漫画『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』の53話のネタバレと感想です。
前回、修練生としてバレンタイン邸を訪れたガブリエル。アリアは彼に利用価値を見出して仲間に引き入れようとします。
この後ストーリーはどう展開するのでしょうか?続きをまとめました。
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目次
アリアは屋敷のアイドルと化し、カード争奪戦が起こる
使用人たちが改めて挨拶をしに来る

新妻となったアリアのもとに、執事長・庭師・コック長などが改めて挨拶に来ます。専属侍女のダナが気を利かせて皆を連れて来てくれたのです。
なお使用人たちは皆アリアが大好きなので、彼女からメッセージカード(短い挨拶が書かれている)をもらうとデレデレしながら大喜びするのでした。


クラウドが護衛に任命される
するとその時、黒鷹騎士団の団長・ダスティンとクラウド(ロイドの護衛)がやって来ます。クラウドがアリアの護衛役に任命されたので、その挨拶をしに来たようですがーーー
クラウドの顔は傷だらけで左目が腫れています。
そのためアリアは驚いて理由をたずねると、護衛役に選ばれたクラウドは他の団員たちに妬まれ殴られたことが判明しました。


そのためアリアは怒り、クラウドは自分の騎士なのだから乱暴しないで!とダスティンに物申します。
すると彼はオロオロし、一方でクラウドは「私をかばってくれたのは若奥様が初めてです…」と感動するのでした。
アリアとガブリエルの仲を知り、ロイドは嫉妬する
ガブリエル懐柔計画をロイドに明かす
アリアはここ最近、毎日祈祷室に立ち寄っています。
ある日その件についてロイドに尋ねられたので、アリアは自分の目的――ガブリエルを懐柔する計画――について彼にも説明しました。
ガブリエルがここに滞在する間、悪い感情だけを持ったまま過ごせばバレンタイン家にとって良い結果にはならないでしょう。そもそも彼は、悪意を浄化するために来たのですから。
つまりロイドの立場的にも、ガブリエルとは親しくしておいた方がいいのです。


しかしロイドは、アリアが他の男と親しくするのが面白くありません。結婚したことで独占欲が沸いてしまったのです。
そのためアリアに、一線を守って適当に相手をするようにと注意するのでした。
⇒『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』54話のネタバレはこちら
セイレン〜悪党と契約家族になった〜53話のネタバレ感想
53話のおさらい|どんどん増えるアリアのファン

使用人たちは元々アリアに激甘でしたが、今やアリアは屋敷のアイドルと化していますね。どんどんアリアファン(?)が増えていき、今や直筆のメッセージカードは争奪戦になる始末。
いかついオッサンたちがメッセージカードを巡って争う姿は、一周回って微笑ましいです。
ネタバレ感想|ロイドの独占欲
結婚をきっかけに、ロイドは独占欲のような感情を抱くようになります。アリアが他の男の子と親しくすると、不快な気持ちになってしまうのです。
そのため53話のラストでは、アリアの言い分が正しいと理解しながらもガブリエルに近づきすぎるなと注意していました。
この点については、管理人はロイドの気持ちが分かります。新婚夫婦なのに妻が他の男とキャッキャウフフしてたら、焼きもちを焼くのは当然ですから。
ただしアリアは自分への好意に鈍い子なので、ロイドの嫉妬にはしばらく気づかないでしょう。アリア、早く気づいてあげて!
⇒『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』54話のネタバレはこちら