マンガ版『再婚承認を要求します』のネタバレと感想です。
今回は久しぶりにロテシュ子爵が登場します。以前ラスタに門前払いされた彼ですが、今後どのような手段に出るのでしょうか?
感想を交えつつ、100話のストーリーを紹介します。
目次
ロテシュ子爵視点|ラスタを懐柔するため、再び動き出す
ロテシュ子爵邸での会話
ロテシュ子爵は自宅のリビングで、ソファに腰掛けながら新聞を読みます。その新聞には、ソビエシュの結婚について記事が書かれていました。
その記事によれば、皇居には結婚式の準備のために多くの業者が訪れているそう。
またソビエシュの再婚相手は正式に公表されていないものの、前々から寵愛されていたラスタが新たな皇后になるだろう…とも記載されています。
新聞を読みながら、あの子が皇后になるとは…と思案するロテシュ子爵。
一方で傍にいたルベティは「ラスタは皇后になったら私たちに復讐します!」と焦りました。
なにせ彼女たちは、ラスタの秘密を知っていますから。
それを聞いたロテシュ子爵はまさかと笑うものの、内心では「もしあいつが赤ん坊ごと私たちを始末しようとしたら…」と懸念していました。
スパイからの情報
するとロテシュ子爵のもとに青年がやって来ます。彼は皇居の関係者であり、いつも情報を持って来てくれるのです。
「陛下が西王国にこっそり使者を送りました。公式的な訪問ではなく内密にです。聞くところによると手紙を渡すように命令したと…」
すると情報を聞いたロテシュ子爵は何かを思い付いたらしく、にやりと笑いました。
ラスタ視点|ロテシュ子爵の甘言に惑わされる
お前には私が必要だ
その後ロテシュ子爵はラスタの元を訪れて、先ほど聞いた“手紙”の情報をリークします。
するとラスタは「言いたいことは何?」とロテシュ子爵を睨みますが、一方で彼はニヤニヤと笑いながら言いました。
「お前には私が必要だと言っただろう。私たちはお互いの腹の底まで知っている。だがお前の偽親はどうだ?お前の良い姿しか知らないだろう」
ロテシュ子爵の言葉に、ラスタは視線をそらします。認めたくはないけれど、彼の言葉は間違いではないと思ったのです。
どんなに優しくても、偽親にとってラスタは実の娘ではなく、また彼らはラスタが奴隷だった事も知りませんから。
またラスタは、ソビエシュが密かに送った手紙についても懸念します。きっとナビエのインタビュー記事を読み、謝ろうとして手紙を送ったのだろう…と気づいたのです。
そのため不服ながらも、ラスタはロテシュ子爵と手を組もうと決めます。
「私たちは、すでに手を組んでいるでしょう?」
微笑みながらそう告げるラスタ。するとロテシュ子爵は、ニヤァ…と嫌な笑みを浮かべました。
またこの時ラスタは、人探しをするよう彼に頼みます。以前、偽親・イスクア子爵夫妻の娘を探すと約束しましたから。
するとロテシュ子爵は微妙な顔をしながらも、探してみると返事をしました。
ナビエ視点|新しい味方を増やそうと考える
ローズとマスタスの関係
ナビエが読書をしている最中。傍ではローズとマスタスが、コシャールについて話しています。
マスタスは彼がとても強いという噂を聞いたらしく一度戦ってみたいと言い、ローズはその言葉に呆れた顔をします。
しかし2人はすっかり親しくなったようで、ナビエは安心しました。東大帝国からローラとジュベール伯爵夫人が来たら、この部屋もきっと賑やかになると思ったのです。
新たな味方を増やすために
「ローズさん、西王国の社交界で最も人気のある人は誰ですか?」
ナビエが質問するとローズは、リバティ公爵とマレーニ様ですと答えました。
ローズによれば2人は近い親戚にあたるそう。またマレーニは元王妃候補の1人で、以前クリスタと直接言い争ったこともあります。
マレーニはクリスタ側の人間ではないので、ナビエにとって都合のいい存在です。
しかしローズは、マレーニを懐柔するのは簡単ではないでしょう…と言葉を濁します。するとナビエは不敵な笑顔を浮かべて言いました。
「大丈夫ですよ。私側の人間にする必要はありませんから」
『再婚承認を要求します』100話のネタバレと感想
100話のネタバレと感想
マンガ版『再婚承認を要求します』がついに100話を迎えました!作者様おめでとうございます!
そしていよいよ、ナビエが本格的にクリスタ攻略のため動き出します。そのために目を付けたのがマレーニ令嬢。
マレーニ令嬢は元ハインリの妃候補であり、48話にてクリスタに「あなたがいると次の王妃は居心地が悪くなる」と言っていた子ですね。
当時はキツイ令嬢だな‥と思いましたが、今考えればド正論。
気が強く一筋縄ではいかなそうな相手ですが、ナビエはこの子を上手く利用するのでしょう。
ラスタの悪手について
ラスタは今回ロテシュ子爵と手を組んでしまいましたね。
しかし、ここで子爵と手を組むのは悪手です。彼を拒絶するか、それが無理ならソビエシュに相談すべきでした。
協力関係にある相手ならともかく、子爵は結局のところラスタを食い物にしているだけですから。そういう相手と関わるのではなく、信頼できる相手を増やすのが先でしょう。
とはいえラスタの知識と経験では、そもそも味方の作り方すら知らないはず。だからこそ身の振り方がわからずに悪手を打ってしまうのかもしれません。
100回記念回がほぼラスタ・ロテシュ回とは思っても見ませんでした
小説を読んで解った上で書きますが物語の進行上しょうがないですが
ラスタとソビエシュの場面が本当に多いですね
そういえば漫画のコメント欄で下半身ネタが下品とお怒りのコメをほんの少しお見かけしましたが
数回にも渡る下半身すれ違い話こそ今後の怒涛のアダルティなギャグに耐えられるか否か
この段階で読者をふるいにかけているのではないかとすら思います
お嫌いな方はここで脱落して貰って
私は人間臭くなったナビエとハインリが大好きなので原作通りにとことんやってほしいですね
>紅茶さん
コメントありがとうございます。
正直な話、私も100話はもっと豪華になると思っていました。まさか100話目にして、ロテシュ子爵の顔をこれほど拝むことになるとは・・・
そして下半身ネタですが、これに耐えられないと確かに今後の展開に付いていけないかもしれませんね。この先も色々とありますから笑