『再婚承認を要求します』原作小説196話のネタバレと感想です。
今回、ついにラスタの裁判が始まります。重罪になるのは必至ですが、今まで嘘をつき続けたラスタが大人しく罪を受け入れるのでしょうか?ストーリーの続きをまとめました。
ソビエシュは娘・グローリエムを外国に送る
グローリエムの処遇

ラスタの裁判が始まる前。エルギ公爵は、ベルディ子爵夫人に「グローリエムを連れて外国に逃げるといい」と提案しました。
しかしこの話はソビエシュの耳にも入り、彼はエルギの部下を自分の部下にすげ替えて、グローリエムを外国の貴族に預けようと計画しました。
ソビエシュは娘のことを本当に愛していたから、その子がラスタの罪によって奴隷になるのは耐えられません。かといって国内で育てると問題になるでしょうし、自分の手元に置いておくには彼女はラスタに似すぎています。


ラスタの裁判|平民の希望と呼ばれた皇后の末路
裁判当日|ナビエ視点
裁判の当日、ナビエとハインリは目立たない服装で裁判所に向かいます。
なおナビエはこのとき自分が離婚した日のことを思い出して、ラスタが廃位になるのを見たいと思っていました。
ラスタの罪が全て明かされる
ラスタの裁判が始まると、証人たちがラスタの罪について証言します。
- ロテシュ子爵:自分の裁判で言ったことを再度主張
- イスクア子爵夫妻:上に同じ
- ベア商会の会長:手形の不正利用について証言
- デリス:舌を抜かれたことを暴露(ただし上手く喋れていない)
- エベリー:今までされた嫌がらせを暴露
- カルル侯爵:ラスタが港を他国に渡そうとしたことを証言
こんな調子で裁判がすすみ、傍聴席からは当然ながら批判の声があがります。かつて平民の希望だった皇后は、今や誹謗の的でした。


ラスタ、最後の暴走
さらに記者のジョエンソンは、裁判中にラスタが元奴隷であることを暴露します。
彼はご丁寧に証拠書類まで用意していたので、傍聴席の人々は大騒ぎし、裁判所の中は罵声であふれます。
その結果、皇后席にいたラスタは我慢できなくなって「皇帝陛下は種なしです!」と叫びました。
再婚承認を要求します・196話のネタバレと感想
ネタバレ感想①ラスタは最後の抵抗をする

こうして振り返ると、ラスタはたった数カ月(?)の間にずいぶんと多くの罪を犯しましたね。
そもそも裁判の証言者が多いのなんのって。上の解説では省きましたが、本当はもっとたくさんの証人が登場していました。書ききれないので省略しましたが、とにかく多い。
(なお証人のなかには、ソビエシュが用意した偽の証人も混ざっていました。恐らくラスタの罪を重くするためでしょう)
ラスタはみんなに恨まれて暴言を吐かれて、もう散々です。その結果、ラスタは最後にとんでもない嘘をつきました。
この後に及んでハッタリを言えるあたり、度胸があるというか詐欺師の才能があると言うか・・・
ネタバレ感想②全ての苦労が水の泡
ソビエシュは苦労してラスタの奴隷証書を燃やしたのに、記者のジョエンソンは別の証拠を見つけ出して、ラスタが奴隷であることを暴露しました。
彼が探してきたのは、ラスタの父親が奴隷だったときの証拠書類。これって極秘情報でしょうに、よく見つけられたなと思います。
ジョエンソン、人間性はアレですが記者としては優秀ですね。
ストーリー補足|グローリエムの処遇について
グローリエムは外国に送られることになりました。時代背景を考えると、この処置はかなり寛大です。
私の知識が確かなら、奴隷の子供はもっと厳しい処置を受けるのが一般的だったはず。
昔のヨーロッパでは、貴族男性は若い奴隷女性に手を出して妊娠させたあと容赦なく捨てていたそう。そして自分の子供が奴隷になるのを見たくなくて、どこか遠くに奴隷として送る……というのが一般的だったはず(間違っていたらすみません)
思い返せば、アレンも上記と似たような行動を取っていますね。多分『再婚承認を要求します』の世界ではこういう腹立たしい行為がまかり通っていると思われます。
そう考えれば、ソビエシュの処置はかなり温情にあふれているのかなと。