『再婚承認を要求します』原作小説208話~209話のネタバレと感想です。
ズメンシア公爵家を処罰し、カフメンも復活。西大帝国はひとまず落ち着きを取り戻しますが、東大帝国ではとんでもないハプニングが起こっています。果たしてソビエシュの精神状態は元に戻るのでしょうか?
208話の概要|大人のソビエシュも自分の異変に気付く
何かがおかしい?ソビエシュの疑念
大人のソビエシュは、ようやく自分の体がおかしいと気付きました。
寝て起きたら夜だったり、来ている服が違ったり、さらに机には『未来の私は狂っている』というメッセージが置かれていたからです。
そのためカルル侯爵は、ソビエシュの人格が2つに分かれたこと。また朝は19歳の人格が現れることなど、知る情報を全て伝えます。
それらを知ったソビエシュはしばし考え事をした後、業務を早急に終わらせて眠りにつくのでした。
ナビエ式!ストレス発散法
ナビエはその頃、東大帝国のことを思い出していました。ラスタの死を聞かされて妙な気持ちになり、ソビエシュは今ごろ大変なのでは?と考えたのです。
その憂鬱な気持ちが顔に出ていたらしく、ハインリは気分転換に遊びに行かないかと提案しますがーーーナビエは仕事がしたいと言うので、彼はガックリするのでした。
209話の概要|助けてナビエ様!洪水が起こります!
宰相からお願い事をされる
その日の午後、ナビエは宰相に頼み事をされました。この時期になると洪水被害が起こるので氷魔法をつかって助けて欲しいのだそう。
- 鉱山町では、この時期になると洪水に悩まされる
- 原因は川に住んでいる水龍。
- ダムを作っても、水龍はダムが嫌いなので壊してしまう
- そこで宰相は「ナビエの氷魔法で、あふれた水を凍らせればいい」と考えた
しかしナビエは、そんな大掛かりな魔法をまだ使えません。そのため宰相の提案を断るも、その後も洪水のことが気になるのでした。
ナビエは翌日、洪水被害をどう防ごうか考えます。建築士に話を聞いたり、図書館にこもって調べ物をしたり・・・
しかしダムを短時間で作る方法が見つからないので、ナビエは“洪水問題”を別の方法で解決することにしました。
人格を元に戻すには?
エベリーが回復魔法をかけても、ソビエシュの精神状態は治りません。
なお19歳の彼は「ナビエに会えば良くなる」と主張し、医者もまたその方法――精神に強い影響を与えた人に会うこと――に賛成します。
そこでカルル侯爵は恥をしのんで、西大帝国に滞在させてほしいと手紙を送ることにしました。
再婚承認を要求します・今回のネタバレと感想
ネタバレ感想①旦那のほうが体調悪そう
ナビエ、やはりラスタの死を聞かされて思う所があるのでしょうね。こんな事があれば母国は間違いなく大変な状況になるだろうし、ソビエシュもあんな調子だし、気になってしまうようです。
そこでナビエは気分転換のため仕事に打ち込みますが、この状況を見たハインリはヒヤヒヤします。妊婦が仕事ばかりしているので、過労で倒れてしまうのではと心配なようです。
ネタバレ感想②ナビエは生粋の仕事人間?
ナビエの仕事の処理速度ですが、ものすごいスピードで書類をさばくのだとか。確か小説版130話あたりで、ロボットのように的確に作業していく様子が描かれていました。
- 機械みたい
- 5分間隔で書類をめくる
- 顔色一つ変えない
ナビエが事務仕事の面でも「完璧な皇后」であることが伺えますね。皇后として望ましいし、むしろ女帝として国を治めてほしいレベル。まあ今は妊娠中なので、周囲からすれば心配ですが。
特にハインリ、胃がキリキリしてそう。こんな調子じゃ、ナビエが出産する前にハインリが倒れてしまいそう…!