『再婚承認を要求します』外伝13のネタバレと感想|実体には興味がない

再婚承認を要求します外伝

小説版『再婚承認を要求します』のネタバレ感想です。今回は「外伝13 実態には興味がない(1)」の概要をまとめました。

今回、ようやくナビエが西王国に帰還します。しかしローラにあらぬ誤解を受けており、海難事故の原因も不明なまま。まだまだ解決すべき問題が残っていますね。

今後はどうなるのでしょうか?感想を添えて、内容を簡単にまとめました。

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『再婚承認を要求します』外伝13ネタバレ

ローラの決意

再婚承認を要求します外伝
以下の文章は『再婚承認を要求します外伝』のネタバレであり、原作を翻訳したものです。8割意訳かつ概要のみ紹介しています(詳細を載せたら多分、権利元から苦情が来るので)

帰りの船旅中、ローラは悲壮な顔でこっそりナビエに尋ねました。

「最後に船に積んだあの荷物は、いつ買ったのですか?」

ローラの言う“荷物”とは、ハインリが衝動買いした服のこと。しかしローラはその事実を知らないので、ナビエが急に大量の服を持って乗船したように見えたのです。

そのためナビエは、カフメンに手伝ってもらったと嘘をつきますが…

ローラはなぜか深刻な表情をし、こぶしを握り締めて「私はそれでも陛下の味方ですから!」と叫びました。

しかしナビエは彼女の決意を理解できず、どういう意味か聞こうとしますが…

その時、船員が「海賊だ!」と叫びました。

ローラは現在、ナビエに恋人がいると勘違いしています(外伝12話参照)そのため遠回しに、何があってもナビエの味方だと伝えたかったようです。

海賊船との遭遇

目の前に現れたのは、巨大かつ威圧的な海賊船。

ランドレ子爵とアルティナ卿はすぐに駆け付け、ナビエとローラを背に庇います。

が、しかし。

船と船が近づくと海賊船はUターンし、何もせずに引き返しました。

訳が分からずにザワつく一同。するとその中の1人が、とある噂を思い出しました。

どうやら“海賊を追い回す海賊”がいるらしく、一般人には一切関心がないそう。

そしてこの時、ナビエは海賊船の甲板に見覚えのある男を見つけます。顔は良く見えないものの、背格好がエルギ侯爵に似ていたのです。

白うさ
それ、海賊よりも海軍寄りじゃない?
ひよこ
海賊旗を掲げてるから海賊扱いらしいよ。

 

ナビエはもっと近くで確認しようとするも、もはや男の姿は見えません。

そんな中、アルティナ卿が口を開きます。あくまで噂ですが、件の海賊には“探している海賊”がいるのだそう。

この後ナビエ御一行は、ブルーボヘアンの港に寄ります。出迎えてくれたハインリに対し、ナビエは開口一番に「エルギ侯爵は海賊なのですか?」と尋ねますが、彼はすねてしまい答えは聞けませんでした。

海で起こった怪奇現象の真相

西大帝国に帰還したナビエは、4日間も赤ん坊2人につきっきりでした。赤ん坊もナビエが行方不明になったと知っているのか、離れようとしなかったのです。

・・・

1週間後。完全復帰したナビエは、海での怪奇現象について調査します。

港町の領主たちを集めて話を聞いたところ、すでに数多くの前例があるそう。

そこでナビエは、地図を用意して“怪奇現象の噂がある領地”に印をつけますがーー作業を終えると驚きました。

印をつけた港の水路は、すべて“水龍の巣”と接していたのです。

カイが泣き出し、奇行を繰り返す

ナビエはカフメン大公に頼み、ドルシに会いたいと頼みます。そしてドルシが西王国に来た当日、ナビエは話をするため応接室へと向かおうとしますが…

その時、ぬいぐるみで遊んでいたカイが急に泣き出します。

あやしても一向に泣き止まず、さらには人になったり鳥になったりと変身を繰り返すのです。

・・・

途方にくれたナビエは、慌ててマッケナを呼びます。すると彼はカイを見るなり「駄々をこねているんですよ」と断言しました。

鳥一族の赤ん坊は、両親と離れたくない時に変身を繰り返すそうです。

ひよこ
つまり「こんな状態の私を置いていくの?」というアピールだね。
白うさ
鳥一族、アクロバティックすぎん?

そのためナビエは、応接室に行く前にカイをなだめようと考えます。そのため、マッケナに少しの間ドルシの相手をしてほしいと頼みますが…

いかんせん彼はドルシが苦手なので、自分が残ってカイの面倒を見ると言い張ります。それでもナビエが命令すれば、マッケナは泣きそうな顔で言いました。

「私が駄々をこねるから怒ったのですか?」と。

⇒『再婚承認を要求します』外伝14のネタバレはこちら

補足|みんなのトラウマ

ネタバレ感想

往路は海難事故に遭いましたが、復路は楽しい雰囲気で帰還しました。船の上で音楽を演奏したり簡易舞踏会をしたりと、ワイワイやっていた様です。

ただし、ナビエが甲板に上がろうものなら全員が真顔になります。

事故の後なので仕方がありませんが、一部はトラウマになっていそうですね。特にアルティナとか。

というかナビエは、あんな事があったのによく甲板に上れますね。普通は「もう甲板に上りたくない!」と怖がると思うのですが…

何というか、メンタルが鋼。ナビエのそういう所、ほんと好き。

感想①鳥一族のふしぎな習性

鳥一族の赤ん坊は、癇癪の起こし方がすごいですね(笑

「鳥⇔人」の返信を繰り返すって、初見のナビエは相当焦ったはず。多分、私を含めて読者の8割くらいは驚いたんじゃないかと思います。

本編を読んでいた時から「鳥一族ってそんな習性があるの!?」と度々驚きましたが、今回の癇癪はとりわけ強烈でした。

作者様は、よくこんな設定を思いつきますね。

感想②外伝のタイトルについて

お次は感想というか疑問。

今回のタイトルの「外伝13 実態には興味がない(1)」についてですが、実は日本語訳するうえで非常に悩みました。

原文だと「실체에는 관심이 없다」。

英語訳だと「I’m not interested in substance 」となりますが、この”substance”の訳ってどれが適切なのでしょうね。物質とか中身とか、いろいろ意味があるので迷いました。

とりあえず「実体」と訳しましたが、もしかしたら後日修正するかもしれません。

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2件のコメント

こんにちは(^○^)
私も実体、という訳だと思いました。今回がsubstanceで次回タイトルがrealityと機械訳されたので。
ドルシ(水龍)に先に会って、とナビエに頼まれたマッケナ(笑)。マッケナは最初から本能的にドルシに対して怯えてましたよね、ドルシが青い鳥に魅了されまくってたから(笑)身の危険を感じてるのかと(笑)
次回は会うのだと思いますが、以前ドルシはマッケナの人間の姿には関心を示してなかったですよね?? だから安全かな?と。
どうしてドルシは青い小さな鳥をそんなに好むのか、不思議ですけど(笑)ナビエはそれを知っているのに、ここにきて何故あえてマッケナを行かせようとするのかなあ??
確かにカイの傍にいるのはナビエの方がいいと思いますが。。。ですよね?(^ ^)

>まっけなさん
貴重なご意見ありがとうございます!
なるほど。単純にマッケナが怖がっているのかもしれませんね笑
そして言われてみれば、ナビエの提案は彼にとって中々エグイです笑

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