漫画『義家族に執着されています』の58話のネタバレと感想です。
前回ペレシャティはドドレア皇女から手紙を受け取りました。この手紙は継母から託されたものらしいですが、テルデオは警戒して自分に開封させてほしいと言います。
いったい手紙には何が書かれているのでしょうか?
ドドレア皇女からの手紙には、怪しげな文字が書かれていた
呪いの手紙
ドドレア皇女から渡された手紙を開封すると、中から魔法陣が描かれた怪しげな紙が出てきました。
テルデオはそれを握りつぶして窓の外に捨てると、顔をしかめながら「今後ドドレアから何か貰ってもすぐに捨てるように」とペレシャティに言い聞かせるのでした。
”お母様”と呼ばれた結果
その日、ラピレオン家に衝撃が走りました。
というのもセルフィウスは夕食の時間に、ペレシャティのことを「お母様」と呼んだのでその場にいた全員が驚いたのです。
それこそ普段は冷静なグローリアですら、目を見開いてポカンとするほどでした。
ペレシャティは実父にまつわる衝撃の事実を知らされる
叔父との会話
それから1週間後。ペレシャティのもとに突然、叔父が訪ねて来ます。
急にどうしたのかと理由を聞けば、叔父は深刻な顔をしながら「兄は病死ではなく他殺されたのかもしれない」と話しはじめました。
- ペレシャティの実父・ザハルト伯爵は昔から病気を患っていた。
- そのため部屋の前にはいつも人が待機し、実父は用事があるときベルを鳴らしていた。
- しかし先日、伯爵に長く使えていた使用人が叔父のもとを訪ねてきて奇妙なことを言い出した。
- というのも伯爵が亡くなった日、使用人はザハルト伯爵夫人(継母)に勧められて休憩を取ったそう。
- しかし休憩していたせいでベルの音が聞こえず、伯爵は帰らぬ人となった。
- 使用人はそのことを悔やむも誰にも相談できずにいた。
- なお伯爵は亡くなる前、夫人と激しく争ったそう。
- 使用人の話を聞いた叔父は、夫人が犯人ではと疑っている
ペレシャティは真相を確かめに行く
ペレシャティは今まで、実父が亡くなったのは仕方がない事だと思っていました。
しかし叔父の話が本当なら、実父は病死ではなく妻に他殺された可能性があるのです。
そこでペレシャティは真実を確かめるため、テルデオに頼んで以前ラピレオン家の『血』を購入した顧客のリストを見せてもらいますがーーー
そのリストを見た瞬間、彼女は泣き崩れました。
まとめ|義家族に執着されています58話のネタバレと感想
58話のおさらい
58話のラストでペレシャティは泣き崩れていましたが、彼女が何を見たのか現時点では不明です。
しかし状況から推測するに、顧客リストの中に継母の名前があったのでしょう。ザハルト伯爵が亡くなる少し前に購入したのであれば、ほぼクロだと思われます。
つまり継母は、ペレシャティにとって実父の仇ですね。
ネタバレ感想|セルフィウスの打算
セルフィウスは前回に引き続き、ペレシャティのことを『お母様』と呼んでいます。
ただし彼がこのような呼び方をするのは、幼さゆえに母親を求めているから…‥‥という純粋な理由だけではなく打算があります。
ペレシャティに屋敷を出て行って欲しくないから、情で繋ぎとめようと考えているようです。
ザックリ説明すると、かわいい子供を演じて母性本能を刺激しようというワケですね。あざとい。セルフィウスあざとい。でもかわいい。
なおペレシャティの方は、セルフィウスがそんな事を考えているとはつゆ知らず、子供の嬉しそうな姿を見て満足しています。