結婚商売・解説｜イボンヌとガスパルが結婚して子供を産むまでの経緯について

ビアンカの侍女・イボンヌ。彼女はアルノー軍部長のガスパルと恋仲になり、結婚した後は息子・ギャストンを授かりました。

本記事ではこの2人が結ばれるまでの経緯を簡単にまとめつつ、また後半では管理人の感想を紹介します。

結論から言うと、少女漫画みたいなピュアピュアな恋愛って良いよね！という話です。

解説｜ガスパルとイボンヌが結婚するまでの経緯

まずはイボンヌとガスパルの馴れ初めについて紹介しておきます。以下、2人が出会ってから結婚して子供を産むまでの経緯です。

トーナメント編で一気に2人の仲が進展したね。

それにしてもガスパルは良い恋人だね。良物件。

イボンヌとガスパルは結婚式をあげる。
なお時系列はアルノーとの戦争に勝利した後。ちょうどビアンカが妊娠している最中
結婚式が始まる前、ビアンカはイボンヌに高価なベールを贈った。このベールはとても美しく華やかで、おまけにビアンカの手作り。なお受け取ったイボンヌは非常に感激していた
結婚式の最中、ガスパルはずっと緊張していた。そして感極まった彼は、結婚誓約書を書き終えるとみんなの前で男泣きした(これを見たソヴールは飲んでいた酒を吹き出した)

ビアンカはイボンヌのことを親友だと思っているよ。

2人はずっ友！

メタな話ですが、この2人の恋愛模様は『結婚商売』に対する最大の皮肉なのかなと思いました。皮肉というよりアンチテーゼと言うのが正しいかもしれません。

というのも結婚商売をした場合、夫は妻を家庭に縛り付けたあとは放置して浮気するのが常です。結婚を夢見ていた令嬢にとって、これは幸せとは程遠い状態でしょう。

要するに、利益を追求したせいで不幸な人を生み出しているのです。

しかしイボンヌはその真逆で、利益ではなく自分の良心のままに行動しています。

連載当初も味方のいないビアンカに寄り添い、それが原因で周囲から嫌がらせを受けてもめげませんでした。そんな彼女だからこそガスパルは一目惚れし、イボンヌは幸せな結婚式をあげることができました。

おまけに彼女は平民でありながらビアンカから色々と贈り物をもらい、さらに専属侍女の座まで手に入れています。

つまりイボンヌは、幸せな結婚をしただけでなく仕事でも大出世した勝ち組なのです。

結婚商売をした令嬢たちと比較すると、エグイほどの差がありますよね？

この対比については少なからず、作者からのメッセージ（打算で行動しても幸せにはなれないよ！という思い）が込められていると思います。

『結婚商売』に登場するキャラは、ほとんどが打算で結婚しています。そんな中、ガスパルとイボンヌの恋愛模様はまさに少女漫画のような純愛っぷりでした。

かわいい侍女に一目ぼれして一途に思い続けるガスパルと、優しい彼に少しずつ惹かれていくイボンヌ。とにかくかわいい。

周囲のみんなが”結婚商売”をする中、この2人だけはひたすらピュアでした。2人だけ少女漫画出身みたいな印象です。

この2人はマーガ〇ットみたいな恋愛をしてたよね。

なか〇しを読んでた時代を思い出す。

ちなみに管理人、ガスパルの告白の仕方も少女漫画っぽくて大好きです。すごく可愛い。

彼は口下手だからイボンヌの手をつかんで自分の心臓にあてるというストレートな告白をするのですが、このシーンがもう甘いのなんのって。

2人共すごく可愛かったです。一生幸せでいて欲しい。