『今世は当主になります』7~8話のネタバレ感想|エスティラとの出会い

今世は当主になります

ピッコマで連載中の『今世は当主になります』の7話~8話のネタバレ感想です。

前回、クレリバンに実力を認められたフィレンティア。まだまだ当主への道のりは長いですが、今回はどんな作戦を立てるのでしょうか?

ストーリーの概要をまとめたので、続きを見てみましょう。

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7話の概要|フィレンティアとエスティラの出会い

エスティラとの出会い

今世は当主になります

その日フィレンティアは、治療の続きをするために父・ギャラハンと一緒に医務室を訪れます。医務室には多くの薬品と本が置かれており、主治医のオマリー博士は2人を丁寧に出迎えますが…

この時フィレンティアは、オマリー博士の隣にいる”眼鏡をかけた金髪の女性”を見て目を輝かせました。

彼女こそがオマリー博士の教え子・エスティラ。とても優秀な女性で、後々重要な薬を作る人物です。

そこでフィレンティアは、エスティラと仲良くなるための作戦に出ます。彼女の元に駆け寄り「パパ、私このお姉さんに診てもらう!」と言って抱き着いたのです。

・・・

エスティラは診察を始めますが、そわそわと緊張している様子。そこでフィレンティアは彼女の緊張をほぐすため、愛らしい笑顔を浮かべて「お姉さんの名前は?博士から何を教わっているんですか?」と話しかけました。

おかげで場の空気はほのぼのとし、エスティラの顔にも笑みが浮かべます。その様子を見て、フィレンティアは内心安堵しますが…

次の瞬間、顔を青くしました。

というのもエスティラが、緑色のマズそうな薬が入った瓶を持ってきたのです。これを飲めば完治すると言いますが、絶対に飲みたくありません。

ギャラハンにすがるような視線を向けるも、彼は満面の笑みを浮かべて「アレを飲んだら甘いチョコクッキーが待ってるぞ」とお菓子を差し出すだけ。逃げ場などありません。

そのためフィレンティアは腹をくくって、緑色の薬をイッキ飲みしました。

白い馬車

医務室を出た後。

父親に抱っこされながら敷地内を移動していると、フィレンティアの真横を白い馬車が通ります。そして馬車に立てられた旗を見た瞬間、彼女はハッとします。

というのもその旗には、皇后の家門が描かれていたのです。

ひよこ
つまり皇后側の人間が来たと。
白うさ
なんの用事だろうね。

クレリバンの見解

一方その頃。

ルーラックとクレリバンは、客室でお茶を飲みながらフィレンティアについて話していました。

「周囲の反応を見るに、お嬢様様は今まで才能をひた隠しにしてきたように思いますが」

クレリバンが自身の推測を告げると、ルーラックは残念そうな顔でため息をつきました。幼女が自分の才能をひた隠しにするほどに、父親であるギャラハンの立場や能力が足りないことを嘆いたのです。

そうして、ひとまずは様子を見ようという結論に落ち着いた時。

部屋にノックの音が響き、ビエーゼが「商人集団のデュラックの人々が来ました」と言いながら入室しました。

8話の概要|ビエーゼは不利な商談を提案する

ビエーゼの用事

ビエーゼが連れてきた客人は、商人集団デュラックの長であるクロイトン・アンゲナス。

そしてビエーゼの用事は、デュラックと共同事業をするからロンバルディに支援して欲しいという内容でした。

しかもただの支援ではなく、運送代金から仕入れ代金まで何もかもをロンバルディが負担するという酷い提案です。

これを聞いたクレリバンは当然ながら苛立つも、ビエーゼはそれに気付かず「実にいい方法だと思いませんか?父さん!」とアピールを続けます。そしてクロイトンも、笑顔を浮かべながら代金の返済は心配いらないと言いますが…

クロイトンは皇后の家門である”アンゲナス”の一族なので、借金の取り立てはできません。つまり事業が失敗した場合、ロンバルディが大損をするのです。

ひよこ
つまり金も苦労もロンバルディが負担するワケだね。
白うさ
これは酷い。

どう考えても、ロンバルディにとって不利な提案。だからクレリバンは「当主様が許可するはずない」と考えます。

しかしルーラックはなぜか提案を受け入れ、さらに事業をビエーゼに一任すると告げました。

ルーラックは不利な商談を受け入れる

当主の許しを得たビエーゼは、喜色満面で任せて下さい!と言います。

彼にとって、この提案はアンゲナスに借りを作るためのもの。いくら金がかかろうと、権力さえあれば金は自然とついてくると愚かな考え方をしていたのです。

が、しかし。

納得できないクレリバンが、一度現物を見せて欲しいと商談にストップをかけます。

そのためルーラックを連れて、4人で品物の確認をすることになりました。

ルーラックが提案を受け入れたのは、後継者全員に平等にチャンスを与えるためです。つまり彼は、今回の事業を通してビエーゼが当主にふさわしいかテストしようと考えたのです。

フィレンティアの初授業

授業に参加することになったフィレンティア。いざ教室(リビングのような場所)に入ると、いとこ達はそれぞれ反応を示しました。

ソファで寝転がっていたベレサックは飛び起きて、なぜお前がここにいるんだと怒鳴り。ベレサックの姉・ララネは、キョトンとした顔をし。

そして双子のメイロンとギリウは、嬉しそうにフィレンティアに話しかけてきました。彼らは瞳をキラキラと輝かせながら「ベレサックを叩いたんだろ?しかも勝ったんだろ?」と尋ねてくるのです。

ひよこ
双子にすごく懐かれてるね。
白うさ
何でだろう。おもしれー女だと思われたのかな。

双子の質問攻めに、困惑するフィレンティア。

しかしその時、ちょうど教師のクレリバンが現れたため会話はお開きになり、授業がスタートしました。

⇒『今世は当主になります』9話のネタバレはこちら

『今世は当主になります』のネタバレ感想

7話の感想

ネタバレ感想

7話では新キャラ・エスティラが登場しました。本編でも説明されていますが、彼女は薬草学を学んでいる優秀な生徒であり、今後”重要な薬”を作る人物です。

さらに言えば、エスティラは『今世は当主になります』のストーリーにおいて大切な役割を持っていています。

フィレンティアがハッピーエンドを迎えるために必要不可欠なキャラクター。つまり、絶対に味方にするべき人物の1人です。

ゆえにフィレンティアは、彼女と仲良くなろうと考えました。全力で愛想を振りまいていたのは、そのためですね。

8話の感想

ビエーゼがろくでもない商談を持ってきましたね。商人集団デュラックとの共同事業において、ロンバルディ側が面倒事をほぼ負担するという酷い提案です。

普通なら、こんな商談はあり得ません。会社がよほど追い詰められた状況ならともかく、名家であるロンバルディがわざわざ不利な条件で商談を結ぶなんてメリットが無いんですよ。

なのにビエーゼは「上手くいけば皇室に貸しを作れる」という理由から、屋敷にクロイトンを連れて来てしまいます。

彼は時期当主候補なのに、自分の利益しか考えていない人だという事がよくわかるシーンでした。

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