【継母だけど娘が可愛すぎる】原作の結末ネタバレ①最終回は予想外の展開に

継母だけど娘が可愛すぎる

この記事では『継母だけど娘が可愛すぎる』の最終回について紹介しています。マンガ版はまだ連載中ですが、原作小説はすでに完結しているので後半以降のストーリーをまとめました。

アビゲールとセイブリアンの関係はどうなるのか、そして2人はどんな結末を迎えるのか。ネタバレを知りたい人はご覧ください。

当記事で紹介している内容は、海外のネタバレサイトや国内の某掲示板などを参考にしています。原作小説は日本国内で購入できなかったため、管理人は未読です。もし記事内容に間違いなどありましたら、お手数ですがコメント欄にてご連絡いただけると幸いです。

『継母だけど娘が可愛すぎる』のあらすじと原作情報

『継母だけど娘が可愛すぎる』の基本情報

継母だけど娘が可愛すぎる

引用元:https://piccoma.com/web/product/72467

基本情報
  • 日本タイトル:継母だけど娘が可愛すぎる
  • 原題(韓国語):계모인데 딸이 너무 귀여워
  • 英題:I’m Only a Stepmother But my Daughter is Just so Cute!
  • 原作:Iru
  • 作画:mo9rang
  • 出版社:A tempo Media
  • ジャンル:ファンタジー

あらすじ

<鏡よ 鏡 この世で一番美しいのは誰?> 子供服のデザイナーとして生きていた私は過労死ししてしまい、気がつくと童話に入り込んでしまった。 しかも、美しい連れ子に嫉妬し、毒殺して夫に処刑される残忍な悪女になっていた! 可愛くて愛らしい我が娘ブランシュと仲良くなって愛情を注ぎたいのに…。 「君がブランシュの心配をするとは面白いな」 クズみたいな夫がいつも私の邪魔をしてくる! 「私もブランシュの親です。私を疑ったことを謝ってください」 「謝らなかったら?」 「今夜、殿下の寝所へ伺います」
引用元:ピッコマ

『継母だけど娘が可愛すぎる』の主人公・倉本百合(くらもとゆり)。

彼女は現代でデザイナーをしていましたが、30歳で過労死して童話のキャラクターに憑依してしまいます。

おまけに憑依した先は、白雪姫の継母であるアビゲール・プリドキン。美しくも残忍な悪女で、白雪姫・ブランシュを妬んでいるキャラクターですが…

可愛いものが大好きな主人公は、逆にブランシュを溺愛して愛情を注ぎます。そして最初は不仲だった夫とも、徐々に仲良くなっていきます。

夫・セイブリアンがアビゲールを拒否する理由

アビゲールを拒否する夫

離婚

アビゲールの夫・セイブリアン。彼は妻・アビゲールに興味を示さず、ストーリー序盤では彼女を拒絶する場面が多々あります。

例えば31話でダンスの練習をした時。

アビゲールが手を差し伸べるとセイブリアンは具合が悪そうにし、おまけに彼女が触れようとした瞬間「私に触れるな!」とその手を払いのけました。

傍から見れば、夫婦仲は最悪に見えますね。

しかしセイブリアンは、アビゲールを嫌っているワケではありません。彼は『女性恐怖症』のような状態であり、女性に触れるのが生理的に無理なのです。

というのも彼は前王妃・ミリアムのせいで、トラウマを抱えていたからです。

セイブリアンの過去

セイブリアンが王座に就いたのは14歳のとき。前国王の死去により王位を継いだものの、当時の彼は体が弱く、命の危機に瀕したこともありました。

そんな状況を恐れたのは、セイブリアンの母親。もし病弱な息子がこのまま命を落とせば、血統が途絶えてしまいます。

そのため母親は、セイブリアンに対し「必ず子供を作りなさい!それが王の義務よ!」と厳しく言い含めていました。

さらに前王妃・ミリアムも、母親と同じ考え方でした。彼女は野心的だったため、とにかく子供を欲しがります。セイブリアンが高熱を出した時でさえ子作りを優先し、夜になると彼に迫りました。

当時14歳のセイブリアンにとって、母親とミリアムからの圧力はひどく苦痛でした。そのためトラウマとなり、女性に恐怖を感じるようになったのです。

ひよこ
ブランシュは今11歳で、セイブリアンが15歳の時に生まれた子供だよ。
白うさ
高校1年生のパパかぁ…

関連:『ジャンル変えさせていただきます』の結末と最終回のネタバレはこちら

少しずつ夫婦仲が改善される

漫画版33話にて、セイブリアンは自身の過去をアビゲールに打ち明けます。

話を聞いたアビゲールは涙をこぼしながら彼に同情し、これまでの行動(ダンスに誘ったり寝室で待ち伏せしたこと)を謝罪します。

またこの時、彼女は「夫婦にはなれなくても家族にはなれる」と優しい言葉をかけてあげました。

ひよこ
ここで2人の誤解が解けて、やっとお互いに歩み寄れた状態だよ。
白うさ
「家族にはなれる」って素敵な言葉だね。

そしてこの日以降、セイブリアンは毎晩アビゲールと手をつなぐ練習をするようになり、2人は少しずつ仲良くなります。

そして建国祭の舞踏会では、無事にダンスを踊りきることに成功しました(40話参照)

