漫画『義家族に執着されています』の83話のネタバレと感想です。
互いを気遣うあまり、ペレシャティとテルデオはぎこちない関係になってしまいます。それこそ前回、彼は追い詰められていたこともあり感情的な面を見せていました。2人の関係は修復できるのでしょうか?
2人は気まずい関係のまま大公領に引っ越す
皇女は首都から追い出される
狩猟大会の事故以後、貴族たちは皇室への不満を募(つの)らせます。そのため貴族たちは皇太女を議長とする会議を開き、その結果として皇帝の人事過程を監察する機構が作られます。
なお狩猟大会の責任者である第3皇子と第4皇女・ドドレアは、権利を奪われて首都外の別荘に追い出されました。
ペレシャティは大公領に引っ越すが…
その後まもなくして、ペレシャティは大公領に移住します。しかし馬車で移動する間、彼女はずっと浮かない顔でした。というのも最近、テルデオに避けられているからです。
- 福祉事業のことをテルデオに対話した翌日、彼の代理人が在庫(売れずに困っていた商品。77話参照)をすべて購入してくれた。
- また事業内容についても、彼の部下たちが引き継いでくれた。
- しかしテルデオはあの日以来、ペレシャティと顔も合わせてくれない。
- そのため彼女はお礼すら言えない。
時が経つも関係は修復されず
宿に泊まったときテルデオに話しかけてみるも、「早く寝ろ」と言われて取り付く島もありません。なお随行していた従者たちに相談したところ、時間が解決してくれると言われますがーーー
テルデオの態度は日に日に冷えていき、2人の関係は一向に修復されないまま。
そのためペレシャティは我慢の限界がきたらしく、ある日の夜、ついに行動に出ました。
83話のストーリー補足|ダニエルと騎士たちの嘆き
密かにダニエルも激怒する
今のテルデオはとても機嫌が悪く、騎士たちは頭を抱えています。そのため内輪での飲み会を行ったとき、ダニエル(モルトン子爵の息子)はブチ切れ、騎士の一部は半泣きでした。
義家族に執着されています|83話のネタバレと感想
83話のネタバレ感想|ドドレア、ついに裁きを受ける
ドドレアは今まで「皇女だから何をしても許される」と思っていたらしく、やりたい放題やってきました。しかし皇女だろうと、理由なく人に危害を加えてはいけません。前回の事件もドドレアがしっかり管理していれば防げたので、貴族たちの反感を買うのは当然です。
その結果、83話でドドレアは事件の責任を取ることになりました。首都から追い出されて財産は没収。実行犯の従者もショケーされています。
読者視点だと、これを機に態度を改めてくれれば良いなと思いますがーーードドレアは多分本作のラスボスでしょうから、一筋縄ではいかないのでしょうね。
それこそ前回のラストシーンで皇女宮に騎士たちが押し掛けたときも、ドドレアは「私は皇女なのに何故こんな目に遭うの!?」と明らかに不満そうでしたし。