『義家族に執着されています』73話~74話のネタバレと感想|アイレットは養子になる

義家族に執着されていますネタバレ

漫画『義家族に執着されています』の73話~74話のネタバレと感想です。

前回はもう1人の回帰者が現れ、その事件をきっかけに医師・フィニアスが本格的に呪術の調査をはじめました。そして今回、彼はある決断をします。ラピレオン家の直系として責任を果たそうと考えたのです。

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73話|フィニアスは責任を取るため、アイレットを養子にする

養子になったアイレット

義家族に執着されていますネタバレ
本記事では『義家族に執着されています』の感想および解説がメインであり、完全なネタバレはしていません。詳細を知りたい人はマンガ版をお読みください。

後日、アイレットはフィニアスの養子として引き取られることになりました。

彼は今まで呪いの研究を理由に責任から逃げ続けたので結婚すらしていません。けれど今後は1つでも多く責任を果たすため、その一環としてアイレットを養子にして外の世界を見せてあげたいと思ったようですがーーー

ラピレオン邸から引っ越す日、アイレットは泣いて嫌がりました。

セルフィウスたちと離れ離れになるのが寂しいからです。それこそ馬車が迎えに来ても、庭でうつ伏せになったまま動きません。

その結果、フィニアスは彼女を抱っこして連れ去るのでした。

白うさ
アイレットの落込み方がかわいい!
ひよこ
よく見るとフィニアスも落ち込んでるね。子供に拒否されて悲しかったのかな?

仲のいい友人から結婚報告が届く

社交シーズンが終わりに近づいたころ、ペレシャティのもとに親友から結婚報告の手紙が届きます。

そこで彼女はお呼ばれ用のドレスを準備すべく仕立て屋を呼びますが、仕立て屋はドレスを選んだ後に「新しく仕入れた布地があなたに似合いそうだから試着してほしい」と言い出します。

このとき彼女は疲れていましたが、メイドたちが目を輝かせるので仕方がなく試着するのでした。

テルデオ視点

一方その頃。

テルデオは用事があってペレシャティのもとを訪ねますが、更衣室から出てきた彼女を見た途端に硬直しました。

というのも薄桃色のドレスを身にまとったペレシャティがあまりに美しくて驚いたのです。

それこそ内心では『ずっと傍に置いて見ていたい』と思うほどで、彼はうっすらと頬を染めるのでした。

ひよこ
嫁が美人すぎて思考停止したんだね。
白うさ
この人、本当に嫁が大好きだよね。

74話・レイナ視点|ザハルト伯爵殺害事件の真相

レイナ視点|投獄中のリリアンに会いに行く

74話の登場人物
  • リリアン:ペレシャティの継母。現在は投獄中
  • レイナ:ペレシャティの義妹。リリアンの実子
  • ドドレア:第4皇女。テルデオを愛している
  • シーフ:ペレシャティの元恋人

リリアンが幽閉された後、レイナは母・リリアンと面会するため牢を訪れます。しかしこの時、動揺して口を滑らせました。

「なぜ私たちがこんな目に遭うの?お父様を殺すなんて話はなかったでしょう!」と。

実を言うとレイナたちは、当初ペレシャティを毒殺する予定でした。しかしレイナの知らない間に、なぜかザハルト伯爵が犠牲になっていたのです。

ドドレア視点|真相を知って激怒する

このとき一緒にいたドドレア皇女(面会を手引きしてくれた)は、レイナの発言を聞いてどういう事かと問い詰めます。

そして詳しい話を聞き出すと、ドドレアは怒り狂いました。彼女はてっきり、レイナたちが毒――もといラピレオン一族の血――を使ったのは伯爵殺害の1度きりだと思っていたのです。

しかし話を聞けば、当初の狙いはペレシャティであり彼女が結婚したから計画が未遂に終わったと言うではありませんか。

そうなると話は別で、このときドドレアは『ペレシャティもまた血の呪いについて全てを知っている』と気づきました。

この場面でドドレアは、全ての事情に気付きました。なぜテルデオが再婚したのか。なぜペレシャティが元恋人のシーフを捨てて、さらに裁判まで起こしたのか。レイナの話を聞いて、ようやく彼女のなかで一連の出来事がつながったようです。

レイナ視点|現状がわからず困惑する

1人きりになった後、レイナは悩みました。

というのもレイナは伯爵殺害について何も聞かされておらず、毒もリリアンとシーフが準備したものだったからです。

またドドレアが先ほど言っていた『あの女は全て知っている』という言葉も気がかりでした。

『全て』とは何を指す言葉なのか。もしペレシャティが事件の全貌を知っているなら、自分たちが屋敷を追い出されたのも全て彼女の計画だったのでは…と考えたのです。

そして1人だけ事情を知らないレイナは、疑心暗鬼になるのでした。

⇒『義家族に執着されています』75話のネタバレはこちら

義家族に執着されています|今回のネタバレと感想

74話のネタバレ感想|事件の真相

ネタバレ感想

レイナの自白により、今世でも母・リリアンと協力してペレシャティの殺害を計画していたことが判明しました。テルデオと結婚したから未遂に終わったものの、そうしなければ回帰前と同じように毒殺されていたのでしょうね。

そして今回、新たな謎が生じます。

当初の計画ではペレシャティのみ殺害する予定だったのに、なぜリリアンは夫を狙ったのか。その理由がまだ説明されていません。

読者的には早く事件の真相を知りたいところですが、リリアン側の事情が判明するのはまだ先になりそうですね。

73話のネタバレ感想①乙女チックな男主人公

73話のラストでは、恋する乙女のようなテルデオが描かれていました。

普段は無表情で動じない彼ですが、今回ドレスアップしたペレシャティを見て釘付けになりました。ほんのり頬を染めて、まるで少女漫画の登場人物のようですがーーー

そんな調子だから、使用人のダニエルもさすがに彼の恋心に気づきます。

解説ではカットしましたが、ちょうどペレシャティを訪ねる場面でダニエルも付き添っていました。だから彼はテルデオの表情の変化を間近で見ていて、その結果こう考えます。

『この人のこんな表情は初めて見る…あ、まさか…!』と。

明言はされていませんが、ダニエルの反応を見る限りではテルデオの心情に気付いた可能性が高いです。

主人が1年後に離婚する妻を愛してしまったなんて、使用人からすれば頭が痛くなる話でしょうね。もういっそのこと、ダニエルが上手い具合に2人の仲を取り持ってくれればいいのですが・・・

73話のネタバレ感想②やさしい友人

結婚報告の手紙をくれたのは、ペレシャティと仲のいい友人の1人です。

なお招待状には「負担をかけたくないからあなた1人で来ても良いし、忙しければ別の日でもいいから気楽に返事をちょうだいね」と優しさあふれる言葉がつづられていました。

相手の立場を考えて気遣ってくれているのが分かりますね。ペレシャティは本当に友人に恵まれています。

⇒『義家族に執着されています』75話のネタバレはこちら

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