漫画『今世は当主になります』の114話のネタバレと感想です。
ペレスは相変わらず何かに悩んでおり、前回はアスタナに挑発されて苛立つ姿が描かれていました。
その一方でフィレンティアは東部の有名貴族・ルーマン家と親しくなりますが、この後どうなるのでしょうか?ストーリーの続きをまとめました。
東部の大貴族・ルーマン家と親しくなる
ルーマン家の当主が現れる
アビノックスと会話していると、そこに彼の父であるインディーズ・ルーマンが現れます。
ルーマン家は東部の有名な家柄であり、実のところ彼はティリアーナ令嬢の伯父でもあります。
そして姪からフィレンティアの話――いろいろ親切にしてもらったこと――を聞いていた彼は、直接お礼を言いに来たのです。
114話の補足|ティリアーナの正体について
ティリアーナは令嬢たちから「東部の田舎者」と嘲笑されていましたが、実はルーマン家という有名な一門の出身です。
しかし彼女の父は独立したとき苗字を変えたため、東部の事情に疎く幼い令嬢たちはティリアーナの正体を知らずに嘲りました。
つまり漫画でよくある、みんなに見下されていた子が実はとんでもない名家の子供でした!というオチですね。
なお博識なフィレンティアは最初からそのことを知っていましたが、インディーズは彼女のことを「姪がルーマン家の人間だと知らないのに助けてくれた心優しい令嬢」だと勘違いしています。
いい感じに美化されたようなので、今後フィレンティアの手助けをしてくれるかもしれませんね。
重要人物のみが入れる『裏部屋』に招待される
重要な会議に招待される
舞踏会の最中、ヨバネス皇帝は重要人物――インディーズやルーラックたち――を集めて“裏部屋”に招待します。
裏部屋とは、ごく少数にしか許されない重要な会話をする場所のこと。
さらにこの時フィレンティアとペレスも裏部屋に招待されたため、他の貴族たちは驚いてペレスに注目します。
しかし貴族たちがざわつく一方で、ペレスたちのやり取りを遠目で見ていたラビニ皇后はわなわなと怒りに震えるのでした。
デビュタント舞踏会の翌日
舞踏会の翌日。
ペレスは侍女のケイトリンに、アカデミーに入学する準備をするよう伝えます。
またこのとき急に皇后宮から訪問者が来たと連絡があったので、ペレスは『始まったか…』と警戒するのでした。
『今世は当主になります』114話のネタバレと感想
ネタバレ感想|ペレスの立場の変化
ペレスは今回『裏部屋』に招待されました。この裏部屋にはルーラックやギャラハンも何度か正体されていますが、重要な会話をする場所なのでごく一部の人しか呼ばれません。
そこにペレスが呼ばれたという事は、それだけ彼の存在が重要になってきたと言えるでしょう。
裏部屋のことは他の貴族たちも知っているので、彼らはもう第二王子だからとペレスを無下にできません。
しかしそうなるとラビニ皇后的には面白くないワケで、114話の中盤ではキレる3秒前みたいな顔をしていました。
だからこそ舞踏会の翌日、居ても立っても居られなくなりペレスに接触を試みたのでしょう。