LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』のネタバレ感想です。36話~37話までのストーリーをまとめて紹介します。
前回のラストで、ラスタの子供が生きていると判明しましたね。つまりラスタは、これからもロテシュ子爵に脅され続けるワケですが…
今後、彼女はどうなるのでしょうか?ストーリーの続きを見ていきましょう。
『再婚承認を要求します』36話ネタバレ
ラスタの子供は生きていた?
ロテシュ子爵が育てている子供は、ラスタの子供で間違いない。
そう告げたエルギ公爵に、ラスタは「神殿に調査を依頼したのですか?」と尋ねます。
エルギ公爵は「調査はしていない」と答えますが、彼によると誰がどう見てもラスタの子供だったそうです。
不安そうな表情のラスタを、エルギ公爵は「金なら私が貸してあげよう」と慰めます。
そして懐から借用書を取り出してサインすると、一万クランもの大金を貸すと約束してくれました。
しかもその借用書は月大陸でも最も信用度が高いもの。彼の優しさに、ラスタは感動してお礼を言いました。
ランドレ子爵のその後
ナビエが執務室に入ると、侍女たちが矢継ぎ早に報告をします。
その報告によると、トゥアニア公爵夫人は離婚を決めて現在は裁判待ち。そしてランドレ子爵は、前日に追放刑になったそうです。
また、ロテシュ子爵が首都に移り住むため皇宮近くの家を探し回っているとの噂ですが…
その話を聞き、ナビエは違和感を覚えます。
そして一連の騒ぎを思い出し、ラスタは脅迫されてロテシュ子爵に従っているのではないかと推理しました。
机の中から「恋の妙薬」を発見
ナビエが仕事机の引き出しを開けると、そこにはリボンが付いた小瓶が入っていました。
その小瓶には「恋の妙薬」と書かれていて、ナビエの誕生日に誰かがプレゼントしてくれたもの。
しかし、誰が机に入れたのかわかりません。そもそも本当に効果があるのかすら不明です。
ナビエは誰かのいたずらだろうと言いますが…
侍女は「本当に効果があるかもしれない」「一度試してみて下さい」と言って大はしゃぎ。さらに彼女は、ソビエシュに使用してはどうかと提案しました。
カフメン大公との会議
翌日、ナビエは貿易の件についてカフメン大公と2人きりで話し合いをします。
その際にナビエは「恋の妙薬」を取りだし、害のないものかどうか確認してほしいと頼みました。
カフメン大公によると、この薬は闇市で流通しているもの。
本物の「恋の妙薬」ではないものの一定の効果があり、飲むと最初に見た人を好きになるそうです。
しかし、ナビエは半信半疑。
そこでカフメン大公は「直接効果をお見せしましょう」と言って、小瓶の中身を飲み干してしまいました。
カフメン大公に詰め寄るソビエシュ
カフメン大公が薬を飲みほした後、そこにソビエシュが入室します。
部屋に漂う、微妙な空気。
焦った様子のナビエ。
背を向けたままのカフメン大公。
ソビエシュは2人の様子がおかしいことに気づき、カフメン大公に詰め寄ります。
そして「2人でキスでもしていたのか」と嫌味を言いなら、彼の腕をつかんで無理やり顔を向かせるのですが…
振り向いたカフメン大公の顔は真っ赤で、涙を流していました。
『再婚承認を要求します』37話ネタバレ
「恋の妙薬」の効果
泣き顔のカフメン大公。さらに彼は、ソビエシュを見るなり「今日もお美しい」と口説き文句を言います。
その言葉を聞いたソビエシュは、ドン引きして後ずさり、逃げるように部屋を出ていきました。
部屋に残された、ナビエとカフメン大公。
カフメン大公によると、どうやら「恋の妙薬」の効果が強すぎたようです。
そのため今の彼は、ナビエを愛しすぎて正常な判断ができない状態。
先ほどのように「ナビエを守るためなら、皇帝陛下に妙な誤解をされてもいい」と思ってしまう程、恋に狂っています。
このような状況なので、当然ながら会議は終了。カフメン大公は部屋に戻って、解毒剤を飲むことにしました。
