再婚承認を要求します小説177話のネタバレと感想|選ばれたのは下着でした

再婚承認を要求します

『再婚承認を要求します』原作小説177話のネタバレと感想です。

ナビエはハインリのために、数多くの誕生日プレゼントを用意していました。そして珍しく茶目っ気を出したナビエは、プレゼントの中から1つだけ選ぶよう彼に言いますがーーー

ハインリはよりによって、一番”過激”なプレゼントを引き当ててしまいました。

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ハインリが選んだのは、セクシーな贈り物でした

ある意味では神引き

再婚承認・感想

ハインリが奥にある箱をつかんだ瞬間、ナビエはすぐ後悔しました。

というのも彼が選んだのは、ニアンのアドバイスを参考にしたセクシーな下着だったのです。

当初の計画では、ナビエは他のプレゼントをハインリに選ばせる予定でした。その後で下着入りのプレゼントを出して、自分はユーモアのセンスがあると思わせたかったのですがーーー

よりによって彼は、一発目でそのプレゼントを引き当ててしまったのです。

その結果ナビエは散々ハインリにからかわれ、それは彼女が手にしていたワイングラスが凍りつくまで続きました。

白うさ
ナビエ「ええ加減にせえよ」
ひよこ
ある意味では神引きだよね。

ソビエシュ視点|イスクア子爵夫妻の悪事を知る

エベリーが事件に巻き込まれたと知る

ナビエが欲しいと言っていた『妖精の涙』を渡せたことで、ソビエシュは穏やかな気持ちになっていました。しかし数時間後、部下から手紙を受け取ったことで彼の機嫌は急降下します。

手紙の内容
  • 1つはナビエからの手紙。イスクア子爵夫妻がエベリーに危害を加えたことが書かれている
  • もう片方はハインリからの手紙。本件について遠回しな嫌味が書かれている
白うさ
隙あらばソビエシュを煽るハインリ。
ひよこ
しかも煽りスキルが高いから、ピンポイントで相手の怒りに火をつけるんだよ。

ソビエシュは夫妻にブチ切れる

ソビエシュはイスクア子爵夫妻を呼び出し、事件を起こしたのはラスタの指示か?と直球で聞きます。すると夫妻は最初こそしらばっくれますが、結局はソビエシュの圧に負けて全てを白状しました。

エベリーが宮殿に帰ってこないよう怖がらせようと思っただけで、東大帝国に恥をかかせるつもりはなかった。

夫妻はそう弁解しますが、ソビエシュはその言葉を信じません。そこで事件の実行犯も呼んで問い詰めたところ、実行犯は「エベリーを傷つけるために馬車を壊すよう言われた」と証言し、さらに夫妻から莫大なお金を渡されたと自白します。

その結果ソビエシュは激怒し、実行犯は投獄。またイスクア子爵夫妻のことは監視を付けて密室に閉じ込めました。

白うさ
なんで密室?イスクア子爵夫妻は投獄されても文句を言えないと思うけど……
ひよこ
もうすぐラスタの親子検査があるからだよ。だから夫妻を監獄には入れられない。

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再婚承認を要求します・177話のネタバレと感想

ネタバレ感想①イスクア子爵夫妻の今後

ネタバレ感想

177話でようやく、イスクア子爵夫妻に罰が当たりました。今は親子検査を控えているので密室に軟禁されるだけで済んでいますが、犯した罪の内容を考えれば監獄行きが妥当です。

今までエベリーに陰湿な嫌がらせをし続けて、あまつさえ身体的な危害も加えようとしたのですから。もう彼らに明るい未来はありません。

ネタバレ感想②東大帝国、大恥をかく

今回、ソビエシュはブチ切れています。

皇后の親が問題を起こし、そのせいで他国に嘲笑われたのですから。そもそも他国に使節を送る最中に、こういったトラブルが発生すること自体が国の恥です。

これは本っっっ当に恥ずかしい事です。彼はプライドの高い男なので、一層腹立たしかったのかなと思います。

ネタバレ感想③ラント男爵も怒られました

また177話の後半でソビエシュは、ラスタの世話役であるラント男爵を呼んで怒鳴りつけています。「ラスタが悪巧みしても何一つ気づけないなんて、何をしているんだ!」的なことを言っています。今さら叱っても意味はない気がしますが・・・

そもそもラント男爵が手助けしようとしても、ラスタはもはやエルギ公爵の言葉しか信じません。助けてあげたくても、助けられない状況なのです。

とはいえラント男爵が世話役に向かない性格なのも事実。ソビエシュが怒鳴りたくなる気持ちも分かります。

もしラント男爵が聡明でーーーそれこそ監視役として向いている人なら、ラスタの抑止力になれたはずですから。抑止力があれば、ラスタは今ほど悪事をやりたい放題できなかったはず。人選をミスった印象です。

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2件のコメント

こんにちは
更新ありがとうございます!

毎度のことながら西と東の温度差が秀逸ですね

ソビエシュはラント男爵を責める前に任命責任があると思います。
イスクア子爵夫妻の事にも言えます。

ちゃんと世話役として適任かあらかじめ能力を見極めなかった彼の監督不足では?と
そもそもソビエシュがラスタに無関心で子供やナビエ様を取り戻す事にばかり意識が向いて、よそ見しているから、ここまで事態が深刻になるのに気付けなかったように感じます。

子爵夫妻だって、ソビエシュにとっては一時的な皇后の親のつもりだったとはいえ、皇族の親戚になるならちゃんと信頼できる相手であるのかを偽親に仕立てる前に見極めるべきだろうと思います。

一刻も早くラスタとの子を世継ぎにする為にと焦っていたのでしょうが、やはり彼の浅はかさが根本的な致命傷だと思います。
全てが自分の思い通りになって当たり前、自分の周りにいる人達が自分の思い通りに動くのが当たり前と言わんばかりの傲慢さが全ての元凶に見えます。

大体、子爵夫妻以上に国の恥を晒してるのはソビエシュ自身だと私は思います。

・ナビエ様を西に行かせない為にトロビー公爵家にハインリと一緒に監禁したり
(恥どころか国際問題、下手すると戦争になりかねない)

・自分の結婚式で花嫁のラスタを置いて公衆の面前で前妻のナビエ様にダンスを申し込んだり

・魔法学院でナビエ様に復縁を迫るような事を言ったり
(誰かに見られたらとんでもないスキャンダル)

・未練がましく重いプレゼントを個人的に送りつけたり
(これも知られたら国際社会から多大な誤解を招く)

下手すれば西大帝国に喧嘩を売っていると捉えられかねない問題行動の数々…

国の恥になるような振る舞いを一番しているのはソビエシュだと個人的に思います。
彼は人に言う前に自分の行動を客観的に見た方がいいと常々思ってしまいます。

【追記】
ソビエシュの回帰の考察に目を通して頂きありがとうございます!
拙い考察でしたが、興味深いと言って頂けて光栄です!

匿名さんコメントありがとうございます!
イスクア子爵夫妻については状況的に受け入れるしかなかったとはいえ、本当に人選ミスですよね。

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