漫画『再婚承認を要求します』92話のネタバレと感想|マスタスが到来する

再婚承認を要求します

マンガ版『再婚承認を要求します』のネタバレ感想です。92話のストーリーについてネタバレと感想を紹介します。

前回のラストでは、ナビエの元に『マスタス・バイオレット』がやって来ました。彼女は侍女として働きたいようですが、本当に務まるのでしょうか?

⇒『再婚承認を要求します』ネタバレ一覧はこちら

マスタスは侍女として、ナビエの元を訪れるが…

マスタスの到来

再婚承認を要求します

(だからローズは激しく反対したのね)

槍(やり)を背負った無骨な女性・マスタスを見て、ナビエは納得します。しかしその思いは一切顔に出さず、微笑みながら挨拶をしました。

「よろしくお願いします、マスタスさん」

するとマスタスは瞳を輝かせて喜びます。というのも彼女は騎士なので、ずっと”マスタス卿”と男性のように呼ばれてきたのです。

ひよこ
“卿”は基本、男性に使われる敬称だよ。
白うさ
つまりマスタスは、女性らしい敬称で呼ばれたのが嬉しかったんだね。

しかしこの時、彼女は侍女にあるまじき質問をしてしまいます。

「あの、侍女とは何をするのですか?」

なんとマスタスは、侍女の仕事内容を知らないのにナビエの元に来てしまったのです。

ローズは先ほどから顔をしかめていましたが、この言葉を聞くや否やさらに険しい顔をします。そして仕事を教えるため、怒りながらもマスタスを連れて部屋を出て行きました。

ハインリ視点

マスタスが侍女の仕事をしている。マッケナからその報告を聞いたハインリは、お茶を飲んでいる最中にゴホゴホとむせます。

「“卿”ではなく“令嬢”になると普段からあれだけ意気込んでいたのです。機械を狙っていたのでしょう」

呆れたように報告を続けるマッケナ。

それを聞いたハインリは困りました。マスタスは有能な部下ですが、妻の侍女にはしたくないのです。

なぜならマスタスは、他の騎士と違い『地下騎士団』の所属。また残忍なことで有名で『血のまみれの手』という二つ名を持っているほどです。

白うさ
物騒!!!
ひよこ
でもマスタスは、女性らしく過ごしたいようだね。
兄のエイフリンは地下騎士団長。妹・マスタスは地下騎士団二班班長です。

難しい顔でため息をつくハインリ。するとマッケナは苦虫をかみつぶしたような顔をしながら、事の次第について語りました。

「エイフリン卿は妹をコシャール卿に紹介するため、殿下が席をはずした隙に毎日追い回していました」

しかしコシャールに避けられたので、エイフリンは頭を使いました。マスタスが王妃の侍女になれば、コシャールと会う機会が自然と増えると考えたのです。

「マスタス卿には、王妃の侍女になれば誰もが羨むレディーになれると言い聞かせたでしょう」

ひよこ
つまりエイフリンは、コシャールと妹を結婚させる算段なんだね。そのために侍女に推薦したと。
白うさ
マスタスは純粋だから、その言葉を額面どおりに受け取ったんだね。

素直に仕事をこなすマスタス。しかし問題点があった

口げんかの練習中、とんでもない行動に出る

(最初は少し驚いたけど、騎士に任命されただけあって行動一つ一つに礼儀が感じられる)

マスタスの様子を見ながら、ナビエは思いました。

彼女は侍女が何をすべきか分からなかっただけで、学んだ事はきちんとこなします。またローズにも大人しく従っており、たまにボーっとした顔をするのも可愛いのですが・・・

ただ、やはり問題がありました。

「この槍に誓って私の言葉に偽りはない!もし嘘だとしたらこの首を捧げよう!代わりにそちらも命をかけよ!」

マスタスはローズに槍を突きつけて叫びます。

というのも現在、口げんかの練習中なのです。侍女たちはナビエの代わりに、社交界の人たちと口喧嘩をしなければならない時がありますから。

そこでローズ相手にケンカの模擬実習をしていたところ、マスタスは武器を出してしまったのです。

当然ながら、こんな調子では侍女は務まりません。そのためナビエは申し訳ないと思いつつも、今日は帰るようマスタスに伝えます。彼女が傷つかないよう、優しく微笑みながら。

