本記事では『再婚承認を要求します・ソビエシュの回帰』7~8話目のストーリー概要および考察を紹介します。
前回ソビエシュは気絶してしまい、気が付くと現実世界に戻っていました。彼はまだ何一つ目的を達成できていませんが、再び過去に戻れるのでしょうか?
ストーリーの続きをまとめました。
目次
7話(332話)の概要|なぜか現実世界に戻ってしまう
回帰の時間はもう終わり?

ソビエシュが叫ぶと同時に立ち上がると、額からおしぼりが落ちます。そして周囲には、困惑した表情の医者・若いカルル侯爵・ナビエ(肖像画ではなく本物)がいました。
(先ほど見た光景は、悪夢だったのだろうか?)
そんな事を考えていると、医者が現状について説明します。どうやらソビエシュが薬も休養も取らず、さらに窓を開けっぱなしで寝たので風邪が悪化してしまったようです。


部屋から医者が出ていくと、ナビエが冷たい目でソビエシュを見下ろします。その目はまるで「体調管理もできない愚か者」と言っているようで、彼は後ろめたさを感じながら謝罪しますがーーー
ナビエをよく見れば、瞳が揺れていました。素直に反省するソビエシュに困惑したようです。
そこで彼はナビエに心配してほしくて、いかにも体調が悪そうなフリをします。しかしその瞬間にナビエの瞳はスッと冷たくなり「2人とも病気になってはいけないから」と部屋を出て行ってしまいました。


ナビエに手紙をおくる
体調が良くなると、ソビエシュはナビエに手紙を送ります。すると夜にイライザ伯爵夫人(ナビエからの信頼が厚い侍女)がやって来たので期待に胸を膨らませますがーーー
そんな彼を見て、イライザ伯爵夫人は顔を曇らせました。というのも彼女は”良くない返事”を伝えに来たからです。
ベテラン侍女である彼女はすばやく心を静めて、ここ最近ナビエに贈ってくれた品々について礼を言います。そして同時に、もう贈り物をしないでほしいとも伝えます。
それは何も貰いたくないという、ナビエからの明確な拒絶です。
ソビエシュは悲しくなりますが、それでも笑顔をつくり承諾するのでした。
何十年でも許しを請いつづけよう
ソビエシュは数十年かかってでも、ナビエに許しを請い続けようと思っています。
しかし問題は”時間”です。いつまでこの世界に滞在できるのか分からないので、懐中時計を見つめながら悩んでいました。
するとその時、侍従からナビエが来たとの連絡を受けます。
ソビエシュが大喜びで迎えに行くと部屋の扉がすでに開いていて、そこにナビエが立っていました。そこで彼は平静を装いながらお茶に誘いますがーーー断られるのが嫌でつい仮病を使ってしまい、またもや冷たい目で見られます。
そして焦った彼は「本当に具合が悪いんだ」と弁解しようとしますが、慌てるあまり「愛している」と言ってしまいました。
8話(332話)の概要|ナビエの訪問に浮かれすぎた結果
とんでもない言い間違えをする

愛している。ソビエシュがそう告げると同時に、ナビエは扉を閉じてしまいます。


しかし礼儀正しいナビエはその行為が良くないと思ったらしく、ゆっくりと扉を開けてくれました。なお訪問の理由を聞いたところ、イライザ伯爵夫人から「ソビエシュが物思いに耽っている」と連絡を受けたため、少し心配になり様子を見に来たのだそう。
そのためソビエシュは、もう治ったから大丈夫(なおこの言葉は嘘である)だと笑って答えます。
するとナビエは安堵し、それなら良かったと頷き帰りますがーーーこの時、ソビエシュは彼女の背に手を伸ばした後すぐにその手を降ろします。
ナビエは影の動きでそれを知り、眉根を寄せるのでした。
ナビエの態度がわずかに変化する
ナビエに何も送るなと言われたので、ソビエシュは偶然を装って彼女に会いに行きます。
その作戦は功を成してナビエと会うことに成功しますが、その際に彼女から「ラスタはどうするのですか?」と予期せぬ質問をされました。
そこで彼は、ラスタはいずれ別宮に引っ越しさせて、生まれた子供は不自由なく過ごせるよう支援する予定だと答えますがーーー
話を聞いたナビエは何の反応も示さず、そうですかと返事をして去ってしまうのでした。
ソビエシュの回帰・ストーリー補足|部下たちの噂話
モブ視点でのソビエシュについて
ソビエシュは現在、見た目は青年・中身は中年の状態です。
年を重ねているため仕事の処理速度が恐ろしいほどに早く、部下たちは感嘆の声をあげています。しかしそれを妙だとは思わず「苦労したから成長した」くらいに思っているようです。
なおソビエシュの夫婦関係について賭けをする部下も多く、皇后がどれほどの期間皇帝を冷遇するか、皇帝はいつまで皇后に執着し続けるかなど、宮廷内はソビエシュの話で持ちきりです。
本当はこういった話をするのは良くないのですけどね。
ただこれを気にするなと言うのも無理な話でしょう。皇帝の態度が180度変わって、急に元妻に執着しだしたら誰だって気になります。
噂を諫める立場のカルル侯爵ですら、気になってヒソヒソ話に耳を傾ける描写がありました。
ネタバレ感想|まさかナビエは数日で心を動かされたのか?
ナビエの気持ちが分からない!

今回ナビエが妙な言動をしていましたね。何だかソビエシュを許そうとしているように見えました。彼が手を伸ばす姿(と言っても影ですが)を見て情が沸いたのでしょうか?
確かにソビエシュは本気で反省していますが、許すのが早すぎませんかナビエ様・・・あなたは当事者で、一番傷ついた人なのだからまだ怒っていてもいいと思うんですよ。
ああでも、ナビエは頭が良いから人の気持ちを理解できるし、何より冷静な人なんですよね。悲しいほどに、自分の気持ちを抑えて論理的に振る舞う人です。
本編でも外伝でも、ずっとそうでした。
そんなナビエだからソビエシュのことを理解しようとして、彼の気持ちがわかれば許してしまうのかもしれません。
そのために8話後半でラスタのことを聞いたのかもしれませんし。
でもその場合、ハインリはどうなるのでしょうか。ここからどうやってハインリルートに繋がるのか見物ですね。