漫画『今世は当主になります』の126話のネタバレと感想です。今回はタイトルの通り、ペレスが6年ぶりに首都に帰ってきます。
アカデミーを優秀な成績で卒業した、ペレスとの再会。フィレンティアはどんな反応をし、また成長した彼を見てどう思うのでしょうか?
ストーリーの続きをまとめました。
126話の概要|フィレンティアは6年ぶりにペレスと再会する
ペレスとの再会
フィレンティアがお忍びで街に出かけると、途中でフードを被った男性を見かけます。とても背が高い人だな…と思いながら通り過ぎようとすると、ふいにその男性に声をかけられました。
「久しぶり、ティア」
懐かしさを感じるその声。
振り向くと、そこにいたのは立派に成長したペレスでした。
どちら様ですか?
フィレンティアは一目で相手がペレスだと気付くも「どちら様ですか?」と冷たい態度をとります。
というのも彼はこの6年間一度も顔を見せず、半年前からは手紙も途絶えたため、彼女はとても怒っていたのです。
「ペレス?そういえば、そんな人を知っていた気もするわね。ああ~この6年間、顔を一度も見せずに、手紙だけ送ったペレス?それともアカデミーを5年で早期卒業したくせに半年間何の連絡もしなかったペレスかしら?」
引用元:今世は当主になります126話
するとペレスは申し訳なさそうな顔で、卒業して半年間はあちこち歩き回っていたから手紙を送れなかったと弁解します。
しかし彼女の怒りは収まりません。友人として心配だから、手紙の一通くらい送って欲しかったのです。
一方でペレスは、純粋に再会を喜ぶ
どれほど心配をかけたのか実感したペレスは「嬉しい。ありがとう」と言ってフィレンティアをぎゅうっと抱きしめます。おまけに美しい顔で謝罪するので、彼女はつい許しそうになりますがーーー
ペレスの服装をよく見れば、学生服のまま。つまり彼は首都に戻るなり、皇居にも戻らずフィレンティアに会いに来たのです。
その事実に気付いた彼女は、すぐ皇居に戻るようペレスに言い聞かせるのでした。
補足|現在のフェレット商会について
フェレット商会は急成長する
ここ数年間で、フェレット商会も急成長しました。
商会が大きくなるにつれて近隣の商業地区全体がフェレット商会所属になり、おまけに帝国中央にある本部のほか、東部と南部に支部ができるほど規模が大きくなっています。
ちなみに126話には少し年を取ったクレリバンも登場するので、ぜひマンガ版を読んでみて下さいね。
今世は当主になります・今回のネタバレと感想
ネタバレ感想①ペレスが音信不通になった理由
ペレスはとても優秀な学生で、アカデミーの全教科を主席で卒業しています。おまけに優秀さが認められたため5年で短期卒業し、その後の半年間は各地を旅していたそう。
フィレンティアはこの半年間連絡が途絶えたことを心配していましたが、逆に言えば手紙を送れないような事情があったのでしょうね。
だってあのペレスが、フィレンティアへの連絡を怠るなんて相当ですから。
ネタバレ感想②なぜこのタイミングで帰って来た?
ペレスが首都に戻ってきたのは、フィレンティアの誕生日前日です。偶然この時期に帰ってくるはずないので、意図的に帰還を間に合わせたのでしょうね。
好きな子の成人パーティーに参加するため、旅を終わらせて帰ってきた。そうと考えると、何だか可愛らしいですね。
ペレスは外見こそ立派になりましたが、中身は昔と同じくかわいいままです。