『再婚承認を要求します』115話のネタバレと感想|ダンス中にナビエが放った痛烈な一言

再婚承認を要求します

マンガ版『再婚承認を要求します』のネタバレと感想です。115話のストーリーを紹介します。

前回ナビエは、ソビエシュからダンスを申し込まれました。そして踊っている最中に手紙の返事を聞かれますが、ナビエは何も言うことはないと言って彼を突き放します。

この後は一体どうなったのでしょうか?

⇒『再婚承認を要求します』ネタバレ一覧はこちら

ナビエが放った痛烈な言葉に、ソビエシュは凍りつく

ナビエの厳しい一言

再婚承認を要求します

何も伝えることは無いと言われ、ショックを受けるソビエシュ。すると彼は苦しげな表情で「そなたを手放すつもりはなかった」と言い訳をしますが・・・

ナビエはダンスを続けながら、冷たく言い放ちました。

「一年後によりを戻すつもりだったという手紙を見れば、私の怒りが収まるとでも思いましたか?」

その言葉にソビエシュはハッとします。

そもそもの話、1年後に彼が約束を守る保証などどこにも無いのです。例えソビエシュが約束を守ったとしても、ラスタの子供はナビエを恨むでしょう。

そしてダンスを踊り終えると、ナビエは彼に顔を近づけて言いました。

「もし私が陛下とラスタさんの子供の母親になって、その子を育てたとしても。子供が成人した時、“母の敵”と言われて放り出されたくありません」

すると彼はよほどショックだったのか、言葉を失いました。

白うさ
“母の敵”という言葉は、ソビエシュに刺さったみたいだね。
ひよこ
実はこの言葉、ソビエシュには効果てきめんなんだ。理由は補足で説明しているよ。

ラスタの重大発表とは?

ダンスを終えた後。

ナビエが来客席に戻ってドリンクを飲んでいると、ローズが険しい表情をしながら“ある報告”をしました。

というのもラスタは、結婚記念として孤児院や老人ホームなどに巨額の寄付をすると宣言したそうです。

しかもその金額は2000万クルート。ナビエが渡した小切手と同じ金額です。

白うさ
この2000万クルートの小切手は、101話でナビエに渡されたものだよね?
ひよこ
そうだよ。つまりラスタは、ナビエの小切手を自分名義で使用したんだ。

その話を聞いたナビエは呆れました。

(問題が生じるかもしれないから、絶対に本人名義で使ってはいけないと忠告したのに…頭がいいのか悪いのか···)

ラスタなら周囲の顔色を伺って上手く立ち回るだろうと思っていましたが、結局のところ彼女は何も理解していなかったのです。

仮面舞踏会の最中、ナビエはラスタをダンスに誘う

ラスタをダンスに誘う

そして披露宴2日目。

その日は仮面パーティーが行われたので、ナビエは小切手の件についてラスタに少しだけ説明してあげようと考えます。

とはいえ2人きりで話をするのは危険なので、ナビエはラスタをダンスに誘いました。ソビエシュと同じように、踊りながらこっそり会話をしようと思ったのです。

するとラスタは予想外の状況に困惑しながらも、その誘いを受け入れました。

関連:【再婚承認を要求しますネタバレ】ラスタの悲惨すぎる過去について

ナビエは善意で助言をするが…

ダンスが始まると、ナビエは小声で助言をします。

「カルル侯爵に助けを求めなさい。彼は陛下の側近だけど、私欲に流されない公明正大な性格なので“国”のためなら手伝ってくれます」

そして小切手をすぐに回収するようにと言いますが・・・

当のラスタは、何を言われているのか理解できずにポカンとします。

「あなたのために言うのではありません。私の母国のための助言です」

ナビエが言ったとおりにすれば、最悪の結末は回避できるでしょう。しかしラスタはその善意に気付かず、仕舞にはイライラしだして拳を握り締めました。

・・・

ダンスが終わり、ナビエが踵を返したその時。

ラスタは突然その場にうずくまり、お腹が痛い…!と叫び出します。苦しそうに冷や汗をたらしているあたり、仮病ではなさそうです。

そのためソビエシュはラスタを抱きかかえ、会場近くの待合室に連れて行きました。

ラスタが倒れた理由とは?

