マンガ版『再婚承認を要求します』の131話のネタバレと感想です。
前回ハインリは騙し打ちのような形で『恋の妙薬』を飲まされました。そして一方でカフメンも妙薬を飲み、よりによってラスタと遭遇してしまいます。
昼ドラが始まりそうな状況ですが、この後どうなるのでしょうか?
カフメン視点|恋の妙薬を飲んだ後、ラスタに遭遇してしまう
ラスタを愛らしいと感じるが…
会場の庭でラスタと鉢合わせた後、カフメン大公は少しだけ彼女と話をします。
しかし“恋の妙薬”を飲んだはずなのに、ラスタには愛情を感じないどころか嫌悪感すら抱きます。なぜなら彼女は愛らしい外見とは裏腹に、心の声はひどく醜かったからです。
『廃妃が不妊だと、何人くらい聞いたかしら?この国の社交界でその噂が立てば…ふふふ…』
引用元:再婚承認を要求します131話.
おまけにラスタは、ソビエシュを嫉妬させるためカフメンを利用しようと考えます。その思考を読んだ彼はより嫌悪感を抱き、翌日再会したときも冷たい態度を取るのでした。
ハインリは妙薬を飲んだ後どうなった?
ハインリの反応
カフメン大公は混乱しながら庭を歩いていました。
今朝ラスタに会ったときは何も感じなかったため薬の効果が切れたと思ったのに、ナビエに会うとやはり愛情を感じてしまうのです。
するとそのとき遠目に、ハインリと元王妃・クリスタの姿を見つけたので物陰から2人の様子を伺いますがーーー
恋の妙薬を飲ませたはずのハインリは、クリスタに素っ気ない態度を取っています。
それどころか「昨日は酔って倒れましたが、誤解されないよう今後は介抱しないでください」と拒絶したので、クリスタは顔を青くして走り去るのでした。
カフメンはようやく自分の気持ちに気付く
一連のやり取りを見ていたカフメンは愕然としました。状況から察するにハインリは一夜にして薬の効果が切れたようですが、カフメンはいまだにナビエを愛しています。
そして彼はこの時『私は元々ナビエを好きだったのか?』とようやく気づくのでした。
まとめ|再婚承認を要求します・131話のネタバレと感想
131話のおさらい
カフメンは基本的に優しい男です。
相手の心を読めるせいか、それとも傷ついた子を見ると放っておけないのか。ラスタを慰めるため彼女の傍に留まりました。
そして会話をしているうちに一瞬ラスタに惹かれそうになるも、彼女の心の声を聞いた後は気持ちが冷めてしまいます。
100人中99人が振り返るレベルの美しさだとしても、醜悪な本音を聞いてしまっては魅力を感じなくなる…という事でしょう。
なおハインリも同様に、翌朝には薬の効果がほぼ無くなったようです。
恋の妙薬はどれくらい効果がある?
カフメンとハインリの反応から考えるに、”恋の妙薬”は一定の効果はあるけれど服用者の気持ちを大きく変えるほどではなく、本来はすぐに効果が消えるアイテムなのでしょう。
飲めば一時的に気持ちが盛り上がるけれど、その効果は長続きしないのかな…という印象。
しかしカフメンは薬の効果がいつまで経っても消えずナビエへの愛に苦しんでいます。
それは元々彼女を好いていたからであり、言い換えればナビエ=好みのタイプの女性だったのでしょう。人の心が読める彼にとって、醜い考えを持たない人は女性であれ男性であれ貴重なはずですから。