漫画『今世は当主になります』の93話のネタバレと感想です。
ネックレスが盗品だと判明したため、マリアはルーラックに連行されて取り調べを受けることになりました。そして今回、タイトルのとおり長かった離婚騒動編に決着がつきます。
シャナネットは結局どうなるのでしょうか?ストーリーの続きをまとめました。
事件の真相を知ったシャナネットは夫と離婚する
マリアは全てを白状する
連行された後、マリアは泣きながら全てを白状しました。ネックレスをベスティアンから貰ったことも、彼と7年間にわたり浮気していたことも洗いざらい話したのです。
この話を聞いたシャナネットはひどく動揺し、また自分が生涯を共にすると決めた男性はもういないのだと理解します。
そして彼女はその足でベスティアンのもとに向かうと、彼の頬を平手打ちして離婚を言い渡しました。
「ベスティアン・スルス。あなたにもう帰ってくる家はないわ」
引用元:今世は当主になります93話
なおベスティアンは去って行く彼女を追いかけようとしますが、その時どこからか双子が現れて「これ以上、母さんをいじめるなら容赦しない」と言い放ちます。
そのため彼は動けず、ポツンとその場に立ち竦むのでした。
ベスティアンのその後
その後シャナネットは離婚し、ベスティアンとマリアは罰を受けました。
ベスティアンは横領罪により監獄に閉じ込められ、刑期が終わってもロンバルディ銀行で借りた8000ゴールドを返済しなければなりません。
さらにルーラックは貴族会議で圧力をかけて、彼の実家であるスルス家を名簿から完全に抹消しました。
離婚騒動が終わり、ロンバルディ邸には平和が戻る
フィレンティアが庭で散歩していると……
離婚騒動がひと段落すると、ロンバルディ邸には再び平和が戻ります。しかしある日フィレンティアが庭を散歩していると、どこからか悲鳴が聞こえてきました。
『今世は当主になります』離婚騒動編のネタバレと感想
93話のネタバレ感想|シャナネットのその後
シャナネットは離婚後、精神的なショックのため一ヶ月ほど自宅に引きこもりました。
愛した男性の何もかもが偽りであり、7年間も騙されてきたのですから。どれだけショックだったかその苦しみは計り知れません。
私だったら多分、人間不信になってそのままニート化しますね。そしてニート生活に味を占めて家から出なくなるのが容易に想像できますがーーー
シャナネットは強い人なので、1カ月後にはちゃんと仕事に復帰しました。
フィレンティアにも笑顔で話しかけ、その背は以前よりも堂々としているように見えます。彼女はこの1か月間、ただ泣きながら過ごすだけではなく気持ちの整理をしていたのでしょう。
普通なら立ち直るまでに何年もかかるような状況ですが、彼女はたった1カ月で気持ちを切り替えたのです。本当に強い女性ですね。
ただ個人的に、ベスティアンはあと100発くらい往復ビンタしてもいいと思いました。