『再婚承認を要求します』64～65話ネタバレと感想！ナビエは再婚を決意

LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』のネタバレ感想です。64話～65話までのストーリーをまとめて紹介します。

前回、ナビエはついに再婚を決意しました。離婚話を聞いたことでアイデンティティが揺らぎ、苦渋の決断をした彼女ですが…

今後はどうなるのでしょうか？感想を交えながら、ストーリーを紹介していきます。

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『再婚承認を要求します』64話ネタバレ

ナビエは再婚を決意する

あなたの王妃になりましょう。

ナビエがそう告げると、ハインリは心の底から幸せそうに笑いました。彼は照れもせずに、私は世界で一番幸福な男だと答えます。

ずっと思い続けたナビエと結婚できるので、嬉しくてたまらないのです。

しかし一方で、ナビエは淡々としています。離婚が決まってすぐに再婚する自分のことを、打算的だと思っていたのです。

またこの時ナビエは、夫に期待して2度も裏切られるのは嫌だとも考えます。だからハインリに、あなたが側室を迎えても絶対に干渉しないと告げるのですが…

この言葉を聞いた彼は、一瞬だけ寂しげな表情をしました。

惚れてる女性から、こんなセリフを言われるのは厳しい！

でもハインリは賢いから、これで事情を察したかもね。

ハインリは照れながら、詳しい話を聞かせてほしいと言います。

なぜ再婚を決意したのか、ちゃんと知っておきたい。夫婦になるのだから。

そう告げる彼に、ナビエは言いよどみますが…

この時、東大帝国の騎士が迎えに来ます。結局ナビエは、理由を話さないまま王宮へと戻りました。

求婚された後、ハインリは舞い上がる

ナビエと別れた後。ハインリは一旦、魔法学校の校舎内へと戻ります。

そして彼は、求婚されたことに舞い上がりました。このような幸運があるだろうかと、一人でニヤニヤ笑いながら蹲ります。

浮かれすぎい！

とはいえ、ナビエは愛情のためだけに再婚するワケでは無いのでしょう。それは彼女のセリフから察しが付きます。

その事が気がかりで、ハインリはため息をつきました。

ナビエの懸念

ナビエは馬車の中で、1人思い悩んでいました。というのも、ハインリとの再婚について懸念があるのです。

実のところ、ナビエと結婚するのは彼にとって不利そのもの。

東大帝国との友好関係は期待できませんし、外国出身となれば家系の影響力も無に等しいでしょう。

ナビエに出来るのは、皇后としての経験を活かして国政を助けること。そして自身の冷徹なイメージを利用して、ハインリの軽薄なイメージを中和することです。

自分にできる事を、ナビエはあれこれ考えました。

ソビエシュへの思い

東大帝国へと帰還し、ナビエは王宮の廊下を歩きます。

その際にふと、ハインリが浮気をしても今ほど傷つかないだろうと考えました。

こんな状況でもナビエは、やはりソビエシュを愛しているのです。彼女自身が思っていたよりも、ずっと。

『再婚承認を要求します』65話ネタバレ

コシャールが追放される

自室に戻ったナビエは「皇帝陛下がコシャールを追放した」との連絡を受けます。

侍女・イライザ伯爵夫人によると、ソビエシュはナビエが外出するタイミングに合わせて、早急にコシャールを追放したそう。そのため追放先すらわからない状態です。

その事実を知ったナビエは、悲痛な顔でため息をつきました。兄の追放はもちろん、ソビエシュのやり方に誠意がないことが悲しかったのです。

ナビエの不在時、〇〇が盗まれる

ナビエが鏡台の前に座り、侍女たちに世話をされている時。ナビエは鏡台の引き出しに”誰かが触れた痕跡”を見つけます。

まさかと思い、そこから小箱を取り出せば…

小箱に保管していた”ハインリからの手紙”が消失していたのです。

手紙が盗まれた！？

ナビエの部屋に入れる人物となると…十中八九ソビエシュの仕業かな。

夕食時、また2人の意見は食い違う

夕食時。

ナビエがダイニングルームに向かうと、すでにソビエシュが席についていました。彼は笑みを浮かべながら、視察はどうだったかと尋ねます。

その質問にナビエは、見聞きした状況をそのまま伝えます。

