漫画『今世は当主になります』55話のネタバレと感想|建国祭にてペレスがお披露目される

今世は当主になります

漫画『今世は当主になります』の55話のネタバレと感想です。

祖父と父親に連れられて、建国祭のパーティーに参加したフィレンティア。計画どおり注目を浴びる事に成功しますが、そこに宿敵・ラビニ皇后がやって来ました。

この先どうなるのでしょうか?ストーリーの続きをまとめたので、ご覧ください。

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建国祭の最中、ラビニ皇后に〇〇の話を持ち掛けられる

ラビニ皇后の策略

今世は当主になります

ロンバルディとアンゲナスは犬猿の仲。そのため周囲の貴族たちは心配しますがーー

意外にもルーラックとラビニ皇后は、穏やかに挨拶を交わします。さらに皇后は、少し見ないうちに大きくなりましたね…とフィレンティアにも微笑みかけるではありませんか。

(何?いったいどういうつもり?)

フィレンティアは礼儀正しく対応しつつも、内心では警戒します。すると案の定、皇后は打算にまみれた言葉を口にしました。

「ロンバルディの子供たちは昔から結婚相手を早く決めるそうですね。フィレンティアはどうですか?」

つまり皇后は、フィレンティアを第一王子の婚約者候補にしたいと言っているのです。

父親であるギャラハンの地位が上がったので、脅迫する代わりに介入しようと考えたのでしょう。

皇后の言葉に冷や汗をたらすギャラハン。しかしその時、ルーラックがフィレンティアの肩を抱いて言いました。

「…それも昔の話だ。もうその必要はありません」

ルーラックが庇ってくれたので、フィレンティアは顔を輝かせて感激します。しかし一方、皇后は笑顔を張り付けたまま扇子を握りしめました。

白うさ
ラビニ皇后、内心で激怒してるね。扇子が壊れそう。
ひよこ
脅迫も懐柔も無理だから、思い通りにならなくて怒ってるんだよ。

第2皇子・ペレスがお披露目されたため貴族たちは驚く

ペレスのお披露目

するとその時、皇帝とペレスが会場にやって来ます。黒の正装に身を包んだペレスは、子供ながらも美貌とカリスマ性にあふれており貴族たちはざわめきます。

そしてフィレンティアもまた、ペレスが思わぬタイミングで登場したことに驚きを隠せません。

(なんであの子がここで出てくるの?)

クレリバンの話によれば、ペレスは宮殿を与えられた後も公の場に姿を現さず、ずっとその存在を隠されていました。第2皇子の存在を貴族たちから遠ざかるため、皇后側が根回ししていたのです。

ところが皇帝が、直接ペレスをーーそれも建国祭に同行して現れたということは、第2皇子の王位継承権を正式に認めたという事になります。

また同時に、それは皇后とアンゲナスの意思を真っ向から否定するという意味でもあります。

その証拠に、皇后は怒りに震えていました。

ひよこ
皇后の反応的に、ペレスのお披露目すら知らされてなかったみたい。
白うさ
皇后、はらわたが煮えくり返ってるだろうね。

そして一方、ペレスはというとーー会場内にフィレンティアの姿を見つけたため、頬が緩んでいます。

しかし、ここで2人の仲がバレては大変です。皇后に知られれば八つ裂きにされるでしょうから。

そのためフィレンティアはぶんぶんと首を振り、笑っちゃダメ!他人のフリをして!!と必死にジェスチャーを送ります。

すると意図が通じたのかペレスは無表情に戻ったので、フィレンティアは安心しました。

狡猾な皇帝

皇帝はこちらにやって来ると、ルーラックとギャラハンに親しげに挨拶をします。しかし対照的に、ラビニ皇后には一言も話しかけません。

みんなが見ている前で、意図的に皇后を無視しているのです。

その様子を見たフィレンティアは『皇帝も本当に狡猾な人だな…』と思っていると、皇帝はペレスの背を押してフィレンティアに紹介します。

「この子は私の次男のペレスだ。ちょうど同年代だから二人で挨拶でもしてはどうかな」

紹介されるまでもなく、フィレンティアとペレスは親密な仲です。しかし他人のフリをして、2人は互いに礼儀正しく挨拶をするのでした

ギャラハンに勲章が与えられる

勲章の授与

パーティー会場の中央で、皇帝はギャラハンを表彰します。それだけでなく、ギャラハンの苦労を称えて『ロンバルディにふさわしい特別な贈り物』を与えると言い出したのです。

そして皇帝は部下から書状を受け取ると、ギャラハンを”チュサユの領主”に任命すると発表しました。

⇒『今世は当主になります』56話のネタバレはこちら

『今世は当主になります』55話のネタバレと感想

55話のネタバレ感想①今回の見せ場

ネタバレ感想

55話にて、ようやくペレスが貴族たちにお披露目されましたね。

なお今回の見せ場は、ペレスの登場シーンでしょう。子供ながらに美しさと独特な雰囲気を漂わせており、まさにクール系美少年!という印象。

貴族たちの目にその存在を焼き付けました。

けれどペレス本人にとっては、お披露目よりもフィレンティアに会えるかどうかの方が重要なんですよ。3日前から会えるのを楽しみにしていて、いざ建国祭で彼女を見つけると、うっとりした顔をしていましたから。

3年経っても、フィレンティアへの想いは健在ですね。

55話のネタバレ感想②ラビニ皇后の現状

ラビニ皇后は現状、厳しい立場に立たされています。

ペレスにも王位継承権が与えられ、皇帝からは公衆の面前で無視されて、さらにロンバルディを懐柔しようとするも断られる始末。

今まで好き勝手やってきたツケが回ってきましたね。

とはいえ腐っても皇后ですから、皇帝に無視されてハイ終わり…とはならないでしょう。この先、水面下で攻撃を仕掛けてくるはずです。

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