『再婚承認を要求します』のネタバレと感想です。今回は106話のストーリーを紹介します。
前回ナビエは、ソビエシュからの手紙を読んで離婚の裏事情を知りました。この後、彼にどのような返事をするのでしょうか?
続きをまとめたのでご覧ください。
目次
ナビエ視点|ソビエシュからの手紙に不満を感じる
身勝手な手紙
手紙を読んだナビエは、ソビエシュがなぜ再婚を防ごうとしたのか納得します。しかし同時に、彼が相変わらず自分のことしか考えていないことも知りました。
(ソビエシュが自分の利益のために私を侮辱して追い出そうとした時、ハインリは私を助けてくれた。それにソビエシュは1年後に全てを元に戻すつもりらしいけど…じゃあ、ラスタは?)
ラスタは利用されたことを知ってなお、素直に皇后の座を手放すでしょうか?ナビエはそれが気がかりでした。
そもそもナビエが再び皇后になれば、ラスタが生んだ子供の養母になる必要があります。
(その時、子供が私のことをどう思うか…ソビエシュは一度でも考えたことがあるのかしら?)
ナビエは1人で窓の外を見つめながら、不満を感じていました。
ナビエの返事
するとその時、部屋の窓からハインリが入って来ました。国王らしくない訪問の仕方を見たナビエは、注意して行動するよう彼をたしなめますがー――
ハインリは嬉しそうに笑って「叱ってくれるんですか?クイーンになら叱られても構いません」と言うので、ナビエは口を尖らせました。
・・・
ハインリに要件を聞いたところ、どうやらソビエシュから手紙が届いたことを知って不安になった様子。手紙を読んで、ナビエの心が揺らいだのでは…と思ったそうです。
そのためナビエは、手紙を破棄して返事も書かなかったことを伝えます。
「今の私はあなたの妻ですよ、ハインリ。心配しないでください」
笑みを浮かべながら断言するナビエ。するとハインリは再び嬉しそうに笑いました。
カフメン視点|『恋の妙薬』の効果を消すため恩師を訪ねる
なぜ薬の効果が消えないのか?
その日、カフメン大公はウィルウォル魔法アカデミーにいる恩師のもとを訪ねます。
というのも『恋の妙薬』の効果がいつまで経っても消えず、困り果てて恩師に助けを求めたのです。
カフメンはあらゆる解毒方法を試していますが、それでも『恋の妙薬』の効果が消えないことを説明します。
すると恩師は、考えられる原因は3つあると答えました。
1つ目は、カフメン大公が自分用に作ったため本人にのみ効きやすくなっているケース。2つ目は、魔法士減少現象により影響が出ているケース。
そして3つ目は、カフメン大公が薬を飲む前から相手のことを愛していたケース。
3つ目のケースを指摘されると、カフメンは冷や汗たらして『違う…まさか、そんなはずは…』と動揺しました。
ソビエシュ視点|手紙を書くが、ナビエからの返事はなかった
返事はないと知った結果
その頃、東大帝国ではソビエシュが酷くショックを受けていました。
というのも手紙の件について、ナビエから何の返事もなかったからです。
「返事がないだと…!ナビエは本当に手紙を読んだのか!?伝言の一つもなかったのか!?」
「はい陛下。全部お読みになって事情も理解しましたが、別に言うことはないと…」
ソビエシュは部下に向って叫びますが、報告の内容は変わりません。
誤解は解けたはずなのに、なぜナビエは返事をくれないのか。ソビエシュにはその理由が理解できなかったのです。
トゥアニア公爵の訴え
さらにソビエシュの元に、部下からランドレ子爵についての報告が入ります。
ランドレ子爵の正体は超国籍騎士団の第五騎士団団長であり、現在は西王国でナビエの個人護衛をしています。
その事実を知ったソビエシュは、トゥアニア公爵を呼び付けて怒鳴りました。
「自分の妻を誤解して追い出したのはお前だろう!?トゥアニア公爵!!この事態をどう収拾する気だ!!」
すると公爵はうろたえながらも、妻が浮気していると教えてくれたのは他でもないラスタ様なのです!と言い訳しました。
『再婚承認を要求します』106話のネタバレと感想
106話のネタバレ感想①特大ブーメラン
106話のラストで、久しぶりにトゥアニア公爵が登場しましたね。
ソビエシュは彼に対して「妻を誤解して追い出したのはお前だろう!」と怒鳴りつけますがー--管理人、このシーンに突っ込みたい。
いやソビエシュ、お前が言うなよ…!
正当な皇后であるナビエを追い出したくせに、どの口が言ってるんだと。大声でツッコミたい。ブーメランすぎる。
そして次にトゥアニア公爵ですが、言ってることは身勝手だし離婚の件については100%彼が悪いのですが、管理人は少しだけ彼に同情しました。
というのも元妻のニアンは華やかな女性で、社交界ではいつも男性に囲まれる人気者。一方で公爵は、地味な男なんですよ。1人で酒を飲みながら、遠くから人気者の妻を眺めているような男です。
多分、公爵は少なからずニアンに劣等感や嫉妬を持っていたはず。そんな状況下で妻が浮気していると聞かされたら、不安になって噂を信じてしまう気持ちもわかります。
というか私が公爵の立場だったら、絶対に不安になる。だって凡人の隣にスーパーモデルが立ってるような状況ですから。
もちろん悪いのは、事実確認をせずに離婚した公爵ですけどね。ただ、少しだけ同情したという話でした。
106話のネタバレ感想②返事が無いのが返事だよ
ソビエシュはなぜ手紙の返事が無いんだ!と狼狽えていますが、返事が無いのが返事ですよ。
皇室の事情もソビエシュの心境も理解したうえでナビエは返事をしなかったのだから、それはもう「あなたと話すことはありません」という意思表示に他なりません。もしくは話しても無駄とか、どっちみち良くない意味合いだとわかります。
客観的に見れば、それは明らかですがー-ー
ソビエシュは現状、主観でしか物事を見ていません。そのためナビエの気持ちを全く理解できていないようです。
LINEマンガよりも先を行くあらすじに感謝しています。この間は3話同時配信で追いついてしまい、もう、あらすじを先に知れないんだと、がっかりしていたのですが、今、106話目が更新されて、バンザ~イ! 翻訳は大変でしょうが、このサイトのファンのために、これからもどうぞよろしくお願いします。
>fujii23さん
コメントありがとうございます!光栄です!できるだけ早めに投稿できるようがんばりますね。