漫画『結婚商売』の60話のネタバレと感想です。
前回ビアンカは、オデリー王女からデートに行こうと誘われました。そして今回のお話では、オデリーが今のセブラン王国をどう思っているのかが描かれます。
彼女の人柄がわかる回なので、オデリーが好きな人はぜひお読みください。
オデリー王女はビアンカをデートに誘い、自分の本音を明かす
ビアンカはデートに誘われる
オデリー王女はデートという名目で、ビアンカを大聖堂に案内したいと言いました。
というのも彼女はいつも大聖堂で、国王の安寧のために祈りを捧げているそう。だから今週末はビアンカも一緒に、大切な人たちのために祈りを捧げてはどうかと提案したのです。
オデリーは国の将来を心配していた
その後ビアンカが庭の手入れを手伝っていると、オデリー王女は草むしりをしながらセブラン王国と王家が抱える問題点について語りました。
- オデリーを含め、セブラン王家はみんな着飾るのが好き。なお兄・ゴティエも孔雀のように着飾っている
- しかし彼女は、着飾るよりも彼の息子・アルベルにもっと時間を割いてあげてほしいと願っている
- オデリー王女は『結婚の在り方』を問題視している
- なぜなら男たちは美しく着飾った女性を妻にして、結婚という制度で縛りつけた後は放置するから
- そして妻をないがしろにした挙句、ほかの女性に目を向ける
- これが今の『結婚商売』の弊害である
- 出世のための結婚なので、男たちは妻に無関心
- そのため結婚に夢を見ていた令嬢たちは失望し、自分を慰めてくれる男と不倫をする
- しかしその結果、妻が領地から追い出されるケースもある
現状だと、女性は結婚をしても幸せになれないケースが多いのです。なおオデリー王女が結婚を先延ばしにするのも、これが理由の1つだそう。
そもそも贅沢をするのに、夫の顔色をいちいち伺うなんて馬鹿げていますから。それなら一生独身を貫いた方がマシよ!と、オデリー王女は笑いながら話します。
一方でビアンカは、そんな彼女に好感を覚えるのでした。
その日の夜、ビアンカは大聖堂に行く決意をする
回帰したのは神の意志?
その日の夜、ビアンカは考えます。
いつか自分が回帰者であるとザカリーに打ち明ける時、それを裏付けする証拠が必要になるでしょう。
そして回帰したことに理由があるなら、それは神の意志に違いありません。なぜならビアンカは前世で命を落とす直前、神に祈っていましたから。
もしもう一度機会が与えられたら、夫を裏切り自分の領地に無関心だった……そんな愚かな間違いを二度と犯さないと。
だからこそビアンカは大聖堂に行って、自分の回帰が神の意志なのかどうか確認しようと考えました。
まとめ|結婚商売60話のネタバレと感想
結婚商売60話のおさらい
現状、セブラン王国の王位継承権第一位はゴティエです。ゴティエはセブラン国王の第一子であり、オデリーの兄にあたりますがーーー
オデリーの話を聞く限り、ゴティエには王としての素質がないようです。
彼は穏やかな人柄ですが、おしゃれに夢中になるあまり息子のアルベルを放置している様子。
順当にいけばアルベルはいずれ国王になる子なので、父親がきちんと面倒を見てあげなければいけないのに・・・
息子の世話を妻に押し付けて、自分の趣味に没頭するのは国王としてどうなのでしょうね。国王としても父親としてもアウトな気がします。
関連:【結婚商売】ジャコブの結末について|最後までビアンカに執着し続ける
ネタバレと考察①2人は仲良し
オデリー王女とビアンカは出会って間もないですが、2人ともすでに仲良くなっています。
オデリーはもともとおしゃべりで、逆にビアンカは口数が少ない方。真逆の2人だからこそ気が合う様です。
なお60話では、2人が土まみれになりながらバラの剪定や草むしりをする……という可愛らしいシーンが描かれていました(ちなみにロベルも黙々と手伝っています)
ネタバレと考察②ビアンカが気に入られた理由
オデリー王女は元々、ビアンカと仲良くなりたいと思っていた様です。
というのも以前パーティーが行われた時、ビアンカは不愉快な噂を立てられたのに動じることなく、それどころか状況を利用してレースの宣伝に使っていたから。
オデリーはその光景を見ていたからこそ、ビアンカに興味を持ちました。
原作の小説を探していて、こちらのサイトにたどり着きました。
漫画の絵もキャラもストーリーも魅力的ですよね。
流石に韓国語での小説までは手が出ませんので、こちらのネタバレを楽しませていただいています。
第二王子に対する考察もなるほどと感心しました。
今後もお世話になります。よろしくお願いします。
まろこさん、コメントありがとうございます。
少しでも作品の魅力をお伝えできたなら嬉しいです!
更新されるのをいつも楽しみにしています。今回も面白い内容で、次が待ち遠しくなりました。ありがとうございます!
東東さん、コメントありがとうございます!
私も次回が楽しみです。この作品、次回への持ち越し方が上手いんですよ。