漫画『今世は当主になります』の111~112話のネタバレと感想です。
ついに皇室デビュタント舞踏会が始まり、前回はラビニ皇后と息子・アスタナの確執が描かれていました。皇室組は本当に仲が悪いですね。
そして本話では、待ちに待ったダンスシーンが描かれます!フィレンティアは無事に踊り切れるのか、ストーリーの続きを読んでみましょう。
111話|会場に入る直前、フィレンティアはひどく緊張する
令嬢たちは全員緊張していた
デビュタントの会場に入る直前、フィレンティアは心臓が口から飛び出しそうなほど緊張していました。皇帝と会うときも事業で莫大な金額を動かすときも正常だった心臓が大騒ぎするのです。
さらに今日はルーラックやギャラハンたちも見に来ているので、余計に彼女は緊張します。それは他の令嬢たちも同じらしく、ティリアーナに至っては緊張のあまり硬直していました。
栄えあるファーストダンスを踊る
フィレンティアとペレスが手を繋ぎながら会場に入ると、すぐに舞踏会のメインイベントであるファーストダンスが始まります。
大勢に注目されながら踊るため彼女は緊張していましたが、練習の甲斐あってダンスは順調に進みます。
途中で1度だけミスをするも、ペレスが上手くフォローしてくれたので無事にダンスを終えることができました。
112話|ファーストダンスは無事に成功する
ダンスは大成功する
フィレンティアとペレスが踊り終えると、会場に拍手の音が響き渡ります。2人の社交界デビューは大成功に終わったのです。
しかしペレスの表情がどこか切なげなので、彼女はそれを妙に思うのでした。
ペレスの隠し事
その後、フィレンティアは会場の端にペレスを連れて行って「何を考えているの?」と質問します。
実のところペレスがパートナーとして登場した時からずっと違和感を感じていて、何かあるに違いないと思ったのです。
すると彼は、君と踊る機会がもうないから残念に思っただけだと答えますがーーーフィレンティアはそれが誤魔化しだと見抜き、ジトリとした目をするのでした。
父親とのダンス
2人が会話をしていると、そこに父・ギャラハンがやって来てフィレンティアにダンスを申し込みます。そのため彼とセカンドダンスを踊ることになりますがーーー
周囲の令嬢たちがギャラハンに熱っぽい視線を送るので、まともにダンスを楽しめません。
すると娘の心情に気付いたギャラハンは、彼女を急にターンさせます。彼にしては珍しく、悪戯をして緊張をほぐそうとしたのです。
その試みは見事に成功し、フィレンティアは大笑いして心を軽くするのでした。
まとめ|今世は当主になります・今回のネタバレと感想
111~112話のネタバレ感想
父・ギャラハンの裏話
解説ではカットしましたが、ギャラハンは娘とダンスをした後で号泣していました。大きくなった娘を見て、いろいろな感情が込み上げてきたようです。
男手一つで育てて来た娘がこれほど立派に育ったので、父親としては感慨無量な気持ちになったのでしょうね。
しかも彼、泣き方がかわいいんですよ。両手で顔を覆いながら乙女チックな泣き方をしています。ちなみに周囲の令嬢はそれを見て「あら~」という反応をしていました(笑
ルーラック、お前もか。
おまけに上記のシーンでは、祖父・ルーラックも現れて一緒に泣いています。
ルーラックはさすがに大泣きしませんが、目頭を押さえて涙を堪えていました。やはりギャラハンと同じで感慨無量な気持ちになったのでしょうね。お爺ちゃん視点だと、孫娘の成長は寂しいですから。
というかデビュタントの時点でこれだと、フィレンティアが結婚したら2人共どうなるのか……
以上、ロンバルディ一族の2トップが公衆の面前で泣くという珍しいシーンでした。