『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』13話~14話のネタバレと感想|アリアは歌の練習を試みる

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漫画『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』の13話~14話のネタバレと感想です。

前回のラストでは、ロイドの母親である大公婦人から手紙が届きました。体調不良で伏せっていた彼女ですが、アリアのおかげで生きる気力がわいたようです。

この先どうなるのでしょうか?以下にストーリーの続きをまとめました。

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12話13話~14話15話

『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』ネタバレ全話はこちら

13話|アリアは能力を磨くため、歌を練習できる場所を探す

歌を練習できる場所を探す

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アリアは悩んでいました。というのも今の彼女は10歳なので、能力を使うには限度があるのです。それこそ治癒の歌や破滅の歌を歌ったら、命に係わるかもしれません。

そこでアリアは、歌を練習する場所が必要だと考えました。

・・・

歌を練習できる場所を探すため、アリアは屋敷内を探索します。

するとその時、バレンタイン大公子の猟犬( 5話のネタバレ参照)が駆け寄って来てアリアにじゃれつきます。どうやらアリアに会いたくて走って来たようです。

アリアは動物との意思疎通ができるので、犬に頼んで人気のない場所を探すことにします。

「この城で誰の干渉も受けない場所に案内してくれる?」

そしてアリアは犬にまたがり、城内を移動しますがーーーその時、運悪くバレンタイン大公子と鉢合わせてしまいました。

ひよこ
城内で犬を乗り回しているところを目撃されたね。
白うさ
お行儀が悪い子だと思われちゃう!

バレンタイン大公子と遭遇してしまう

バレンタイン大公子は、アリアをつまみ上げて犬の背から降ろします。そしてため息をつきながら聞きました。

「それで、お嬢様はこの悪魔に何のご用かな?」

そこでアリアは『お父様に会いたくて来ました』と筆談で伝えます。

旦那様と呼ぶのは固すぎるので、あえてお父様と呼んだのです。

すると大公子の傍にいた使用人は驚きます。アリアのような子供が逃げるでもなく大公子のもとに自ら足を運んだことが意外だったのです。

そして一方、大公子は腕組みをしながら面白いな…と微笑を浮かべるので、アリアは満面の笑みを浮かべました。

昔は笑うのが苦手でしたが、侍女のダナやベティのことを考えると自然と笑顔が出るようになっていたのです。

14話|バレンタイン大公子は、アリアを執務室に招待する

バレンタイン大公子との会話

アリアが会いたがって来たと知るや否や、バレンタイン大公子はニヤリと笑って聞きます。

「それで俺に遊んで欲しいのか?何をして?」

アリアは何をしたいかまでは考えていなかったので焦ります。

すると彼は少し考えてから、息子と遊ぶようにすればいいのだろうか?と呟きますがーーー隣の使用人が全力で止めるので、遊びは中止になりました。

ひよこ
大公子、いったい何しようとしたの?
白うさ
知らない方がいいこともあるんだよ。

そこでアリアは『ここでオオカミと一緒に遊びたいです』と筆談で伝えますが、大公子はそれなら俺は必要ないだろう…と舌打ちします。

しかしアリアが瞳を輝かせながら『お父様は隣にいてくれるだけで嬉しいです』と言えば、大公子はハッとします。また使用人も頬を緩ませました。

大公子のお仕事を見学する

その後、大公子はアリアを執務室へと連れて行きます。

そのためアリアは、大公子の隣で彼の仕事ぶりを観察することになりますがーーーその時、ある書類を見つけました。

というのもケバンディー子爵から、賠償金を支払えという要望が届いているのです。

ケバンディー子爵とのいざこざ
過去、バレンタイン大公国に親交のために派遣された使者みんなが生死の境をさまよう事件があった。そのせいで百姓たちは悪魔の呪いだと恐れて、またこれに関与したケバンディー子爵は以下のように語った。
『明白なこちらのミスだったが、見返りとして莫大な賠償金を請求すると躊躇わず支払った。バレンタインも大したことは無い』
以降バレンタインの呪いのせいで使者たちが病を患ったという噂が流れ、おかげで滅亡寸前だった子爵領は大公国が出した賠償金によって再び立ち直った。

つまらなそうに書類を見ながら、バレンタイン大公子は言います。

「出入りを許可してもいないのに領地の境界付近を行き来し勝手に呪いにかかった…こういうのはもう少し丁寧に話を作れないのだろうか?」

しかも使用人が調査した結果、森林には火をつけた跡があったそう。そのためバレンタイン大公子は、いっそケバンディー子爵を始末してしまおうかと言いますが…

それだと逆に面倒事になるので、使用人に止められました。

すると大公子は少し考えてから、ケバンディー子爵に金を渡して彼がどこまで堕ちていくのか観察するのも悪くない…と言い出します。

しかしその話を聞いたアリアは悩みました。

(もっといい方法があるのに、詐欺師にエサを与える必要があるのかな?)

子爵は賭博や詐欺を日常的に繰り返しているので、賠償金もどうせ一瞬で使ってしまうでしょう。そしてこの時、アリアは良い方法を思い付いたので大公子に提案します。

『病を治す方法を知っています』

すると大公子は少し意外そうな顔をしながらも、アリアの手元にある紙をのぞき込みました。

⇒『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』15話のネタバレはこちら

『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』のネタバレと感想

13話のネタバレと感想|怖いもの知らずのアリア

ネタバレ感想

バレンタイン大公子はあの外見と性格なので、大抵の子供は彼を見ると泣いたり逃げたりするようです。

しかしアリアは笑顔で『お父様に会いたかった』と言うので、使用人はとても驚いたようです。

しかも彼からすれば、弱くもろい外部の子供ですから。それこそ、ワニにスズメが近寄るようなものですよ。ものすごく希少な存在です。

そして大公子も、あんなに可愛い子供がニコニコしながら近づいてきたら悪い気はしないはず。そのため今後は、アリアを可愛がるんじゃないかな…と勝手に予想しています。

14話のネタバレと感想|大公子もほだされた?

アリアと大公子のやり取りは、とても微笑ましいですね。可愛い子に『お父様はいてくれるだけで嬉しい』と言われたので、やはり大公子も嬉しい様子。

さらにその後、アリアはなぜか執務室に連れて行かれます。

大公子は仕事が山積みなので、仕事をこなしつつ自分の傍にいたいと言うアリアの要望に応えてやろうと考えた結果、執務室に連れて行けばいいと判断したのかもしれません。

彼が何を考えているのかイマイチ分かりにくいですが、多分そんな感じでしょう。

⇒『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』15話のネタバレはこちら

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