【悪女皇后の専属侍女】17話ネタバレあり感想|パレサは忠誠を捧げる

悪女皇后の専属侍女・マンガ版

マンガ『悪女皇后の専属侍女』の17話のネタバレあり感想です。

せっかく舞踏会を開いたのに、前回のラストで皇后は気絶してしまいました。どうやら皇帝の妹・ニシアナを恐れていて、彼女の顔を見ただけでトラウマがぶり返すようです。一体、2人の間になにがあったのでしょうか?

⇒『悪女皇后の専属侍女』ネタバレ一覧はこちら

17話の概要|皇后のトラウマとは?ニシアナとの確執

ニシアナを恐れる理由

皇后が急に倒れたため、パレサは皇后を客間に連れて行きます。

その後、皇后は目を覚ましますが、パーティーはすでに中止になった後。そして状況を把握した彼女は「ニシアナに逆らうべきではなかった」と呟きます。

またこの時、皇后は過去のトラウマーーーニシアナにいじめられた件についてパレサに打ち明けました。

皇后のトラウマ
  • エリカが皇后になったばかりの頃、世話を焼いてくれたのがニシアナだった
  • しかしニシアナは内心皇后を嫌っており、皇后が社交界で孤立するよう根回しする
  • そのため皇后は貴婦人たちに無視され、贔屓にしていた俳優やデザイナーまで被害を受ける
  • ニシアナは皇帝の妹であり社交界の支配者。みんな彼女の言いなり
  • こうして皇后は、皇后宮でひっそりと過ごすようになった
ひよこ
皇后、ずっとイジメの被害にあってたんだね。除け者にされて、ろくに味方もいなくて、寂しかったろうな・・・
白うさ
これはひどい。ひどすぎる。

私があなの味方になります

皇后はすでに諦めており、自分が欲張ったからこんな結果になったのだと言いますがーーーパレサは、静かな瞳でそれを否定します。

「それは違います皇后陛下。陛下はどんなことでも成し遂げられます。それを誰も咎めることはできません」

「皇后陛下。わたくしパレサ・メンゼル。お約束いたします。時には剣となり、時には盾となり、陛下を脅かす者たちから身を尽くしてお守りいたします」

引用元:『悪女皇后の専属侍女』17話

パレサは皇后の前で跪くと、これからは自分が絶対的な味方になるので信じて欲しいと言います。そして泣きそうな顔をした皇后の手に、忠誠のキスを捧げました。

⇒悪女皇后の専属侍女・18話ネタバレはこちら

悪女皇后の専属侍女・ネタバレあり感想

ネタバレ感想①パレサの使命が判明する

パレサが忠誠を誓った理由

パレサは今回、皇后に改めて忠誠を誓いました。ただし単なる好意や同情心から、皇后の味方となったワケではありません。

どうやらパレサに宿る『権能』が、皇后に仕えるよう彼女を突き動かしたようです。それが分かるセリフがこちら↓

パレサ『私に宿った「権能」が静かに語りかけてくる。探していた人物が目の前にいるのだと』

引用元:『悪女皇后の専属侍女』17話

使命と権能のはなし

少し前のストーリーで、『剣の権能』を持ったものには使命が与えられると書かれていました。そして今回、その権能がパレサを突き動かしているーーー

ということは、エリカ皇后に仕えることがパレサに与えられた使命なのでしょう。

逆に言えば、皇后には仕えるだけの価値があるという事。今は弱い皇后ですが、ここからパレサと共に君臨者として成長しそうですね。

ニシアナが登場したことで”本作における敵”がハッキリし、ストーリー的にも面白くなってきました。

ネタバレ感想②残酷すぎる貴婦人たち

エリカは周りの貴族たちと仲良くしたくて頑張っていました。

初のティーパーティーを開くときも、貴婦人たちはどんなものを用意すれば喜ぶだろうかと、エリカ自ら厨房に立って準備したほどです。そこには打算などなく、好意100%で行動していたように見えます。

しかしながら、結果は残酷なものでした。みんなに除け者にされて、信じていたニシアナに裏切られて。えげつないイジメにあった彼女がどれだけ辛かったか。

そもそもエリカが皇后になったのは、20歳の頃だったそう。20歳なんて成人したばかりの子供で、まだ社会の汚さや残酷さにも慣れていなかったでしょう。17話は読んでいて辛くなる回でした。

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