LINEマンガで連載中の『再婚承認を要求します』のネタバレ感想です。38話~39話までのストーリーをまとめて紹介します。
前回のラストで、カフメン大公とハインリが激突しましたね。どう考えてもカフメン大公に非がありますが、この先どうなるのでしょうか?
ストーリーの続きを見ていきましょう。
『再婚承認を要求します』38話ネタバレ
睨み合うカフメン大公とハインリ
向かい合った状態で、互いに睨み合うカフメンとハインリ。
ハインリは挑発的な顔で、ため息をつきながら「 先にクイーンと話していたのは私です」と嫌味を言いました。
2人の間にはバチバチと火花が飛び交い、まさに一触即発。
ナビエは冷や汗を流しながら状況を見守っていましたが、これ以上はまずいと思い仲裁に入ります。
そしてナビエは、カフメンを宥めるため彼の肩に触れようとしますが…
今度はハインリが、ナビエとカフメン大公の間に割り込みます。
そして再び、場がピリピリした時。
「王子!!」
と叫びながら、ハインリの護衛(青い髪の男)が駆け寄ってきました。何か事件でもあったのか、護衛の男はただならぬ様子です。
ナビエに促され、しぶしぶ帰ろうとするハインリ。そして別れ際に、跪いてナビエの手の甲にキスを落としていきました。
一難去ってまた一難
ハインリが去った後。今度はナビエとカフメン大公が2人きりになります。
嫉妬したのかとナビエが尋ねれば、カフメンは素直にそれを認めました。バツの悪そうな顔をして、危うく胸倉をつかみそうになったと答えます。
彼は嫉妬するあまり、目に見えない何かが心臓のあたりで大声で叫んでいるような感覚を覚えたそうです。
2人が会話をしていると、今度はソビエシュ(ものすごく不機嫌)が登場します。
2人の親しげな様子を見て、ソビエシュは嫌味を言いました。もちろんナビエは諫めるものの、彼の嫌味は止まりません。
母親はラスタだが、これから生まれるのはナビエの子供でもある。だから行動は慎むように。
と難癖を付けます。
しかし、ナビエは彼の言葉を一刀両断。
冷たい顔で、これから生まれるのは私の子供ではないし私にとっては慶事ではないと否定しました。
そして更に、ラスタの子供は(法律的に)皇子にも皇女にもなれないから10年もすれば存在すら人々に忘れられるだろうと追い打ちをかけます。
するとソビエシュは、鼻で笑いました。そして見下すような顔で、ナビエに暴言を吐きますが…
その時。
今まで黙っていたカフメン大公が、眉をつりあげてソビエシュを殴ったのです。
ハインリの独白
自室へと戻ったハインリは、現国王・ウォートン3世が危篤との連絡を受けます。
ウォートン3世はハインリの兄。つまり彼の死後、ハインリが国王の座を継承するのです。
『再婚承認を要求します』39話ネタバレ
カフメン大公VSソビエシュ
顔を殴られたソビエシュは、カフメン大公を殴り返します。
しかし、ナビエが「やめてください!」と叫んで仲裁に入ったため、ケンカは一時中断。
さらに異変に気付いた騎士たちが駆け付けたため、カフメンは彼らに囲まれて剣先を向けられますが…
ソビエシュの命令により、騎士たちは剣を下げました。
カフメン大公の言い分
カフメンは真っ向から、ソビエシュを言及します。
不倫相手との間に生まれた赤ん坊を、ナビエに「かわいがってくれ」などと言うのは非常識。思いやりに欠ける行為だ。
そう指摘しますが、ソビエシュは気にした様子などありません。
それどころか、ラスタは不倫相手ではなく正式な側室だから問題ないとさえ言います。
さらにソビエシュは、嫌みったらしい顔で「ルイフトとの取引については考え直させてもらう」と言い残し、騎士たちを連れてその場を去っていきました。
ナビエの進言
後日。
ナビエは”ルイフトとの取引を継続すべきだ”と説明するため、ソビエシュの元へと向かいます。そして、取引で得られる利益について話しました。
話の最中、ソビエシュはふと「私は昨日殴られたのに心配もしてくれないのか?」と尋ねます。
ナビエは問題はなさそうだと思ったので、あえて聞かなかった様ですが…
そこから、会話がどんどん不穏になっていきます。
ソビエシュはどうやら「ナビエはカフメンから愛されたいがため、取引を継続したがっている」と誤解しているようです。
そして、そのことをナビエ本人にも言及しました。
もちろんナビエは誤解だと説明しますが、同時にこの状況を「滑稽だ」とも言います。
ソビエシュは堂々と側室を連れ歩き、宮廷行事の時でさえ同行させているというのに、なぜナビエが恋愛するとなると執拗に邪魔をするのか理解できない。
ナビエがそう言うと、ソビエシュは机をドン!と叩いて怒りました。
感想
とりあえず、ソビエシュはあと10発くらい殴られればいいと思いました。
いや本当に。
前々から「最低だなこの男」とは思っていましたが、今回のあのセリフはあり得ないですね。
愛人の子供を、自分の子供だと思えって…そんなの聖母じゃないと無理ですよ。
カフメンが薬で恋愛脳になっていることを差し引いても、ぶん殴りたくなる状況だと思います。
彼自身が誠実そうなイメージですし、そもそもナビエに対して同情的。さらに彼の国は「国王の愛人は、皇后の視界に入った時点でコロコロされる」という認識らしいので…
カフメン的には、ソビエシュの言動はあり得ないのでしょうね。それこそ「こいつ皇帝だけど殴って良いよね!」と思う程には。
そして39話の後半。ナビエは”ルイフトとの交易による利益”についてソビエシュに力説しますが、これはカフメンを庇う気持ちもあったのでしょう。
もちろん利益うんぬんの話もありますが、カフメンが自分のために怒ってくれたのを理解していたからこそ、取引の継続を持ち掛けたのだと思います。