという展開。このような設定はあまり見かけないので、個人的に評価したいですね。

ルカが回帰してるところまでは予想できましたが、ユディットが憑依者ではないという設定は予想できませんでした。

設定が少しズルい

ただし個人的には『ジャンル変えさせていただきます』の設定は少しズルいな…と思ってしまいます。

というのもこの作品、マンガの紹介文でハッキリと「小説の悪女に憑依した」と書いてるんですよ。でも最終的にそれは嘘で、主人公はユディット本人でした。

このやり方について、管理人はうーん…という感じです。読者に対してフェアじゃない。作品自体は面白いのですが、管理人はそこだけ気になりました。

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