解毒剤を飲んだ後、カフメン大公は…
翌朝。
ナビエはカフメン大公の容態が気になり、彼に会いに行くのですが…
待ち合わせした部屋にいたのは、めかしこんだカフメン大公。誰がどう見ても気合を入れて気合の入った姿に、ナビエは唖然としました。
カフメン大公は「恋の妙薬」の専用解毒剤を飲んだものの、効き目がなかったそうです。
そのため彼は、いまだにナビエLOVEな状態。
さらにカフメン大公は「恋の妙薬をあなたに贈ったのは私です」と明かします。
彼はずっと、ナビエの夫婦関係を見てもどかしいと思っていました。
だから馬鹿げたことと思いつつも、ナビエが苦しむ姿を見ていられずに「恋の妙薬」を贈ったのです。
これ以上いては、またおかしなことを口走ってしまいそうです…
そう言って、カフメン大公は立ち上がります。
そしてナビエを見つめた後、1人で部屋を出ていきました。
ハインリからの悲しい知らせ
ナビエが外を歩いていると、ハインリが駆け寄ってきました。
いつもと同じように、人懐っこい笑顔でナビエに話しかけるハインリ。そんな彼を見て、ナビエは毒気を抜かれます。
しかし彼の口からこぼれたのは「兄が危篤状態になったので帰国しなければならない」という悲しい言葉。
ナビエは一瞬、ぐっと耐えるような表情をしますが…
すぐに平静さを取り戻して「なら早く帰った方がいい」と促しました。
その言葉に、ハインリは少し寂しそうな顔をします。
カフメン大公VSハインリ
ハインリとナビエが話し込んでいると、そこにカフメン大公が登場します。
彼はナビエを見かけたので、声をかけたようですが…
ナビエに挨拶しつつも、カフメン大公の視線はハインリに向けられています。「何だこの男は」という顔で、ハインリをじろじろと見ているのです。
ぶしつけな態度に、ハインリはイラっとしてしまいます。
ナビエは事情を知っているので、フォローするために「私たちは話の途中なので」と言い、その場を去ろうとしますが…
ナビエの手が、ハインリに触れた瞬間。
カフメン大公は、ナビエとハインリを強引に引き剥がします。そして、2人の間に割って入りました。
感想
ラスタ視点の話
ラスタ視点だと、かなり危険な状況ですね。
ラスタの子供はまだ登場していないものの、エルギによると「誰がどう見てもラスタの赤ん坊」らしいので、成長した子供はラスタの生き写しのような外見になるでしょう。
そうなると、何がきっかけで子供の存在がバレるかわかりません。
他人から「あの子供、もしかしてラスタの隠し子じゃない?」なんて言われる可能性もありますね。
ロテシュが子供の存在を隠してくれないと、ラスタの地位は簡単に崩れそうです。
側室に隠し子がいるだけでも問題ですし、ラスタは自分の子供を捨てた逃亡奴隷というレッテルを貼られるでしょう。そうなれば、誰もラスタを庇ってくれません。
それを考えると、ラスタはもうロテシュから一生逃げられないのかなと思います。
ずっと恐喝され続ける人生って、怖いですね。
カフメンが思いのほか優しい子だった
37話では、恋の妙薬をプレゼントしたのはカフメンだったと発覚します。
カフメン視点だと、ナビエが浮気されて悲しむのを見ていられなかったんですね。
そこで彼は、ナビエに恋の妙薬をプレゼントして「これで皇帝陛下をメロメロにしちゃえよ!」とはっぱをかけたワケですが…
警戒心の強いナビエは、簡単に飲んではくれません。
だからカフメンは36話で、薬の効果を証明するために自分で飲んでみせたのでしょう。
最初は「なぜ怪しげな薬をイッキ飲みするのか…」と疑問に思っていましたが、そう考えれば納得です。
側室に子供が居たとしても、関係は無いと思います。
歴史上、前夫(恋人)の子をコロコロした奴は稀ですよ。
何故ラスタはそう思ったのか??
考えると……
やっぱり不憫ですね。
ただ、漫画を読んだだけなのに…。
こちらも!苦しい((苦笑))