エベリーが魔力を失って悲しんでいたこと。そして彼女の意思を尊重し、学者とともに魔力を復活させる研究をできるよう取り計らったこと。

全てをありのまま伝えますが…

話を聞いたソビエシュは眉を顰めます。子供が研究対象になると聞き、不快に思ったようです。そのため彼はナビエを批判しました。

しかしナビエは毅然とした態度で「これは本人の希望です」と反論します。周囲がとやかく言うことではなく、生き方を決めるのはその子次第だと伝えました。

考え方が違いすぎて、話がまとまらないね。

ソビエシュは表面だけを見て、ナビエは相手の内面を見てる。だから意見が食い違うんだよ。

手紙を盗んだのはソビエシュの仕業だった

食事中、ナビエは「私の部屋を漁ったでしょう？」と切り出します。

目を反らし、気まずそうな顔をするソビエシュ。しかしそれは一瞬で、彼は立ち上がるとテーブルの上に手紙をばら撒きました。

もちろんこの手紙は、ハインリから送られたもの。ナビエの部屋に保管されていた手紙を、ソビエシュが黙って盗んだのです。

彼は2人が文通していると知らなかったため、浮気だと勘違いしたようです。

ソビエシュは不貞を疑うが…

手紙を拾い集め、反論するナビエ。

ソビエシュはその言葉に怒り、ナビエの手元から手紙を奪い取ります。そして食卓に置かれていたロウソクで、手紙を燃やしました。

さらに彼は、2人で共謀してラスタを馬鹿にした（13話参照）と言って、ことごとくナビエを責めるのです。

しかし彼の言葉は、全くの言いがかり。何をどう見たらそんな解釈になるのか。ナビエは険しい表情をして、部屋を退出しようとします。

するとソビエシュは彼女を引き止め、これからはナビエの部屋に入る鳥をすべて撃つぞと脅しますが…

ナビエは冷たい表情で、その場を後にしました。彼をどれだけ好きでも、もう傍にいようと思う心は無くなっていたのです。

⇒66話ネタバレはこちら

64～65話の感想

64話のラストについて

ナビエはこの状況下でも、未だにソビエシュが好きなんですね。浮気されて散々蔑ろにされて、もう見切りをつけてもいい頃なのに、それでも情が残っているようです。

損得勘定でいえば、ハインリの方がずっと理想的な結婚相手なのですが…

今のところ、愛情ゲージはまだハインリ＜ソビエシュという状況。一緒に過ごした年月が長いからか、ナビエの優しさのせいか。まだ未練があるようです。

個人的には、絶対にハインリと結婚した方が幸せだと思いますけどねね。

ハインリについて

いろいろ感想はありますが、とりあえず一言。

ハインリ良かったねえええ！

ずっとナビエ一筋だったので、さそかし嬉しいでしょう。本編のワンシーンからも、彼が非常に浮かれていることがわかります。

ただし彼は賢い子なので、ナビエが愛情ばかりで再婚したのではないと気づきます。

彼女は本編にて「愛人ができても干渉しない」と言っていたので、そのセリフから大まかな事情は察したと思われます。今のところ、それが悩ましいですね。

65話の感想

ソビエシュ、それはやっちゃダメだよ…

妻の部屋を探索するのはアウト。手紙を勝手に読んでツーアウト。さらに燃やしてスリーアウト。夫として完全にNGですね。

現代で言えば、妻のスマホを勝手に覗くようなもの。プライバシーの侵害です。

この状況下で、怒鳴らなかったナビエの忍耐力は相当でしょう。かなり怒ってましたけど。私だったらグーで殴ってますよ。

まあ、ソビエシュの気持ちもわかるんですけどね。彼は手紙を読んで「妻が浮気してるかも！」と不安だったのでしょう。

彼はナビエのことを「昔と違い冷たくなった」と考えている様ですし、普段のナビエは素っ気ない対応が多いですから。

そんな妻が、浮名の多いハインリと文通をしているとなると…

まあ、彼も不安になるでしょう。ナビエはあまり本心を言わないので、なおさら疑心暗鬼気になると思います。

文通をするなら、夫である自分に一声かけて欲しいという気持ちもわかります。

わかるのですが…

いやソビエシュ、あなた浮気してるよね？

いつもナビエを差し置いて愛人とイチャコラしてるのに、妻が文通しただけで怒るってどういう了見？それはおかしいでしょ？

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