【接近不可レディー】結末のネタバレ③ガブリエルは最後にどうなるのか?

解説

『接近不可レディー』の登場キャラクター・ガブリエル。主人公・ヒリスの義理の妹で血のつながりはないものの、愛らしい外見で兄と父から溺愛される女の子です。

ただし、それは最初だけの話。ヒリスが当主となってから彼女の生活は変わり始め、最後には悪役らしく報いを受けます。

そこでこの記事では、ガブリエルがどうなったのか結末を簡単にまとめました。

なお本記事を読む前に、『接近不可レディー最終回ネタバレ』を読んでおくと内容が理解しやすいです。

当記事で紹介している内容は、海外のネタバレサイトや国内の某掲示板などを参考にしています。原作小説は日本国内で購入できなかったため、管理人は未読です。もし記事内容に間違いなどありましたら、お手数ですがコメント欄にてご連絡いただけると幸いです。

『接近不可レディー』のガブリエルってどんな子?

ずるい性格の義妹

悲しむ女性

ガブリエルは主人公・ヒリスの義理の妹で、父親の再婚相手の連れ子。

明るい金髪に緑色の目を持ち、外見だけはとても可愛らしい女の子です。

ただし世間知らずで自己愛がとても強く、自分にとって利益のある人に媚びるズルい性格をしています。ヒリスが当主になった時も、わかりやすく媚びていました。

白うさ
ガブリエルは、自分のことを”誰からも愛されるお姫様”だと妄想してる節があるよ。

ただしディエゴやリカルドと同様に、8回目の人生ではヒリスに徹底的に無視されます。いくら媚びても、ヒリスは見向きもしません。

またガブリエルは空気を読めない性格なので、社交界ではすでに相手にされていません。その裏付けとして、漫画16話では貴族令嬢から次のように陰口を言われていました。

「実際ガブリエルさんは4大家門の血筋ではありませんし…それに正直言って…彼女って身の程知らずだったでしょ?」
引用元:接近不可レディー漫画16話より

【ネタバレ】投獄された後、悲惨な最後を迎える

海外のネタバレ掲示板を読んだところ、ガブリエルはその後悲惨な目に遭うようです。彼女の最後について、以下にわかる範囲で書いておきます。

ヒリスに屋敷から追い出される

ヒリスはとある目的のため、屋敷全体をトゲで包囲してイノアデン一族を追い出します。父・ディエゴや兄・リカルドと共に、当然ながらガブリエルも追い出されました。

ガブリエルはその後、屋敷に入れて欲しいとヒリスにお願いしに行きますが、結局は断られたようです。

何者かに投獄される

原作小説の156話で、ガブリエルが手足を縛られて投獄されている描写があります。

なぜ投獄されているのか理由はわかりませんが、このシーンでガブリエルは泣いていました。また彼女自身も、なぜ自分がこのような目に遭っているのか理解していません。

白うさ
ただしこの後、誰かに救出されたよ。

保護された後、凶行に走る

原作234話の時点で、ガブリエルはパルべノン家で保護されています。パルべノン家とは、彼女の元婚約者であるクリスティアンの実家ですね。

ただしクリスティアンには面倒がられてろくに相手をされません。

そして最終的に、ガブリエルはクリスティアンの胸をはさみで刺しました。

ガブリエルがこの後どうなったのかは不明です。海外の掲示板を調べたのですが、掲載されていませんでした。もし最後の展開についてわかる人がいたら、コメント欄で補足してもらえると嬉しいです。

関連:『接近不可レディー』ディエゴとリカルドの最後はこちら

外伝ではどうなった?新世界での様子について

新世界ではヒリスと一切関わりがない

ヒリスが再建した新世界では、父親が再婚しなかったためガブリエルはイノアデン家にいません。

掲示板に詳細が無かったので詳しくはわかりませんが、もし彼女も転生したなら、リカルドたちと同じように無意識の罰により苦しんでいるはずです。

ちなみに外伝をざっと読んだところ、ガブリエルは登場すらしませんでした。

【感想】義妹の結末について思うこと

ガブリエルの全体的な印象

枯れたバラの花

ガブリエルは何というか、悪意のない悪役というイメージです。無邪気で残酷でとても身勝手。だけど彼女は、自分が悪いことをしている自覚がないように見えます。

漫画版の9話で父・ディエゴがヒリスを閉じ込めた時も、部屋にあるドレスを取りに行けないから結解を解除しろとわがままを言っていました。

またこの時、兄・リカルドの怪我についても「それくらい手当すればいいでしょう」と言う始末。結局のところこの子は、他人の安全よりも自分のドレスが大事なんですよ。怖いですね。

ちなみに、こういう女の子って現実でもたまにいます。自分のことを世界で一番かわいいお姫様だと思っていて、周囲の人は自分を優先するのが当然というタイプの子。

ガブリエルの年齢は多分12~13歳くらいだと思うのですが、言動はまるで幼い子供のよう。甘やかされて育った結果、こうなったのでしょうか。

彼女の結末について思う事

ガブリエルは最初こそ家族から愛されて幸せそうに暮らしていましたが、最終的には誰にも相手にされなくなります。そして挙句の果てには、元婚約者を刺すという凶行に走ります。

愛されたお姫様の末路は、とても惨めなものでした。

もしガブリエルが自分の立場をわきまえて、周囲の人物を大切にするような子だったら悲惨な最後にはならなかったと思いますが…

ガブリエルは最後までわがままなお姫様のままだったようです。

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2件のコメント

結末のネタバレありがとうございます!

ガブリエル、だいぶタチ悪いですよね(^^;
いい子ぶりっ子の悪女かと思いきや、リカルドがヒリスに反撃を受けた時も、ちょっとしたお説教と言い合いくらいでしょ?と本気でお花畑だったし。

同じ甘やかされ妹キャラでも、「悪女は砂時計をひっくり返す」のミエールみたいに、自分の悪事を悪事と自覚しているわかりやすい悪女の方がある意味で清々しいです。

>匿名さんへ
コメントありがとうございます。
私もガブリエルについては、たちが悪い子だと思っております。自覚がないって本当に怖いですよね。

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