漫画『結婚商売』の58話のネタバレと感想です。
前回ビアンカは、オデリー王女の庭を借りて剣術の訓練をしていました。するとその時、セリーヌ令嬢とオデリー王女が現れます。
おまけに2人とも使用人のような恰好をしていますが、一体何をしていたのでしょうか?
オデリー王女はなぜか使用人のような恰好で現れる
オデリー王女の素顔
メイドのような恰好で現れたオデリー王女。
話を聞いたところオデリー王女は庭を自ら管理しているらしく、今日も侍女のセリーヌと一緒に手入れをしていたそう。
「私の庭ですから。どんな花が咲いて、散っていくのか。私が正確にしっていないといけないでしょう?」
引用元:結婚商売58話 オデリー王女の台詞
さらにオデリー王女は、せっかくだからと言って庭のバラをプレゼントしてくれます。
ビアンカには真っ赤なバラの花束を。そしてロベルには一輪の白いバラを。するとビアンカは喜んでお礼を言うのでした。
補足|賢く優しい王女様
ビアンカはオデリー王女で剣術の訓練をしていますが、それを大っぴらには言えないので「生け花の練習をする」という名目で庭を借りています。
なおオデリー王女は上記シーンにて、その嘘に気付きながらも言及はしませんでした。
それどころかビアンカにも事情があるのだろうと察して「心配しなくても大丈夫ですよ。私の侍女はこの庭で起こったことを外で口外しませんから」と気遣う言葉をかけてくれたのです。
このシーンから、オデリー王女は優しさと賢さを併せ持った人だと分かりますね。
ブランシュフォール邸にて、家族水入らずで過ごす
ブランシュフォール邸での会話
剣術の訓練を終えると、ビアンカは実家のブランシュフォール邸に立ち寄ります。そしてザカリーも交えて家族とティータイムを過ごしますがーーー
その最中に父・グスタフが、私に何かあってもビアンカの傍には伯爵がいるから心強いな…と言い出したので、彼女は不安な気持ちになりました。
なぜなら休戦中のセブランとアラゴンが近いうちに再び戦争をはじめると知っているからです。
そこで父と兄に、近々戦争が起こるだろうけど戦場には出ないでほしいとお願いします。
しかし2人共、それはできないと断りました。貴族として国の危機を見過ごす訳にはいかないからです。
するとその時、ザカリーが助け船を出してくれました。
「妻は私が戦場に出かけてる間、いつも不安だったと思います。私に何かあったらビアンカが頼れる人はお二人だけなので、ビアンカの望み通りしてください。そうすれば私も安心して戦争に出られますから」
引用元:結婚商売58話 ザカリーの台詞
ビアンカが心穏やかに過ごしてくれれば、自分も安心して戦場に出られる。
ザカリーがそう告げると父兄は納得し、できるだけ出兵せずに待機すると約束してくれました。
ザカリーの疑惑
帰り際、ビアンカは困った事態に直面します。というのもザカリーに、近々戦争が起こるという情報をどこで聞いたんだ?と聞かれたのです。
結婚商売58話のネタバレと感想|オデリー王女の優しさについて
結婚商売58話のネタバレ感想
オデリー王女の素顔
58話ではオデリー王女の新たな一面が描かれました。王女様なのに、庭の手入れが趣味なんですね。
公の場に出ているときの彼女はいつもすました顔で口数も少ないですが、プライベートだと結構おしゃべりな様子。
今まではとっつきにくいタイプの女性というイメージでしたが、単にオンとオフの切り替えが極端なのでしょう。
なぜ訓練をしているとバレたのか?
オデリー王女はビアンカが剣術の訓練をしていると気づいたようです。
最初はなんで気付いたのかな‥‥と不思議でしたが、よく考えたら軍部長と生け花をする貴婦人なんていませんよね。おまけにビアンカの服装は動きやすいパンツスタイル。どう見たって生け花をする格好ではありません。
そう考えると、オデリー王女が気付くのも当然でしょう。
けれどその事を言及することなく、遠回しに「秘密にしておくから安心してね」と言うあたり優しい人であることが分かります。
セリーヌ令嬢が半泣きだった理由
セリーヌ令嬢はどうやら庭の手入れが嫌で逃げていたようです。
58話ではセリーヌ令嬢が虫に襲われて泣きわめくシーンが描かれていたので、それが原因でしょう。
楽しく読ませていただきました。ありがとうございます!
早速のコメントありがとうございます!
いつもまとめてくださってありがとうございます
日本語で読めるのが嬉しいです
こちらこそ読んで頂いてありがとうございます!お名前が可愛いですね!
この回の引用元の所が、『ザカリーの台詞』のハズが『オデリー王女の台詞』になっています。
本当だ!オデリーが武士口調になってる!
教えて下さってありがとうございます。先ほど修正しました。