漫画『余命わずかの脇役令嬢』37話のネタバレと感想|魔物の討伐中に予期せぬ事態が起こる

余命わずかの

漫画『余命わずかの脇役令嬢』の37話のネタバレと感想です。

魔物を討伐するため、兵士を率いて森にやって来たミリアン。カリナのためにハロンを持ち帰り、少しでも早く屋敷に帰ろうと考えますがーーー

討伐先で、思わぬ事態が発生します。以下にストーリーの続きをまとめたのでご覧ください。

『余命わずかの脇役令嬢』ネタバレ全話はこちら

ミリアン視点|討伐先に到着した矢先、ヘルタに遭遇する

討伐軍はヘルタに遭遇する

余命わずかの
以下の文章は、管理人が原作サイトを見ながらまとめたネタバレです。もし翻訳ミスがあれば、日本版の最新話公開日に修正します。

討伐軍を率いて、魔物の潜む森へとやって来たミリアン。彼は隊長として兵士たちに指示を出します。

「最初の討伐目標はヘルタだ。ヘルタの弱点は爪の下だそうだから、狙える奴らだけ狙うように!そうでない奴らは皮に包まれていない下腹部も弱点だから、そこを攻略しろ」

ミリアンの指示に、兵士たちは軍人らしい返事をします。

しかし捜索するまでもなく1匹のヘルタが現れたので、ミリアンは不敵な笑みを浮かべながら全員でヘルタを取り囲むよう命令します。

すると突然、ヘルタが大きな悲鳴をあげて地面が大きく振動しーー-

直後、ヘルタの大群が押し寄せてきました。ヘルタは群れを呼んで、討伐軍の退路を遮断したのです。

白うさ
え、魔物ってこんなに組織的に動けるの?
ひよこ
いや、本来こんな行動はしないはず。

知能のない魔物とは思えない行動。それでもミリアンは怯まずにヘルタたちを討伐し、部下に的確な指示を出します。

「さっき言った弱点をねらえ!弱点を狙えば、相手にするのはそれほど…」

しかしその時、兵士たちが悲鳴をあげます。

ミリアンの背後には、いつの間にか1匹のヘルタが立っていたのです。

 カリナ視点|ヘルタの群れが現れ、砦の兵士たちに危険が迫る

カリナは砦を訪れるが…

カリナは少しでも早くミリアンに会いたいと思い、兵士たちが常駐する砦を訪れます。しかし砦に到着するや否や、兵士の叫び声が聞こえました。

「ヘルタだ!!ヘルタが群れで現れたぞ!全員警戒態勢!!」

あり得ない知らせを聞き、困惑するカリナ。また同行していた執事・ベンは険しい顔をして、状況を確認してくるのでカリナに馬車の中で待っているよう伝えます。

そのためカリナは1人で馬車に戻るも、またもや兵士の切羽詰まった声が聞こえました。

「今は閣下も団長もいないのに!このままでは城壁が崩れるかもしれない!」

それを聞いたカリナは、何とかして時間稼ぎをしなければと考えます。

絵で時間稼ぎをしようと考える

(そうだ、絵なら···)

カリナは鞄の中から、ヘルタの絵を取り出します。ちょうど完成する直前まで描き上げた絵なので、ヘルタの目に色を塗って絵を具現化させようとしますがーーー

この時カリナは、それだけでは何かが足りないと感じます。

そして画材と一緒に持ってきたナイフを見て“あること”を思い付きました。なぜか彼女は、自分の血と肉を材料に使えば…と思ってしまったのです。

⇒『余命わずかの脇役令嬢』38話のネタバレはこちら

『余命わずかの脇役令嬢』37話のおさらいとネタバレ感想と

37話のおさらい|奇妙な魔物との遭遇

ネタバレ感想

魔物を討伐するため、ミリアンは兵士を率いて森を訪れます。しかし討伐先で現れたヘルタは、群れを成して兵士たちに襲い掛かりました。

本編を読んだところ、この世界の魔物には知性がなく群れで行動するなどあり得ないそう。

しかし37話で登場したヘルタは、雄たけびをあげて仲間を呼ぶという計画的な行動を取っていました。

またミリアンの様子を見たところ、この手の魔物に遭遇したのは初めて(もしくはレアケース)のようです。

ネタバレ感想|カリナにも異変が起こる

そして一方、砦もヘルタの群れに襲われます。このままでは城壁が崩れそうなので、カリナは奇跡を起こして時間稼ぎをしようとしますが・・・

普通にヘルタの絵を完成させればいいのに、なぜかカリナは「絵を完成させるために自分の血肉を使おう」と物騒なことを考えてしまいました。特に37話のラストはものすごく不穏でしたね。

読者からすれば何で!?という印象ですが、この後カリナはどうなるのでしょうかーーー

というかカリナ、自傷行為は絶対にダメだからね?周囲があれほど君の延命治療に力を入れてくれてるのに、ここにきて自傷行為とか許されないよ?

有名作品にまつわる雑学

管理人がとある美術館に行った時の話ですが、そこで見た作品のなかに『血曼荼羅(ちまんだら)』というものがありました。平家の武将である平清盛が、血を付着させた曼荼羅だそうです。

37話のカリナもそうですが、昔から作品に自分の血を混ぜるという考えはあったようですね。ちょっと怖いですが。

⇒『余命わずかの脇役令嬢』38話のネタバレはこちら

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