再婚承認を要求します・小説151話(マンガ156~157話)のネタバレと感想|ラスタの出産

再婚承認を要求します

『再婚承認を要求します』のネタバレと感想です。原作小説151話のストーリーを紹介しています。

『手形事件』が新聞沙汰になり、前回それを知ったラスタは急に苦しみ出しました。ストレスが原因なのか、予定よりも早く出産日がきてしまったのです。

この先どうなるのでしょうか?続きをまとめました。

⇒『再婚承認を要求します』ネタバレ一覧はこちら

ラスタは早産になり、苦しみながら子供を産む

ラスタ、2度目の出産をする

再婚承認・感想

ラスタは早産(予定よりも早く子供が生まれること)で、赤ん坊が生まれるまでの数時間とても苦しみます。そしてぐったりしながらも「お願いだから男の子が生まれて」と心の中で祈りました。

ソビエシュとの関係が悪くなった以上、きっと次にラスタが妊娠することはないでしょう。となれば今、何としてでも王子を産まなければならないのです。子どものためにも、自分のためにも。

しかし生まれたのは女の子だったので、ラスタは絶望します。

それこそ我が子の顔を見たくなくて、侍女が赤ちゃんを渡そうとしても手で振り払って拒否します。

けれど部屋の外でソビエシュが待っていると言われたので、仕方がなく赤ん坊を抱っこしました。

ソビエシュは我が子と対面する

部屋にソビエシュが入って来たので、ラスタは赤ん坊を抱きながら喜んでいるフリをします。

「陛下、すごく可愛い赤ちゃんですよ」

彼女がそう告げると、ソビエシュは皇帝としての体面など忘れて慌てて駆け寄ります。そして渡された赤ん坊ーー早産なせいか小さな体をしているーーを大切そうに抱っこしながら、愛しさのあまり涙ぐむのでした。

ナビエ視点|西大帝国にも出産の報せがとどく

ラスタの出産は他国にも伝わる

ラスタが皇女を産んだ。

その報せは西大帝国にも伝わり、ナビエは不快な気持ちになります。なぜなら生まれた子供は、ナビエが東大帝国から追い払われることになった決定打であり不和の象徴ですから。

だから赤ん坊に罪はないと分かっていても、祝う気にはなれませんでした。

白うさ
これは仕方がないよ。祝うのも喜ぶのも難しい。
ひよこ
そうだね。報せを聞いたとき、ナビエの家族も顔を歪めてたよ。

ナビエは予知夢?を見る

ナビエはある日、夢を見ました。

怪物のように巨大な鷲(わし)が玉座を強く抱きしめて、ハインリ(鳥の姿)はその様子を見て心配そうに鳴いているのです。

そこでナビエは急いで駆け付けると、巨大な鷲のお尻をパン!と叩きました。

ひよこ
ナビエ「どきなさい!玉座はハインリのものですよ!」
白うさ
さすが強い!怪獣相手でも怯まない!

すると鷲はしぶしぶ玉座を離し、体が縮んで小鳥くらいの大きさに変化します。そして良い子のフリをしながら、ナビエに懐くのでした。

⇒『再婚承認を要求します』152話ネタバレはこちら

補足|ラスタが早産になった理由について

早産になった理由

前回『手形事件』が新聞沙汰になったせいで、ラスタは精神的に大きなショックを受けていました。原因は他にもあると思いますが、これも早産になった理由の1つでしょう。

なおナビエは本件について、少しだけ罪悪感を感じているように見えます。両親を守るための行動とはいえ、思うところがあるのでしょう。

再婚承認を要求します・151話のネタバレと感想

ネタバレ感想①ナビエの見た夢について

ネタバレ感想

151話でナビエが見た夢は、お告げ(予知夢?)なのかもしれません。

夢解きをするなら、ナビエが子供を産んでその子がハインリの玉座を狙う……という感じでしょうか。

それにしても夢の中とは言え、怪獣のような鳥を素手で追い払うナビエ。強いですね(笑

こういう部分はお兄ちゃんそっくりだなと思います。

ネタバレ感想②ソビエシュの育児計画

普通、貴族など身分の高い人は自分で子育てをしません。子供の世話を乳母に頼むのが一般的です。

しかし現時点でソビエシュは、自ら赤ん坊の世話をしようと考えています。育児書を読んで、自分がいない時だけ乳母に世話を頼むつもりのようです。

以下、151話でソビエシュが秘書に言っていたセリフを一部紹介します。

「赤ん坊が生まれたときのために、乳母を探さないと」
「私がいないときに世話をする人が必要だからな」
「そろそろ育児書も読み始めなければなるまい」
引用元:再婚承認を要求します・小説151話

つまりこの人、皇帝の仕事をしながら育児(しかもワンオペに近い)をするつもりなのです。

驚きですよね。秘書もこの話を聞いたときビックリしていました。なおラスタは信用できないので、彼女には子供を任せたくないようですがーーー

個人的に、これって相当な覚悟がいると思うんですよ。

しっかりした子供に育てたいという気持ちは分かりますが、それでも皇帝が「自分で世話をしよう!」とは考えないはず。普通なら、せいぜい教育面に関与する程度でしょう。

それでも自ら子育てしようと決意したのは、特別な思いがあることの裏付けだと思われます。なにせ彼視点だと、最愛の女性を手放してまで得た子供ですから。

⇒『再婚承認を要求します』152話ネタバレはこちら

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