『悪女は砂時計をひっくり返す』4~5話ネタバレ感想

悪女は砂時計をひっくり返す

ピッコマで連載中の『悪女は砂時計をひっくり返す』の4話~5話ネタバレ感想です。

砂時計によって逆行したアリアは、ミエールに復讐するため刺繍や礼儀作法を必死で覚えますが…この先、彼女の人生はどうなるのでしょうか?

管理人の感想&考察をまじえて紹介します。

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4話のネタバレ

アリア、新商品を提案する

悪女は砂時計をひっくり返す

家族そろっての食事中。

義父・ロースチェント伯爵は、新商品の販売について悩んでいました。

うんうんと悩むロースチェント伯爵に、ミエールは「皮革はどうか」と提案します。

貴族令嬢はコルセット代わりに皮革を使うことがあるので、彼女はいいアイデアだと言いますが…

アリアはその言葉を聞いて、身震いしました。

というのも、皮革は管理しにくく臭いがキツイため、流行ることは無いのです。ミエールは何も知らずに発言しているだけなので、アリアは呆れてしまいます。

白うさ
アリア辛辣!
ひよこ
ミエールの意見はどうかと思うけど、10歳だから仕方がないね。

 

そこでアリアは、ロースチェント伯爵に「皮革は好まれないだろう」と指摘します。そして同時に、皮革ではなく毛皮を売ってはどうかと提案しました。

毛皮なら色も豊富で柔らか。最近では女王が毛皮を大量に購入しているため、これから流行るなら毛皮でしょうね…と、アリアは断言しました。

そしてこの時、誰もが驚いた表情でアリアを見つめていました。

白うさ
大人たちは、相当ビックリしただろうね。
ひよこ
13歳の少女が、凄腕バイヤーのような意見を言ってるからね。そりゃあ驚くよ。

義父の出発時、アリアは作戦を決行

翌日、ロースチェント伯爵は何台もの馬車をつれて外出の準備をしました。どうやら、アリアの言葉を信じて毛皮を仕入れをするようです。

即実行する性格は、やり手の伯爵ならでは。義父の行動力に、アリアは感心しました。

出発する直前、家族みんなでロースチェント伯爵を見送ります。カインとミエールも、お気をつけて下さいと挨拶をしますが…

アリアは突然、ロースチェント伯爵の手を掴みます。

そして「お父様に差し上げたいのです」と言いながら、自作した刺繍のハンカチ(3話参照)を渡しました。

美しい刺繍に、目を丸くするロースチェント伯爵。そしてアリアは畳みかけるように、天使のような笑顔で「いってらっしゃいませ」と告げました。

そんなアリアを見て、伯爵も嬉しそうに微笑みます。

一方ミエールは、屈辱でわなわなと体を震わせていました。彼女の怒りは収まらず、ロースチェント伯爵が出発した後も、部屋でダダをこねるほどでした。

5話のネタバレ

お茶会にご招待

ある日、アリアとサラがお茶を楽しんでいた時。

サラは、数日後のお茶会にアリアを招待したいと提案します。

サラは笑顔で「愛らしい生徒を知人に自慢したい」と言いますが…サラの本当の目的は、アリアの名誉を挽回すること。

アリアには悪評があり「ミエールを毎日いじめている」「短気でわがまま」と噂されていたので、サラ先生は名誉挽回するためのチャンスを与えてくれたのです。

白うさ
サラ先生、めっちゃ優しいね。
ひよこ
この漫画の良心だよ。

ドレスを用意しよう!

お茶会に参加することになったアリア。

しかし彼女が持っているドレスは、悪趣味でド派手なものばかり。二度と着たいとは思えないデザインで、正気を疑うようのものでした。

そのためアリアは、ドレスを全て処分して新しい服を買いに行こうとしますが…

ここで問題が発生しました。

ドレスを買いに行くにも、外出用のドレスが無いのです。

アリアは考えた末、マッチに火をつけて放火事件を起こします。そして持っていたドレスを全て燃やしたのです。

白うさ
やりすぎ!放火はダメ!
ひよこ
明らかにやりすぎだよね。倫理観がどうかしてるよ・・・

消火するために駆け付け、アリアを心配する使用人たち。

そんな彼女たちの前で、アリアは「ドレスが全部焼けてしまいました…」と涙を流します(もちろん演技で)

そして同じ体系のミエールに、ドレスを借りたいと懇願しました。

ミエールは内心嫌がっていたようですが、ここで断れば周囲から責められるのは必至。

そのためミエールは、アリアの願いを笑顔で聞き入れました。

アリアが選んだのは、白いドレス

ミエールの部屋に行くと、ドレッサーには美しいドレスがずらりと並んでいました。

好きなものを選んでいいと言われたので、アリアはその中から”シンプルな白いドレス”を探します。

そのドレスは、ミエールの誕生日に公爵家のオスカーが贈ってくれたもの。しかしミエールは太って着れなくなったので、棚の奥に仕舞い込んでいたのです。

また、ミエールはオスカーに恋をしていたので、そのドレスだけは貸したくないと考えていましたが…

嫌そうなそぶりを見せると、使用人たちから「ドレスを貸したくないのかしら?いじわるね?」と小声が聞こえてきます。

そのためミエールは仕方がなく、アリアに白いドレスを貸すことにしました。

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『悪女は砂時計をひっくり返す』4~5話感想

ネタバレ感想

まさかの放火事件…!

明らかにやりすぎですね。アリアの異常さが垣間見えるシーンでした。悪女系のマンガは多々あれど、自宅を燃やすヒロインは稀でしょう。

私が知る限り、自宅を放火したのはアリアと『MONSTER』のエヴァくらいです(笑)

ただし、アリアが放火したのはドレスを処分するためだけではありません。ミエールに嫌がらせをしつつ、彼女の評判を落とす目的もあったようですね。

アリアが放火した理由
  1. 自分のドレスを処分するため
  2. ミエールから白いドレスを借りるため
  3. 白いドレスを着て、ミエールの評判を落とすため(8話参照)

もし普通に頼んでいたら、ミエールは恐らくドレスを貸してくれなかったでしょう。そう考えれば、アリアの行動も理解はできますが…

何にせよ、放火はやりすぎですね。狂気の沙汰ですよ。

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2件のコメント

火事なんて起こしたら嫌われそうなものなのに
同情される展開になるのは不可解。飾りをハサミで
外してアレンジすりゃいいのに。実の姉妹じゃないから
微妙だけど、ミエールはあんなに
大量に服もってるんだからアリアにお下がりやれと言いたくなる。
ミエールの性格からすると裏に猛毒を塗りたくるだろうけど。

>みみさんへ
コメントありがとうございます。
アリアは迫真の演技をしたので、メイド達もまさか本人が放火したとは思わなかったのでしょう。メイド視点だと、アリアは事故に巻き込まれた可哀想な子に見えたはずです。

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