するとマスタスは、嬉しそうに笑って言いました。

「兄にいきなり侍女になれと言われたときは何事かと思いましたが、私には侍女の仕事が合っているようです。ミスをしても指を切られることもないし・・・王妃様は本当にお優しい方です」

そして彼女は一礼すると、部屋を出て行きました。

・・・

2人きりになると、ローズはナビエに向ってきっぱり言います。

「侍女は温情で選ぶものではありませんよ、王妃殿下」

現在、ナビエはクリスタと比較される立場。笑い者になってはいけないのです。だから無暗にエイフリンやマスタスと関わってはいけないと、ローズは忠告しました。

夜の散歩中、マスタスのことを考える

その日の夜、ナビエは1人で庭を散歩しながら考えます。

(ローズの言う通りね。侍女たちは鏡と同じで、場合によっては私が侍女たちのミスに責任を負うこともあるから)

マスタスはローズと違い、計画的に引き入れた相手ではありません。もし情にほだされて侍女にした後、パーティ―で誰かを刺したら大変です。

しかし一方で、ナビエはこうも思います。

誰かが純粋な気持ちで慕ってくれることを嬉しいと思うのも事実だ…と。

鳥の群れに、クイーンの姿を見つける

するとその時。

夜空をたくさんの鳥が羽ばたき、ナビエはその中にクイーンの姿を見つけます。そこで鳥たちの後を追ってみると、幽霊が出ると噂の廃宮にたどり着きました。

そしてナビエは廃宮の庭へと入り、クイーンの姿を探しているとーー

庭の噴水で、クイーンは1匹だけで水浴びをしていました。

(私が見間違えたんじゃないのね。他の鳥たちはどこに行って···)

しかし次の瞬間、ナビエは目を見開いて後ずさります。

クイーンの姿が、裸の美しい男性――ハインリへと変化したのです。

⇒『再婚承認を要求します』93話のネタバレはこちら

『再婚承認を要求します』93話のネタバレと感想

93話のおさらい

ネタバレ感想

93話の最後でついに、ナビエはクイーンの正体を知ってしまいます。鳥一族のことを知っていたとはいえ、かなり驚いたようですね。

ナビエはこの事実をどう受け止めるのか。そしてハインリはどんな反応をするのか。これが次回の見どころかなと思います。

ネタバレ感想|マスタスがかわいい件

マスタスって見た目は怖いけど、ピュアで可愛い子なんですよ。

管理人は原作を読んだ時からずっと、この子かわいいなー早く漫画版でも登場しないかなーと期待しておりました。

漫画版のマスタスは想像よりもゴツイ感じだったので、若干「おお?」と思ったものの、中身は原作どおりの素直な女の子のままなので安心しました。

”マスタスさん”と呼ばれただけで一喜一憂する所とか、ちょっと抜けてる所とか。この子は本当にかわいい。

そういった内面的な可愛さをマンガ版の作者様が忠実に再現してくれたので、管理人は大満足です。

⇒『再婚承認を要求します』93話のネタバレはこちら

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2件のコメント

更新ありがとうございます
まとめを読ませていただいてから絵だけ見てきました
韓国語は読めないので

マスタースはボーイッシュですね
不気味で殺伐とした子ってイメージがあったので
どんなふうに描かれるのかなと思っていましたが
天然でやんちゃな子という感じですね
と思っていたらハインリの肉体美にすべて持っていかれました
本当に美しかったです
ミケランジェロのダビデ像よりももっともっと美しいってどういうこと?
原作小説の挿絵も美しかったのですが漫画家さん本当に絵が綺麗です
表情も美しくて大好きです
この先がとても楽しくなってきました
やっぱり漫画で見るのも良いものですね
これからもよろしくお願いします

>ドラ美さん
コメントありがとうございます!
最後のハインリものすごく美人でしたよね。さすが殿下、お美しい。腹筋とか特にすばらしい。

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