今世は当主になります138~139話のネタバレと感想|ペレスからの貢ぎ物が止まらない!

今世は当主になります

漫画『今世は当主になります』の138話~139話のネタバレと感想です。

成長したペレスは剣術の才能にいっそう磨きがかかり、ロンバルディ騎士団の訓練に参加したときも簡単に騎士を倒しました。

そして今回、フィレンティアと彼は2人きりでお茶会をしますがーーーペレスには困った癖があるので、彼女はその話を切り出します。

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138話~139話の概要|ペレスに高級品をプレゼントされる

ペレスからの貢ぎ物

今世は当主になります
以下の文章は、管理人が韓国版原作サイトを見ながらまとめたネタバレです。もし翻訳ミスがあれば、日本版の最新話公開日に修正します。

剣術の稽古の後、フィレンティアとペレスは一緒にティータイムを過ごします。その際に彼はダイヤモンドーー小さなひよこの形に彫刻されているーーを彼女にプレゼントします。

ひよこ
これもペレス作の彫刻だよ。昔から器用だね。
白うさ
なぜヒヨコ?

フィレンティアはお礼を言ってそのプレゼントを受け取るも、実のところ少し困っていました。というのも彼が今まで送ってくれた手紙とプレゼントは膨大な量になっており、部屋1つを埋め尽くしている状態なのです。

ひよこ
ペレスからのプレゼント専用の部屋を用意したけど、その部屋がもう飽和状態なんだ。
白うさ
羨ましい!それくらい貢がれてみたい!

そこでフィレンティアは、ペレスをその部屋に連れて行って状況を説明します。そして彼が寂しがらないよう配慮しながら「もう贈り物はしなくていい」と言いかけますがーーー

ペレスは心の底から喜び、プレゼントをこんなに大事に持っていてくれて嬉しいと言います。そのため彼女は戸惑い、結局のところ台詞の続きを言えませんでした。

ストーリー補足|ビエーゼの現状は?悪癖はいまだ治らず

いまだ当主の座を狙っている

ビエーゼは当主代理の座から外された後1年間家出していましたが、図々しくもロンバルディ邸に戻ってきました。

彼はまだ当主の座を諦めておらず「当主になるべきは俺だ。その座は誰も奪うことができない」と考えています。

白うさ
あれだけ周囲からバッシングされたのに!?
ひよこ
まだ愚かな考えを捨てられないんだね。ある意味では鋼のメンタル。

性悪なところは相変わらず

そして相変わらず、ビエーゼは自分本位で差別主義です。

131話でペレスが剣術の稽古をしていた時も、遠目から忌々しそうにその光景を眺めていました。またフィレンティアが開業した件についても文句を言っています。“はずれ者”が当主直系の権利を行使したのが気に喰わないようです。

そして「何か邪魔できる方法はないだろうか」と呟くシーンがありました。この人、本当にイジワルですね。

ビエーゼは崖っぷちに立っている状態

ただしビエーゼは現状、誰かの邪魔をしている余裕などありません。

ロンバルディの一員として自分の存在を世に知らしめるには、事業で成果を出すしかない(131話参照)のに、彼はいまだに事業で成功を収めていないのです。

ひよこ
社会的に生き残るには、家門の力に頼らず自分の力で成果をあげるしかないよ。

ビエーゼはかなり追い詰められているはずで、マジで人の邪魔なんてしている余裕なんて無いのですが……この人、その辺についてどう思っているのでしょうね。

⇒『今世は当主になります』140話のネタバレはこちら

今世は当主になります|今回のネタバレ感想

ネタバレ感想|愛情の深さが垣間見えた

ネタバレ感想

今回フィレンティアとペレスは2人きりでお茶会をしましたが、本当はクレニーも参加するはずでした。けれどペレスが遠回しに「彼女と2人きりがいい」と駄々をこねた(?)ので、クレニーは不参加です。ペレスは大人になったのに、独占欲の強い性格は治っていないようです。

そして139話では、彼が今までずっとフィレンティアに貢ぎ物を送り続けていたことが判明します。

ペレスが彫刻した木彫りの人形、宝石、ペレスが手縫いしたテディベアetc……これらがズラリと並び、その量はなんと部屋1個分。これ、相当ですよ…!彼の愛情の大きさを垣間見た気がします。

そしてプレゼントを全て保管しているフィレンティアも、相当愛情深いですよね。子供のころに貰ったプレゼントなんて、ほとんどの人は紛失しているものです。

しかし彼女は部屋1個を使ってそれを保管しつづけ、さらに貰ったものを記憶しています。これは相手を心から大事に思っていないと出来ないことです。

フィレンティアに自覚はないのかもしれないけど、情の深さがわかるストーリーでした。

⇒『今世は当主になります』140話のネタバレはこちら

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2件のコメント

更新ありがとうございます。

ペレスがプレゼントしてくるのは、ティアがペレスにアカデミーにいた頃手紙の一つも寄越さなかったことを少し文句を言ったからなのと、デビュタントして結婚適齢期になったティアが他の男性と親しくならないよう気を引きたいのでしょうね。
1話冒頭で読者はこの先二人がどうなるか知っていますが、ロンバルディの将来有望な経営者で父の爵位を継ぐなら、ティアが婿養子をもらって跡継ぎになるのが今のところ無難な縁談ですから。

ビエーゼはどうしてこんな人間になってしまったのでしょうね。
シャナネットやティアの父みたいにまともな妹や弟もいて、あの偉大なルーラックと優しい母に育てられ、長男として期待されてこのスペック。
子供の頃から軌道修正すればここまで酷くならなかっただろうに…と思いつつ、教育の厳しさに嫌気がさして妻の実家のアンゲナス家に入り浸り、操りやすい傀儡にされてしまったのかなと思いました。
多感な時期に自分に厳しい言葉をかける両親や有能な妹や弟と比較されるより、イエスマンで全肯定しておだてるアンゲナス家の方が好きになるのも仕方なかったのかなと。

ティアと親しく優しいララネがビエーゼの娘なので不安です。
結婚適齢期のララネを第一王子アスタナに嫁がせ、皇后の実家だと威張り散らしてロンバルディを派閥争いに巻き込むくらいやりそうだなと。
有能な人の足を引っ張って自分と同じレベルに降ろしたりするしかできないのでしょうが…よくロンバルディも受け入れましたよね。

スヌさん、コメントありがとうございます!
ビエーゼに関しては私も同じように思いました。彼は優秀でも何でもない普通の人間だから、甘やかしてくれる人に流されるのでしょうね。

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