料理のレシピサイトを見ると、チョコの着色に”食紅”を使う人が多いですよね。
カラフルなチョコ菓子を見て「私も作りたい!」と思った人もいるでしょう。
そこで今回は、チョコ菓子を作るときの食紅の使い方について紹介します。
食紅の付け方・混ぜ方がわからない人のために、基本的なことから解説してみました。
目次
食紅の使い方は?水で溶かしていいの?
そもそも食紅って何?
食紅とは、食品に色をつけるために使われる粉末色素のことです。
お赤飯や桜餅などいろいろな料理の色付けに使われていて、通販・スーパーなどで販売されています。
チョコに付ける場合、水は使わないで!
食紅を料理につかうときは、水に溶かしての使うのが一般的ですよね。
しかし、チョコに色付けするときは違います。
水は使わずに、マヨネーズ・サラダ油などで食紅を溶かしてください。
水で溶かすのはNGです。
マヨネーズなどで溶かして液状にしてから、ホワイトチョコレートと混ぜてデコレーションに使いましょう。
- 食紅をマヨネーズ(またはサラダ油)で溶かす
- 食紅が溶けたら、ホワイトチョコに投入
- 食紅とチョコをしっかり混ぜる
- 色付きチョコの完成
食紅を水で溶かしたり、ホワイトチョコレートにそのまま投入するのはNGです。
もしこの2つをやってしまうと、着色の段階で失敗します。
というのも、チョコレートは水と相性が悪いからです。
チョコレートの湯銭をするとき、水が混ざって分離した経験はありませんか?それと同じで、水に溶かした食紅もチョコレートと相性が悪くなります。
色付けが難しくなるので、マヨネーズ・サラダ油などで溶かすのがオススメですよ。
チョコペンでの代用するとラク
もしこの作業が面倒くさいなら、チョコペンを使ってもOK。チョコペンは蓋を切ればすぐに使えるので簡単です。
チョコレートに色付けする場合、本来は食紅でなく「チョコレート用の色素」を使います。
普通の色素(スーパーで販売されている食紅など)は水性なので、チョコレートと非常に相性が悪いです。そのため、チョコレート専用の色素を使うのがオススメですが…
実はコレ、値段が高いんですよ。
50gあたり2000円以上するので、3色そろえると6000円を超えます。初心者には手が出しにくいですよね?
そのため、この記事では食紅で代用する方法を紹介しています。
食紅の混ぜ方は?キレイに混ぜる方法
食紅+マヨネーズの混ぜ方
次は、食紅とマヨネーズの混ぜ方について紹介します。
といっても混ぜ方はとても簡単。
まず皿に少量のマヨネーズを出して、そこに同量くらいの食紅を加えてから爪楊枝で混ぜるだけです。
食紅+ホワイトチョコの混ぜ方
食紅が液状になったら、ホワイトチョコとしっかり混ぜ合わせましょう。色が偏らないよう、均一に混ぜてくださいね。
この時のポイントですが、食紅は少量ずつ混ぜるのがオススメです。一度にドバっと入れると、色が調整しにくくなります。
また、チョコに対して食紅が多すぎるとボソボソになる可能性があるので注意。
チョコへの付け方は?上手に塗る方法
付け方①爪楊枝やコルネを使おう
食紅とホワイトチョコを混ぜると、色付きのチョコが完成します。これを使ってデコレーションしましょう。
チョコに塗るときの道具は、爪楊枝・スプーン・コルネ(絞り袋)などを使うと便利でしょう。
キャラチョコを作るなら
- 広い部分:スプーンで垂らすか、コルネを絞る
- 細い部分:爪楊枝で描く
と道具を使い分けたほうが、キレイに着色できますよ。
爪楊枝だけで上手に描く人もいますが、管理人は不器用なのでスプーンと爪楊枝を両方使っています。
付け方②チョコが固まったか確認
色付けするときは、前に塗った色のチョコが固まっているか確認しましょう。
例えば青→黒の順番で塗る場合、青のチョコが固まってから黒のチョコで色付けします。
もし固まっていないと、黒をぬったときに青と混ざってしまうので注意。
食紅が固まるときの対処法
食紅をホワイトチョコレートに投入した後、混ぜている最中に固まるケースがあります。
固まる場合は、ホワイトチョコレートを湯銭しながら混ぜてみてください。湯銭するとチョコが温まって溶けるので、固まらずに混ざりますよ。
チョコがボソボソになるときの対処法
ホワイトチョコと食紅を混ぜるとき、食紅が多すぎるとボソボソになります。
その場合は、食紅を少なめにして作り直してみてくださいね。
使い方まとめ
色の付け方
チョコレートを食紅で色付けする場合、はじめに食紅とマヨネーズを混ぜておきましょう。
食紅と少量のマヨネーズを溶いて、その後でホワイトチョコと混ぜて作ります。
食紅とホワイトチョコがしっかり混ざったら、色付きチョコの完成です。
チョコは水分に弱い
食紅は水に溶かしての使うのが一般的ですが、チョコは例外です。
チョコレートは水分に弱いため、食紅を水で溶いてしまうと色付けが難しくなります。
色付けが失敗したときは
チョコが固まる時
混ぜている最中にホワイトチョコが固まったら、途中で湯銭してみてください。
チョコが温まるので、溶けて混ぜやすくなりますよ。
ボソボソになる時
ホワイトチョコに対して食紅の量が多すぎると、ボソボソになる事があります。
その時は、食紅を減らしてから作り直してみてくださいね。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。