『悪女は砂時計をひっくり返す』16~17話ネタバレ感想

悪女は砂時計をひっくり返す

ピッコマで連載中の『悪女は砂時計をひっくり返す』の16話~17話ネタバレ感想です。

前回のラストで、アリアは不思議な現象に見舞われました。一体、何が起こっているのでしょうか?

感想と考察を交えながら、今回のストーリーについてまとめました。

⇒ネタバレ一覧はこちら

16話のネタバレ

不思議な現象に、アリアは戸惑うが…

悪女は砂時計をひっくり返す

部屋から出て行ったはずのジェシーが、なぜか隣にいる…

この状況に、アリアは戸惑います。

しかも手紙を書き終えたはずなのに、なぜか目の前には”書きかけの手紙”が置いてあります。レターセットの枚数も減っていません。

まるで手紙を書く前に戻ったような状況になり、アリアは混乱します。

そしてもう一度手紙を書くと、疲れて熟睡しました。

ひよこ
怪奇現象!
白うさ
時間が巻き戻ってるね。

アリアが目を覚ましたのは翌日。前日の昼から、今までずっと眠っていたのです。

そのためジェシーは心配しますが、アリアは「大丈夫」と言って鬱陶しそうに彼女を追い出しました。

1人になった部屋で、アリアはベッドに寝ころびながら考えます。一体、何が起こっているのかと。

そしてテーブルに目をやると、アリアは何となく砂時計をひっくり返しました。

すると、その時。

ベッドの脇に、突然ジェシーが現れます。退室したジェシーが、先ほどと同じセリフを言っているではありませんか。

おまけに、飲み干したジュースも元通り。

この奇妙な現象を目の当たりにしたアリアは、全てを理解しました。

砂時計をひっくり返したことで時が巻き戻ったのだ、と。

そして心の底から嬉しそうな表情で、砂時計に頬ずりをしました。

ひよこ
これ、悪用できるパターンだよね!?
白うさ
そうだね。時をかける少女にレベルアップだよ。

砂時計の効果

アリアは砂時計の効果を調べるため、いろいろな検証を行いました。

結果、わかったのは以下の3つ。

砂時計の効果
  • 砂時計で使えば、5分前まで時を遡れる
  • 1日1回しか使用できない
  • 砂時計の使用後は、長時間の眠りに落ちる

砂時計を使うと、どうやら大量のエネルギーを消費するようです。

もしかすると、命を削っているのかもしれませんが…

アリアはここぞとばかりに、砂時計を使ってミエールへの嫌がらせを行いました。

ミエールの頭に水をかけたり、ドレスを踏んで転ばせたり、やりたい放題。そしてその度に、砂時計で時間を戻しました。

ひよこ
つまり、アリアにとっては寿命<復讐なんだね。
白うさ
悪用し放題だね。

オスカーからの返事

その日、アリアは苛立っていました。

というのも、オスカーに手紙を書いてから2週間も経ったのに返事が来ないのです。

ジョンによると、アカデミーの試験期間なので彼は忙しいようですが…

アリアは「砂時計を使ってオスカーの気持ちを私に向けさせようか」と思う程に、彼からの返事を待ち望んでいました。

ひよこ
もしかして、アリア惚れちゃった?
白うさ
いや、惚れてはいないよ。あくまで利用するための接触。

そして数日後、オスカーからようやく手紙が届きます。

アリアは大慌てで手紙を受け取ると、すぐさま内容を確認しました。するとそこには…

直接会って、話したいことがある。

と書かれていたのです。

アリアは手紙を読んで「距離を置きたいという意味だろう」と解釈します。

しかし復讐のためにも、それは阻止しなければなりません。ミエールを絶望させるためには、婚約者のオスカーがどうしても必要なのです。

だからアリアは、すぐさまオスカーに返事を書きました。

そしてジェシーに手紙を渡すと、満面の笑みで「すぐに送ってちょうだい」と頼みますが…

その様子を見て、ジェシーは不安そうに戸惑います。オスカーはあくまで、ミエールの婚約者。だからこそ、大事にならないか心配だったのです。

17話のネタバレ

アリアはその後も、砂時計を悪用する

その後も、アリアは私欲のために砂時計を悪用しつづけます。

時には、ドーナツを食い荒らしてから時間を戻すこともありました(好きなだけ食べても太らないので)

ひよこ
これは羨ましい!

経済について学ぶ

アリアは事業について学ぶため、経済の入門本を購入しました。

以前、食卓で「毛皮が流行る」と話した時のように、知識があれば父親にアドバイスして信頼を得られると考えたのです。

結局のところ、情報が信用されるかどうかは「誰が言ったことか」で決まります。

もしミエールがカインと同じ内容を言ったとしても、父親はカインだけを信じるでしょう。

ひよこ
そもそもこの世界では、女性の教育機関(学校とか)が無いんだよ。
白うさ
マジか。大変だね。

だからこそアリアは、知識武装しようと考えたのです。

そうすれば伯爵からの信頼を得られますし、知識があれば事業を始めて財産を築くこともできますから。

アリアは決意の炎を燃やしながら、ひたすら本を読んで知識を求めました。

誕生日プレゼントは何が欲しい?

この頃、アリアの誕生日が近づいていました。

昔のアリアは派手な誕生日パーティー(手品師を呼んでハトを出すなど)を好みましたが、今は違います。誕生日祝いは簡素に、少人数で済ませることにしました。

そしてある日。

屋敷を訪れたサラに、誕生日プレゼントは何が良いかと聞かれます。

そこでアリアは、微笑みながら「先生の刺繍したハンカチが欲しい」とねだりました。

かわいい生徒のおねだりに、サラは感動。そしてアリアの手をぎゅっと握りながら、誠心誠意作ると約束してくれました。

ひよこ
サラ先生かわいいね。
白うさ
そうだね。この漫画の数少ない良心だよ。

サラ先生の夢

その後、アリアは”今後やりたい事”についてサラに尋ねます。

すると予想外になことに、サラは「先生になりたい」と答えました。彼女はもともと子供が好きでしたが、アリアとの出会いがきっかけでそのように考え始めたのだとか。

微笑むサラを見て、アリアは思いました。サラは心から私を好いてくれているのだと。

そして同時に「サラを利用しない手はない」と改めて実感したのです。

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『悪女は砂時計をひっくり返す』16~17話の感想

アリアの発想が危険すぎる件

ネタバレ

アリアの発想が、めちゃくちゃ怖いですね。

好意を寄せてくれるサラに対して、普通のヒロインなら「この人だけは裏切りたくない」とか考えるものですが…

アリアの考え方は、まさに真逆。健気なサラを見て「これは利用するしかない!」と考えてしまったのです。

発想がヤバイですね。

砂時計の危険性について

16話では、砂時計の効果がわかりましたね。制限はあるものの、アリアは時間を行き来できるようになりました。

時をかける少女ですね(笑)

ただし砂時計は好き放題つかえるものではなく、エネルギーを大量に消費するというデメリットがあります。

このリスクが、今後のアリアにどう影響してくるのか…

もしかすると、もっと大きなリスクが隠されている可能性もありますね。それこそ本編でアリアが言っていたように、寿命を縮めるかもしれません。

便利なものほど、そこに付随するリスクも大きいもの。この砂時計を使いつづければ、いつかアリアに大きな反動がきそうだな…と思いました。

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