【外科医エリーゼ】113~114話最新話ネタバレ感想㊴リンデンの本心

エリーゼネタバレ

ピッコマで連載中の漫画『外科医エリーゼ』のネタバレ感想です。本編の113・114話についてまとめています。

前回はリンデンが可哀想な状況でしたね。悶々とした状況で放置され、しかも翌日は寝不足。さらにエリーゼは、酔ったときの出来事を覚えていません。

白うさ
悲しい事件だったね。
ひよこ
我慢した王子はえらいよ。

そんな2人が次に訪れたのは、海辺の街。そこで海を見ながら談笑しますが…

今回、進展はあるのでしょうか?感想と一緒にネタバレを見ていきましょう。

外科医エリーゼ

外科医エリーゼ113話ネタバレ

リンデンからの贈り物

ストーリー概要2

エリーゼとリンデンは、ベンチに腰掛けながら美しい海を眺めます。

そして談笑しながら、エリーゼは今回の旅行についてお礼を言いました。最初は急すぎて驚いたけど、とても楽しかったと。

するとリンデンは「話がある」と言い、手のひらサイズの青い箱を取り出しました。そして見るからに高級そうな青い箱を、エリーゼに渡します。

エリーゼが箱を開けると、中に入っていたのはキラキラ輝く指輪。

リンデンは少し頬を染めながら、真剣な表情で伝えました。

そなたが感動するようなサプライズもかっこいい言葉も思いつかない。だから単刀直入に伝える。私と結婚してくれるか?

プロポーズの言葉を伝えたリンデンは、指輪をエリーゼの薬指にはめました。

それを見たエリーゼは、感動のあまり涙を流します。

ひよこ
良かったねエリーゼ!お幸せに!
白うさ
あとは結婚式をあげれば、ハッピーエンド一直線だね。

プロポーズした夜、リンデンは…

プロポーズを終えた後、2人はいつも通りホテルへと戻ります。

夜になりエリーゼが眠ると、リンデンは部屋を抜け出してどこかに向かいました。

リンデンが辿り着いたのは、小さな墓地。

そこには、リンデンの母と姉が眠っていました。

彼は墓前にチューリップの花を添えると、墓に向かって「愛する人ができました」と結婚の報告をします。

悲しみによって感情を無くしていたけれど、それでも彼女と一緒ならば笑って生きていける…

今は亡き家族に、そう語りかけました。

そして同時に、母と姉を奪った貴族派に復讐するとも言いました。

首謀者であるマリエン皇妃も、アムセル侯爵も、それに関わった貴族派も。1人たりとも許さない。

そう告げるリンデンの顔は、憎悪の念にまみれていました。

外科医エリーゼ114話ネタバレ

旅行が終わり、ロンドに帰還

白うさ
新婚旅行編はここで終了。今回からは、舞台がロンドに戻るよ。

エリーゼはお茶を飲みながら、旅行中のことを思い出します。

あれほどリンデンとの婚約破棄を望んでいたのに、結局はまた彼を思うようになり、前世と同じく皇后になる道を選んでしまうのだなと。

しかし、エリーゼもリンデンも前世とは違います。2人は両想いで、気持ちが通じ合っていますから。

そのため彼女の表情は穏やか。確かな幸福を感じていました。

エリーゼが前世で見た、粛清事件の顛末

そして同時に、これから起こるだろう惨事について頭を悩ませます。

もうじきロンドでは、皇位継承権をめぐって皇帝派と貴族派が衝突するでしょう。

エリーゼの前世では、リンデンの粛清によって多くの貴族派が死亡し、最期にはリンデン本人も心を壊していました。

リンデンによる粛清の結果
  1. リンデンは貴族派を処罰することで復讐を成功させた
  2. チャイルド家のユリエンや第二王子のミハイルなど、粛清によって大勢の貴族が死亡
  3. リンデンは大勢を処刑したことで、罪悪感に耐えられず心を壊してしまう

リンデンの復讐心は理解できますし、他人がとやかく指図できる問題ではありませんが…

それでも悲劇を防げるなら、それに越したことはありません。

だから彼女は、ひたすら神に祈りました。どうか力を貸してください…と。

メルキト伯爵VSドリスン伯爵

その頃、貴族派の会議では―――

前回同様、リンデンの支持率について議論していました。このままリンデンが皇帝になれば貴族派は滅ぼされるだろうと、メルキト伯爵が怒鳴ります。

他の貴族たちは「いくら皇帝だろうとチャイルド家には手出しできないはず」と楽観視しますが…

リンデンは今までずっと、復讐のために人生を捧げてきました。だからこそメルキト伯爵は、リンデンが貴族派を処罰するだろうと考えたのです。

しかし妙案は浮かばず、会議は今日も進展しません。

クーデターを起こす方法もありますが、それはあくまで最後の手段。危険すぎるので、ひとまず別の方法を探すことにします。

ひよこ
メルキト伯爵が正解だね。
白うさ
っていうか貴族派の会議、いつも進展しないね。日本の国会と同じだよ。

 

会議後、メルキト伯爵の馬車が衝突事故を起こします。

衝突したのは、皇帝派序列2位のドリスン伯爵が乗っている馬車。この2人は敵対関係にあたります。

どちらも自分に非はないと主張し、さらにドリスン伯爵が「卑怯者め」と嫌味を言ったことから、口論がはじまります。

そして口論が激しくなると、ドリスン伯爵はつい「あなたがレベッカ皇后にしたことを考えれば(卑怯者という評価は)間違っていないだろう」と言ってしまいます。

この言葉により、メルキト伯爵の怒りは頂点へと達しました。

ドリスン伯爵は失言だったと気づきますが、時すでに遅し。メルキト伯爵は手袋を投げつけ、ドリスン伯爵に決闘を申し込みました。

⇒ネタバレのつづきはこちら

113話・114話の感想と、今後のストーリー予想

ネタバレ

新婚旅行編が終わったら、急にシリアスになりましたね。リンデンは旅行中、エリーゼとラブラブして幸せそうな表情だったのに…

リンデンの心には、消えることのない復讐心が宿ったままでした。

彼の心境を考えると、かなり辛いですね。エリーゼの幸せを考えるなら粛清はやめるべきですが、母と姉のことも大事だから、結局のところ復讐を辞めるわけにはいきません。

これは経験談ですが、どれだけ幸せでも復讐心は忘れられないんですよ。

 

けどストーリー的には、リンデンの粛清を止めないと収拾がつかなくなります。

というか、この漫画の主旨から外れますね。タイトルが『外科医エリーゼ』なので、戦争や殺戮を重視したストーリーにはならないはずです。多分。

なので今後の展開としては、エリーゼが頑張ってリンデンの粛清を止めるのかなと予想します。

というか止めないと、前世のようにリンデンが壊れてBADENDまっしぐらですから。

エリーゼが幸せな未来をつかむためにも、粛清は絶対に止めなきゃいけません。これは現時点で、最大のミッションですね。

といっても、リンデンの気持ちの問題もありますから…

その辺を考慮するなら、貴族派を処刑するのではなく爵位を剥奪する(命は取らない)くらいでまとめるのが妥当でしょうか。

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