『再婚承認を要求します』原作小説210話~211話のネタバレと感想です。
ナビエは洪水被害を未然に防ぐため、とんでもない方法を提案しました。なお211話の後半では、いつもと様子の違うナビエが描かれています。管理人の大好きな茶番回なのでぜひお楽しみください!
210話の概要|洪水を止めるための作戦とは?
水龍に壊されないダム
洪水被害を解決するため、ナビエは「水龍が気に入るような宝石のダム」を作ればいいと提案しました。
というのも水龍は、宝石が大好きなのです。それこそ以前、水龍のために祭壇をつくって宝石をたくさん捧げて祈ったところ、宝石だけ持ち逃げされる事件がありました。
宝石のダムを作れば資金がかさみますが、何十年もダムを作り直すよりは安上がりです。
なおこの話を聞いた宰相たちは呆気にとられますが、試す価値はあるので、さっそく宝石ダム建造計画を進めることになりました。
こんなの拷問だよ!
ナビエはその日、ハインリと一緒にお風呂に入りながら甘い時間を過ごしていました。ただしナビエは妊娠中なので、ハインリにとっては精神的な拷問でしたが・・・
そして入浴後、2人はベッドで横になりながら会話をしているとーーーマッケナから「ソビエシュが療養のため西大帝国で過ごしたがっている」との報告を受けました。
211話の概要|ソビエシュは西大帝国での療養をのぞむ
ハインリは難色を示す
なぜ西大帝国で療養をするのか?
ハインリは意味が分からずため息をつくも、先日ナビエを助けてもらったので無視できません。とはいえ妻に横恋慕する男を、迎え入れたくないのも事実。
そんな彼の心中を察したナビエは「私の夫はあなたです」と声をかけます。またハインリをなだめるため、療養先を提供する代わりに岩石系の魔法使いを貸してもらえばいいと提案しました。
ナビエは平民のフリをする
ナビエは将来のために、魔法能力を向上させたいと考えます。
そこでカフメン大公に相談するも、彼によれば魔法の系統が違うから教えられないそう。なお彼には氷系魔法使いの友人がいますが、その人は貴族が嫌いなので、ナビエのことを助けてくれる可能性は低いのだとか。
すると今度はマスタスが「皇后だと隠せばいい」と提案するも、ナビエは誰がどう見たって貴族です。そのためカフメンは却下しますがーーー
その時、ナビエは“平民のフリ”ができると言い出しました。
さらに彼女は「へい!そこの色男!」とナンパする演技をはじめたので、カフメンは絶句し、偶然やって来たハインリは爆笑するのでした。
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再婚承認を要求します・今回のネタバレと感想
ネタバレ感想①その演技は無理があるよ
はい、ナビエがかわいい!ナビエは腹芸はできるけど、演技は下手という新情報が明かされました(笑
いやー、この場面を早くマンガ版で見たいですね。多分、ナビエは棒読みで演技する気がします。そして絶句するカフメンも見たい。
というかナビエ様が平民のフリをするって無理があるんですよ。全身から高貴なオーラが発せられているし、平民の言葉をマネしたところで妙な喋り方になってしまいます。
それこそ西大帝国に逃亡するときも一般人のフリをしていましたが、御者に「あんたの喋り方、なんか変だな?」と指摘されていたはず。
普段は完璧な皇后なのに、ちょっぴり不器用なナビエ。本当に可愛い人です。
ネタバレ感想②幸福に慣れない男
19歳のソビエシュは現在、ナビエに会いたくて仕方がありません。
東大帝国のみんなが真面目に人格を元に戻す方法について話し合っている最中、彼1人だけ「ナビエに会えば治る!」と主張していましたから。
そしてナビエに会うため、彼らは西大帝国に『療養したいから半月ほどそっちに滞在させてよ』という手紙を送りますがーーー
ハインリがすごく嫌そうですね(苦笑
ナビエが慰めても回復しないあたり、妻を取られるんじゃないかとヒヤヒヤしているのでしょう。もう両想いなのに、本当に心配症というか・・・
でも仕方がないのでしょうね。ハインリの解説記事でも述べていますが、この人は過去に辛いことが多かったせいか”幸福”に対する耐性が低いので。
誰もが羨むような幸せの中にいても、安心して浸ることができない。本当に難儀な性格です。
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