マンガ版『再婚承認を要求します』のネタバレと感想です。124話のストーリーを紹介します。
ラスタは以前、ナビエを陥れるために青い鳥の羽をむしってその羽を自室の枕に隠しました。しかし前回の最後で、専属侍女のデリスがその羽を発見してしまいます。
このままでは罪がバレてしまいますが、ラスタはどうするのでしょうか?
侍女・デリスは罪をなすりつけられ、罰を与えられる
侍女を罪人に仕立て上げる
ナビエにプレゼントされた青い鳥の羽が、なぜラスタの枕から出てきたのか?侍女のデリスは狼狽します。
するとラスタは突然きゃああ!と大声で叫び、駆け付けた他の侍女や騎士たちの前で「デリスがラスタを陥れようとしたの!」と主張しました。
デリスに与えられた残酷な罰
デリスは無実なので、必死で身の潔白を主張します。
しかし結局のところ、デリスは騎士たちに連行されて牢に幽閉されてしまいます。
さらにラスタはその後、デリスが外で余計な噂を流さないよう彼女の舌を切れと命令するのでした。
ソビエシュ視点|妻の残酷な行いを知り、不信感が募る
残酷な妻に思うこと
今回の騒動は当然ながらソビエシュの耳にも届きます。
そのため彼はラスタの部屋を訪ね、彼女を労わりますがーーー内心では舌を切るという非情な行いを苦々しく思っていました。
さらに彼は今回の件がラスタの自作自演だと気付いていたため、今晩は皇帝用の寝室で一緒に寝ようと誘います。
その部屋には例の青い鳥がいるので、もしラスタが犯人なら鳥が反応すると考えたのです。
しかしラスタはこの時、鳥と顔を合わせるのはマズイと気づきます。そのため体が重いからと言い訳をし、誘いをうまく断るのでした。
まとめ|再婚承認を要求します・124話のネタバレと感想
124話のネタバレ感想①狂った皇后
権力は人を狂わせると言いますが、ラスタはその典型ですね。
無実の人間を陥れるという非情な行いをしたのに、ラスタは本編中で「皇后の権力ってすごいのね。少し騒いだだけで人を追い出せるなんて」と場違いなことを考えていました。
罪を犯したのに、このとき彼女の脳内を満たしていたのは罪悪感ではなく権力のことだったのです。本当に怖いですね。
少なくとも鳥の羽をむしった時のラスタは罪悪感を感じていたのに、今やコレですよ。純粋だった頃のラスタが今の自分を見たらどう思うのか・・・
100%無理な話ですが、もし初期ラスタと皇后ラスタが対面したら初期の方は悲鳴をあげるかもしれませんね。
124話のネタバレ感想②ラスタにとっての最適解
当前ですが、ラスタはデリスを投獄するのではなく何も知らないフリをすべきでした。
ソビエシュも124話で言っていましたが、やっている事があまりに残酷です。逆らう人がいないとしても、周囲が彼女をどう思ったかは火を見るよりも明らかでしょう。
特にソビエシュからすれば「あなたの妻は、証拠も無いのに侍女を牢屋に入れて舌を××しましたよ」と聞かされた状態ですから。普通の男性なら妻の所業にドン引きするし距離を置くでしょう。
けれどラスタは、そんな当然のことすら分からない状態です。感覚や常識がマヒすると、人間はこうなるのかもしれませんね。