医者に診せたところ、ラスタは心理的に圧迫されたため具合が悪くなったと診断されます。

そしてこの時、ラスタは「陛下、皇后がラスタを脅すのです。 怖いです」と泣きながらソビエシュに訴えますがーーー

彼はため息をつき、うんざりした顔で言いました。

「皇后が君を脅迫したと?どうやって?」

その声と瞳があまりに冷たいので、ラスタは顔を青くするのでした。

⇒『再婚承認を要求します』116話ネタバレはこちら

『再婚承認を要求します』115話の補足|ソビエシュの心境

ソビエシュの過去

考察と書籍

115話の冒頭で、ナビエは「陛下の子供に”母の敵”と言われたくありませんから」とソビエシュに告げています。このシーンで彼は、ひどくショックを受けた顔をしていました。

この時ソビエシュがどんな気持ちだったのか、本編では詳細が書かれていないので少し補足をしたいと思います。

そもそもソビエシュの父親(先代皇帝)は浮気癖がひどく、母親はいつも泣きはらした顔をしていました。

そのため幼いソビエシュは母親をとても心配していて、特に側室のアレイシアに対しては黒い感情を向けていました。

彼にとってアレイシアは正しく”母の敵”だったのです。

このような過去があるからこそ、ソビエシュはナビエの言葉に動揺したのでしょう。自分が幼いころに抱えていたあの恨みが、ナビエに向かうことになるのですから。

ネタバレと感想|ラスタが2000万クルートを横領した件について

115話のネタバレ感想

ナビエの残した小切手を使い、自分名義で寄付をしてしまったラスタ。悪い子ですね。

とはいえ小切手は銀行が発行する有価証券なので、当然ながら不正対策がされています。また調べようと思えば、小切手の所持者がナビエだととすぐ発覚するでしょう。

2000万クルートの小切手を扱うのですから、銀行側もその辺はちゃんと対策しているはずです。

つまりラスタのやっている悪事は、すぐバレる可能性があるのです。非常にリスクが高く、民衆にバレたらラスタの名声は地に落ちるでしょう。

しかしラスタは、それを全く理解していません。ナビエが善意で忠告しているのに、その助言を聞き入れなかったのです。

ラスタは悪知恵が働くのに、いろいろと詰めが甘いですね。

そもそも不正なお金のやり取りって、昔から嫌われる行為なんですよ。賄賂政治家なんて、国内外問わずによくバッシングされてますから。

常識的なことですが、今のラスタはそれすら理解できないのかもしれません。

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2件のコメント

いつもありがとうございます。
私は一応韓国版の漫画も画だけは見ているのですが
(漫画内のセリフが自動翻訳されないので解らず)
今回も画だけでも、ソビエシュとラスタにイライラさせられる流れではあったのですが
ソビエシュがラスタを抱え上げて連れて行った時に
一人残るナビエ様のそばにハインリが来て手を繋ぐところが
この回でとても重要だと思っています。
離婚前の新年祭の時にラスタを優先して踊りに行ってしまったソビエシュ。
そして取り残されるナビエ様。
それを救うのがハインリでした。
ダンスに誘うハインリがいなければどうなっていたことか。
今回も取り残されるナビエ様のそばにはそっと手を取るハインリがいました。
確実にナビエ様の心の支えになっていると思うのです。
小説と違ってハインリの出番がそうとう削られてはいますが
漫画でも要所要所でハインリがナビエ様に寄り添い、関係を深めていく姿。
それこそがこの回で大事な場面だと個人的に思います。

>紅茶さん
コメントありがとうございます!
字数と客観性の関係で削ってしまいましたが、ナビエに寄り添うハインリの姿はおっしゃる通りとても大事な場面だと思います。彼は本当にいい旦那ですよね。

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