【結婚商売】ビアンカの子供・アレクサンドラについて|神様に祝福された少女 

キャラクター解説

ビアンカとザカリーの間には、アレクサンドラという娘が生まれます。

この子は英雄の娘なだけあり類まれなる才能の持ち主で、また個人的には『結婚商売』という作品を読み解くうえでとても重要なキャラクターだと思っています。

そこで本記事ではアレクサンドラにまつわる情報と所感をまとめました。

本記事には『結婚商売』の本編および外伝のネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。

ビアンカの子供・アレクサンドラについて

アレクサンドラ・ド・アルノーとは?

アレクサンドラは主人公・ビアンカとザカリーの娘です。本名はアレクサンドラ・ド・アルノー。

ザカリーによく似た銀髪の少女で、男の子っぽい外見をしています。『結婚商売』の漫画版では84話で初登場しました。

白うさ
ザカリー似のやんちゃな女の子って感じ。でも瞳はビアンカに似た碧眼だよ。
ひよこ
画像は掲載できないから、84話未読の人は想像力で補ってほしい。

誕生時に神様から祝福される

アレクサンドラは神様に祝福された子供です。

彼女が誕生したときは周囲が光に包まれたり空からラッパの音が聞こえたりと、超常現象が発生しています。

なおアレクサンドラが祝福された理由については別記事『結婚商売ネタバレ・原作小説の結末について』で解説しているので、そちらをお読みください。

美しい女性に成長し、シリル王子と結婚する

成長後、武芸に優れたモテ女になる

ここからは成長したアレクサンドラの話になります。原作5巻の終章にあたる内容なので、結末を知りたくない人はブラウザを閉じてください。

アレクサンドラは成長すると、銀髪・碧眼の美しい女性になります。

彼女は子どもの頃から武芸全般に優れていたため13歳で騎士になり、女でありながら立派な軍人となり16歳で戦場に出ました。

そしてアレクサンドラは13歳年下のシリル王子(アルベルの息子)と結婚します。

両親と同じく13歳差の結婚。しかしこれは政略結婚ではありません。シリルは幼い頃からアレクサンドラのことが大好きで、ずっと彼女のことを追いかけていました。

ひよこ
シリルは赤ん坊のころから、アレクサンドラに興味津々だったらしい。
白うさ
恋に落ちるの早すぎない???

さらに2人が結婚してから5年後。シリルは国王となるも、すぐアレクサンドラに王位を譲ってしまいます。

その結果、彼女はセブラン王国とアルノー領の両方を治めることになりました。

補足|実は胎児のときから強い子だった

アレクサンドラは腕っぷしの強い子に成長しますが、実は胎児の時からすでに強い子でした。

というのも彼女がまだビアンカのお腹の中にいたころ、アルノー領はジャコブ軍に責められ危機に瀕していました。一時は投石攻撃をされて城をボロボロにされたほどです(82話参照

母体は当然ながらストレスを感じますし、胎児にとって良い環境ではありません。

しかしアレクサンドラはそんな状況でも元気に育ち、無事に生まれてくれたのだから驚きですよね。とても頑丈な子です。

なおビアンカは妊娠中、自分の子供は強い子だと確信していました。以下がそのときのセリフです。

「心配しないでください。あの戦争の中でも最後まで一緒にいた子です。うちの子は強い子です。だから・・・一緒に行きましょう」
引用元:結婚商売89話

母親の勘ってすごいですね。見事に的中しています。

関連:【結婚商売・考察】ビアンカの魅力とは?なぜ男性陣を惹きつけるのか

結婚商売・考察|古い価値観をすべて破壊する痛快なキャラ

アレクサンドラが強すぎる件

ビアンカの娘・アレクサンドラ。

主人公の子供=有能というのは韓国マンガでよく見かける設定ですが、アレクサンドラに関しては有能なんてレベルじゃありませんね。もう覇者ですよ。

幼少期から殴り合いにも馬術にも優れており、年上の男達ですら彼女には適わない。おまけに13歳で騎士になるという異例のスピード出世。おまけに美女でモテモテ。

そして一番驚いたのが、最終的に女王になったこと。英雄×聖人のサラブレッドってこんなチート設定なんですね(笑

アレクサンドラに対して思うこと

主観ですが、アレクサンドラは良い意味で『結婚商売』の世界観を壊すキャラクターだと思っています。

この作品はもともと政略結婚やジェンダーへの批判が含まれていて、それをビアンカたちが壊していく過程が面白いんですよ。

政略結婚は当たり前で、女性は家門の道具。自分の意志で結婚相手を決められないし、結婚後は家に縛り付けられ孤独に生きていく。それが『結婚商売』の世界観でした。

しかし物語が進むにつれて、ビアンカの活躍により女性が表舞台に立つようになります。終盤では十分女性の地位が向上したので、ストーリー的にはここで終わっても問題なかったでしょう。

しかし本作はそれだけに留まらず、娘のアレクサンドラがジェンダー問題を完全に破壊するのが面白いところ。

彼女は家門に縛られることなく自由に生きて、女性でありながら騎士になり、20代後半でシリルと結婚しますよね?

これはメタ視点だと「女性は家を守るべき」とか「女性は若いうちに結婚しないと婚期を逃す」とか、そういった古臭い概念へのアンチテーゼに見えます。

ジェンダーなんか無視して好きな職に就けばいいし、婚期も気にせず好きな時期に好きな人と結婚すればいい。そんな作者様からのメッセージが込められているようで、個人的にはとても好感がもてます。

またアレクサンドラの髪が短いのも、セブラン国に根付く『美の基準』への批判に見えます。あの国はブロンドの長髪美人がもてはやされる風潮でしたが、彼女によってそれも覆されました。

アレクサンドラの存在そのものがジェンダー問題をすべて一蹴しているので、管理人はそれが痛快でした。いいぞもっとやれ!って感じです(笑

そして極めつけは彼女の王位継承。これにより「男がトップに立つべき」という古い価値観が完全に破壊された印象を受けます。

オデリーは臨時女王という印象でしたが、アレクサンドラにより今後この世界では『女王』の存在が当たり前になるのかもしれません。

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