ピッコマの漫画『外科医エリーゼ』のネタバレ感想です。最終回143話について紹介しています。
前回のラストで、めでたく結婚式をあげたエリーゼとリンデン。民衆に祝福される中、2人は誓いの口づけを交わしました。
とうとう最終回を迎えたこの漫画は、最後にどうなるのでしょうか?感想を交えつつ、ストーリーをまとめました。
外科医エリーゼ143話(最終回)のネタバレ
舞台は150年後の現代へ
時代は流れ、現代の韓国。
朝の10時だというのに”彼女”はまだ夢の中。旅行当日だというのに、これでは飛行機の出発時間に遅れてしまいます。
しかし友人が「遅刻するよ!」と大声を出せば、ようやく”彼女”は目覚めて身支度をしました。
友人と一緒に、ある場所に向かう
なんとか遅れず、飛行場に到着した2人。”彼女”は謝罪しつつ、寝過ごした理由を説明するため口を開きますが…
友人は何もかもお見通し。呆れた顔で「旅行先にある”クロレンス一族の生家”に関する本を読んでいたんでしょ?」と言いました。
何を隠そう”彼女”はエリーゼ皇后のファン。医師を志したのも、皇后の伝記を読んだのがきっかけでした。
クロレンス家の令嬢であるエリーゼ皇后は、”現代医学の母”と呼ばれるほどの偉人。皇后が150年前に記述した教科書は、今も大きな改正がありません。”彼女”は夜遅くまでその教科書を読んでいたため、寝過ごしたのです。
”彼女”はクロレンス邸を訪れる
旅行先に到着した翌日。
”彼女”は1人でクロレンス一族の生家に向かいます。屋敷は観光地となっており、人は住んでいません。そのため少し古びていますが、昔はさぞ立派な豪邸だったとわかる外観をしています。
それを見て”彼女”は顔を輝かせました。
するとその時、中年男性から声をかけられます。彼はここの観光員らしく、案内役のガイドはどうかと勧めてきました。
・・・
案内役に連れられ、”彼女”はクロレンス邸を見て回ります。
案内役によると、エリーゼ皇后が医者になったのは16歳の時。それまでは手の付けられないお転婆で、社交界でも悪女と有名だったそうです。
さらに面白いのはその後。グレアム伯爵の弟子になり、コレラ患者を治療して戦争にまで参加したのだから驚きです。
”彼女”は興味深そうに、ガイドの話に耳を傾けました。
エリーゼ皇后の人生
ガイドが終わると、最後にエリーゼ皇后の寝室へと案内されます。”彼女”はそこに1人残され、寝室に飾られた写真を眺めました。
豪華な額縁に入れられた一枚の大きな写真。
その写真の中では、プリチア帝国の12代目皇帝・リンデンと皇后・エリーゼが微笑んでいます。
さらに写真の下にはプレートがあり、そこにはエリーゼ皇后の”二つ名”がズラリと記載されています。
コレラの討伐者・力学の母・ランプを持った女人・最年少帝国大佐任命者・女性伯爵叙任者・予防接種の創始者・現代医学の母…
そしてプレートの最後の行には「リンデンの愛する妻」と書かれていました。
”彼女”は見知らぬ男性と出会うが…
”彼女”が写真を見ていると、そこに男性がやって来ます。
黒髪と黒い服装の、不愛想にみえる男性。その顔はどこかリンデン皇帝に似ていて、”彼女”はデジャヴを感じます。
話を聞けば、彼もエリーゼ皇后の生家を見に来たそう。しかし彼は医療従事者ではないため、皇后の偉業については詳しくない様子。
そこで”彼女”が案内役を申し出れば、彼は思案しながらも微笑んで承諾します。その馴染みのある笑みに、”彼女”も笑顔で頷きました。
~fin~
最終回の感想|転生後もリンデンとお幸せに!
エリーゼとリンデンは、幸せな夫婦生活を送ったようですね。絵画の説明書きに「リンデンの愛する妻」とあったので、後世に残るほどのおしどり夫婦だったのでしょう。
悪女皇后として処刑されたエリーゼは、人生をやり直してようやく幸せを掴んだのです。
そして現代、2人は同じ時代に転生します。最終回で登場した男女は、エリーゼとリンデンの転生者でしょう。
2人とも記憶はありませんが、互いに既視感を感じている様子。「不愛想な顔がどこか馴染む」というセリフから、それが伺えます。
何度生まれ変わっても、この2人はまた結婚するのでしょうね。
追記|外科医エリーゼがアニメ化しました!
外科医エリーゼがアニメ化したので、本作が好きな方はぜひご覧ください!絵も声優もとっても素敵です!詳しくは下の記事にまとめました。
考察:エリーゼが転生した理由について
エリーゼが転生した意味について、少し考察してみました。
彼女は1回目の人生で”悪女皇后”として処刑された後、記憶を持ったまま現代に転生したものの若くして事故死。そして、その後は1回目の人生をやり直す…という数奇な運命を送っています。
今になって考えれば、この連続転生には意味があったのでしょう。
神様から「ブリチア帝国を救え」という使命を与えられたのか、もしくは贖罪のチャンスを与えられたのか…
どちらにせよ、1回目の人生をやり直すための連続転生だったのかなと思います。だからこそ、記憶を残したまま転生したのでしょう。
ついに最終話…
「リンデンの愛する妻」でほろりと来てしまいました。エリーゼが幸せになり、名声を手にする事が出来てよかったです。転生後の二人の行方も気になる…!
今からピッコマで更新されるのが待ち遠しいです!ありがとうございました!
コメントありがとうございます。
「リンデンの愛する妻」って良いですよね!2人とも幸せなまま一生を終えた感じが伝わってきます。
とてもわかり易い文章と、見易いページ作りに、感心感激しながら、一気に読ませて頂きました\(^o^)/
ありがとうございました♥
ハラハラドキドキと、涙と、いい作品でした♪
>すももさん
コメントありがとうございます。この作品は本当に良作ですよね!
そして見やすいと言って頂けて嬉しいです。サイト運営者にとっては何よりの誉め言葉なので。