人魚編ネタバレ|人魚姫を助けるために主人公が取った行動

人魚編について

海外のネタバレ掲示板によると、ストーリー中盤あたりから『人魚編』が始まるそうです。

アビゲールが海に突き落とされて人魚に救出される…というストーリーですが、人魚編については管理人がうまく翻訳できなかったので、以下わかる範囲でストーリーをまとめました。

人魚編のあらすじ
  1. アビゲールが海に突き落とされ、セイブリアンは彼女を助けようとして一緒に落下する
  2. 人魚姫が2人を助けてくれる
  3. 人魚姫は宮殿に正体されるが声を失っていた。
  4. アビゲールは人魚姫=リトルマーメイドだと気付く
  5. おとぎ話における呪いは真実の愛のキスで解けることが多いので、アビゲールは人魚姫とセイブリアンを恋仲にするべきか悩む

『白雪姫』の世界観だと思っていたら、突如として現れた人魚姫。

そしてアビゲールは人魚姫の呪いを解くため、夫と恋仲にすることを思い付きます。つまり、夫と他の女性がキスするよう仕向けたのです。

しかし最終的に、アビゲールの計画はセイブリアンにバレます。当然ながら彼は激怒し、さらにアビゲールを愛していると告白をしました。

人魚編の翻訳については自信がないので、どなたかコメント欄で補足してくださると管理人がすごく喜びます。

後半~最終回|ギテオンの呪いで姿が変わってしまう

ギテオンに呪われる

魔法使い

ストーリー後半にて、アビゲールは前世の韓国人の姿に戻ってしまいます。これは『ギテオン』という敵キャラに呪われたことが原因です。

ギテオンとは?
主人公と同じく転生者で『白雪姫』のストーリーを知っている。ギテオンは王になるためブランシュと結婚しようとするも、アビゲールの妨害によりことごとく失敗。そのためギテオンは彼女を呪い、惨めな人生を送らせてやろうと考える。しかし呪いをかけた後、反動により死亡した。

ただし、アビゲールを呪うようギテオンを唆したのはレイブン(セイブリアンの異母兄弟)です。

つまり彼が黒幕ですね。

レイブンとは?
セイブリアンの腹違いの弟で、セイブリアンに瓜二つ。影のように育てられて周囲には『セイブリアンの代用品』として見られていたが、アビゲールだけは「レイブンはレイヴンであってセイブリアンではない」言ってくれたので、レイブンは彼女に執着するようになる。

レイブンはアビゲールに執着していたので、ギテオン亡き後、彼女を自分のものにしようとしますが・・・

結果、アビゲールは彼を拒絶して逃げ出しました。

原作最終回のストーリー

アビゲールに憑依する前、つまり前世で倉本百合(くらもとゆり)だった頃。主人公は自分の平凡な容姿を嫌っていました。また前世では周囲の男性からも、外見について酷い言葉をあびせられた様です。

だから美しいアビゲールの姿を失って平凡な韓国人へと戻ってしまった時、彼女は逃げ出しました。平凡な姿だと、セイブリアンに受け入れてもらえないと思ったのです。

そして主人公はその後、デザイナーの“リリー”として生活しますがーー

2年後、セイブリアンが主人公を探し出します。

姿が違っても、彼はリリーが自分の妻だと気付いたのです。そして今も主人公を愛しているのだと告げます。

そして再会した2人はキスをし、その後は宮殿へと戻ります。

するとブランシュも親しかった友人たちも、主人公の帰還を喜びます。そして主人公は自分こそがアビゲールだと証明するために手続きをした後、呪いを解かずに生きることを選択しました。

関連:『今世は当主になります』の最終回と結末のネタバレはこちら

ブランシュとヴェリテの結末について

白雪姫ことブランシュが迎えた結末については、当サイトの記事『継母だけど娘が可愛すぎる結末②』でネタバレしています。

ブランシュと一緒にヴェリテ(鏡)の結末も紹介しているので、興味がある人はご覧ください。

全体的な感想|一風変わった結末ながらもハッピーエンド

最終回と結末について

ネタバレ感想

『継母だけど娘が可愛すぎる』の結末については海外の掲示板で知ったのですが、他作品とは一風変わったラストだなと思いました。

悪女転生系といえば、美女に転生してイケメンと結婚!という結末になるパターンがほとんどです。少なくとも韓国マンガについては、これが王道パターンでしょう。

けれど本作の主人公は、ラストで本来の平凡な姿に戻ります。イケメン×凡人という珍しい構図で終わるので、いい意味で予想を裏切ってくれました。

また童話モチーフの作品でありながら、呪いを解かずに終わるというのも珍しいパターンかと思います。

全体的な評価としては、読者の期待に沿ってハッピーエンドにしつつ他の作品と被らないようにした秀作という印象。

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