マンガ版『再婚承認を要求します』の136話のネタバレと感想です。今回はタイトル通り、魔法使いの少女・エベリーにまつわるお話です。
彼女はナビエに援助されて魔法学校に通っていましたが、なぜか東大帝国の王城に招かれます。エベリーは今後どうなるのか、ストーリーの続きを見てみましょう。
魔法使い見習い・エベリーが城に招かれる
エベリーが招かれた理由
その日、東大帝国の王城に1人の少女が招かれました。彼女の名はエベリー。魔力減少現象のせいで魔力を失った少女です(63話参照)
なお城に招いたのはソビエシュで、彼はナビエに代わりエベリーの援助を続けようと考えていました。
ラスタVSエベリー
エベリーが城に到着したとき、偶然にもラスタと鉢合わせます。
本来なら皇后に挨拶すべきですが、エベリーにとって彼女はナビエの仇。そのため挨拶をせず「私の知っている皇后陛下ではありません」と嫌味を言いました。
侮辱されたラスタは当然ながら激怒します。
傍にいたラント男爵は謝罪するようエベリーに言いますが、彼女は不機嫌そうにそっぽを向き、事実を言っただけだと反発するのでした。
初めてソビエシュの顔を見て、エベリーが思った事とは?
ソビエシュとの初対面
その後エベリーは、ソビエシュに謁見するため彼の執務室に向かいます。ただし彼が嫌いなので、皇帝といえど愚かな顔をしているに違いないと予想しますがーーー
いざ会ってみると精悍な顔つきの青年だったため面食らうのでした。
私を城に住まわせて
「魔法研究所が人手不足なので助手にするため君を招いた。魔力が消えても君は賢いままだから」
ソビエシュはそう告げた後、エベリーの面倒を見てくれる伯爵家に案内すると言います。しかし彼女はなぜかそれを断り、王城で過ごしたいと答えました。
まとめ|再婚承認を要求します・136話のネタバレと感想
136話の補足|エベリーが聞かされたデマ
城に来る途中、エベリーはデマを聞かされています。
ナビエの援助を受けていたから皇帝の怒りを買って城に呼び出されただの、2番目の愛人として招かれただの色々と吹き込まれたようです。
このように憶測でべらべら喋る人はどこにでもいるので、エベリーが城に住めばデマに苦しむのは想像に難くありません。
しかし彼女には目的があるらしく、それでも城で過ごしたいと申し出ました。
ネタバレ考察|エベリーが招かれた理由について
ソビエシュはもともと、いつかナビエが帰ってきた時のためにエベリーを援助し続けようと考えていました。そうすればナビエが喜ぶと思ったからです。
今はナビエを諦めたものの、エベリーを援助したいという意思は変わらなかったようです。
その理由については、136話で言っていたとおり優秀な人材を確保したかったのか、それとも表面上の理由とは別に「ナビエに罪滅ぼしがしたい。ナビエが尽力してきたことを途切れさせたくない」という思いがあったからなのか。どちらが本音か分かりません。
ただ136話を読んだところ、何となく後者なのかなと思いました。
というのもエベリーと謁見したとき、ソビエシュはやけに優しい顔をしていました。口調も相手を気遣うような話し方で、皇帝というより保護者のような印象です。
彼なりにナビエやエベリーのことを思って、援助を名乗り出た…というのが管理人の予想です。