漫画『今世は当主になります』の136~137話のネタバレと感想です。
ロンバルディ家の臣下であるデボン家は、目立った功績を上げられず悩んでいました。そこでフィレンティアは、デボン家の当主・クランに「一緒に事業を始めませんか?」と提案します。彼女の次なる商売とは、一体何なのでしょうか?
136話の概要|フィレンティアが提案した事業とは?
デボン家に最適な事業
フィレンティアが提案したのは、いわゆる宅配事業でした。デボン家のもつ交通関連のノウハウを使えば、荷物をスピーディーかつ正確に配達するシステムを作り出せるでしょう。
そしてこの仕組みを、代金さえ支払えば誰でもこの仕組みを使えるようにする。そうすれば事業は大成功するはずだ。フィレンティアはそう予想したのです。
その話を聞いたクランは感激し、彼女に大賛成しました。
137話の概要|デボン家と宅配サービスをはじめる
宅配事業スタート
フィレンティアは当主直系の権利を発動して、デボン家とともに宅配事業を進めます。
この件はロンバルディ関係者の間ですぐ話題になり、いとこたちも驚いて彼女のもとに真相を聞きに来るほどでした。
ペレスの剣術訓練
その日、ロンバルディ邸はとても賑わっていました。というのもペレスが騎士団の訓練場に来て、騎士たちと剣術の稽古をしたのです。
おまけにペレスはオーラを上手く使いこなせるので、巨体の騎士ですら彼にかないません。それこそペレスは訓練中に相手の剣を折ってしまうほど強いため、稽古を見に来た人たちはみんな驚いて目をこするのでした。
ストーリー補足|ラビニ皇后の現状
観光地を作ろうとするが・・・
ラビニ皇后は現在、貴族向けの観光地を作ろうとしています。ペレスを始末できなかったので、アンゲナスの地位を強固にするため何としてでも事業を成功させたいようです。
しかし建物の建設に必要な“トリバー木”が不足しているため、仕事が進められずにいます。
それこそラビニ皇后は、フェレット商会にも『あなたたちの所有するトリバー木を売ってくれるなら高値で買いますよ』と商談を持ち掛けています。普通の人なら、これを稼ぐチャンスだと考えて売り払うところですがーーー
フィレンティアは、絶対にトリバー木を売らないと断言しています。さらに「アンゲナスの領地には、一生不毛の地でいてもらう」と言っていたので、なにか計画があるのでしょう。
今世は当主になります|今回のネタバレあり感想
ネタバレ感想|ペレス、無双する
ロンバルディは大貴族なので、お抱えの騎士団も当然ながら精鋭ぞろいです。しかし137話で、ペレスは騎士団の剣士たちをあっさり倒してしまいました。
しかもただ倒すだけでなく、オーラを使いこなして相手の剣を折っています。あの若さで、オーラを習得して使いこなしているのです。幼少期から剣術の才能に恵まれていた子ですが、成長して能力にさらに磨きがかかったようです。
ペレスは美形だし騎士団相手でも無双するし、もはや完璧超人ですね。
ちなみに今回、成長したクレニーも登場しています。クレニーは随分と身長が伸びてフィレンティアよりも大きくなりましたが、成長しても可愛いまま。
またペレスに憧れているらしく、訓練場で彼に会っただけで緊張していました。この子は本当にかわいいですね。ずっとこのままでいてほしい。