漫画『今世は当主になります』の125話のネタバレと感想です。
シャナネットは正式にロンバルディ家の当主代理となり、前回はフィレンティアと協力関係を結びました。強力な味方ができましたね。
しかしラストで、父親・ギャラハンが部屋に飛び込んできます。一体何があったのでしょうか?
ギャラハンは娘が心配で、急いで出張先から帰還した
ギャラハンの懺悔
部屋に飛び込んできたギャラハンは、半泣きでフィレンティアに縋りつきます。そして心から申し訳なさそうな顔でながら言いました。
「ティア、遅くなってごめんね……仕事を終わらせるのが遅れてしまって」
ギャラハンは娘が怪我をしたと聞いて、急いで仕事先(南部地方)から戻ってきたそう。フィレンティアはもう元気ですが、彼は娘が心配でたまらなかったのです。
ペレスからの手紙
その日の夜、フィレンティア宛にペレスから手紙が届きます。そこには彼の近況――無事アカデミーに到着して明日入学式が行われることーーーが書かれていました。
- ペレスは無事にアカデミーに到着し、明日は入学式が行われる
- アカデミーの配慮で、従者のケイトリンとカイラスも彼の両隣の部屋を割り当てられた
- 来週から剣術の授業を始めるらしい。できれば政治の授業も受けたいそう
- アカデミーには色々な人がいて、ペレスに友好的な人も多い
- 手紙の最後に「体に気をつけて。返事待ってるよ。会いたい」と書かれている
6枚にもわたる長い手紙を読み終えると、フィレンティアはすぐ返事を書き始めます。返事が遅れれば、彼がまた拗ねるでしょうから。
そうして2人が文通を続けているうちに時は過ぎ、季節がめぐりーーー
フィレンティアはあっという間に17歳になり、美しい女性に成長しました。
フィレンティアは17歳の美しい女性に成長する
フィレンティア17歳
17歳になったフィレンティアはその日、赤ん坊を腕に抱きながら「お母さん」と呼ぶ練習をさせていました。
といってもこの子は彼女が産んだのではなく、専属侍女・ラウリルの子供です。ラウリルは少し年上なので、3年前に結婚して第一子を産みました。
さらに明日は、フィレンティアの18歳の誕生日です。
成人となる特別な日を前にして、彼女は笑みを浮かべるのでした。
今世は当主になります・125話のネタバレと感想
ネタバレ感想|大人版フィレンティア登場
ついに登場しました!大人版フィレンティア!
大人verはプロローグでも登場していましたが、やはり美人ですね。17歳とは思えないほど優雅で、どこか叔母のシャナネットに似た印象を受けます。
前世のボーイッシュなフィレンティアも好きですが、やはり今世のほうが女性らしさと品格を感じますね。今世で身に着けた教養や知識があるからこそ、あの美しさなのでしょう。
同じキャラクターなのに、その違いをハッキリ出せる作画担当者様がすばらしい!
補足|ラウリルの結婚事情
この時代の貴族は政略結婚をするのが普通ですが、ラウリルは恋愛結婚に成功しています。
なお結婚相手は、ロンバルディ騎士団の若き副騎士団長であるフリント・デボン。いいとこの坊ちゃんなので結婚もスムーズに進みました。
ラウリルは(やや過保護ですが)主人思いで優しい侍女なので、幸せになってくれて嬉しい限りです。良かったねラウリル…!